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息子の回旋固定闘病記

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当時6歳の長男に、「環軸椎回旋位固定(かんじくついかいせんいこてい)」の症状が現れるまでの経緯や、病院でのやりとり、転院、そして入院ライフ等について、できるだけ詳しく書き記してい…
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記事一覧

24.偉大なるヒカキン様

我が家はもともと、Youtubeなどの動画は週末のみOKとしていましたが、入院中は好きなだけ視聴…

Anna Uehara
5年前
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23. 良い運動・悪い運動

回旋固定は、頭の重みが首にかからないようにすることが重要だそうです。 首の骨がずれたまま…

Anna Uehara
5年前
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22.弟のケア

我が家には、入院している長男の他に、2歳離れた弟がいます。長男の発病以来、長男のケアにつ…

Anna Uehara
5年前
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21. トイレの苦労

牽引されながらの入院生活で、最も苦労したことの一つ。それはトイレ(特に「大」)です。 変…

Anna Uehara
5年前
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20. 退院したらやりたいことリスト

辛そうな息子にはとにかく、「今は辛いかもしれないけど、未来は明るいんだよ。」ということを…

Anna Uehara
5年前
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19.病室を夢の国にする

家に帰れないばかりか、24時間牽引され続けなければならないなんて、大人でも辛い状況です。で…

Anna Uehara
5年前
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18. 牽引生活

息子が、24時間牽引された状態で生活する上で、お医者さんに言われて気をつけたことや、自分たちで見出したルールを紹介します。 <靴下を履かせる>これは、牽引された状態を作るため。裸足だと滑りにくいため、自分の足でブレーキをかけることができてしまいます。ござを敷いて、靴下を履かせることで、滑りやすくするようにとお医者さんから指示されていました。 <首の運動をする>牽引した状態だと頭の重みが首にかかりません。その状態のままたくさん首を動かすことが大事だと言われました。左右を向く

17. 夫婦の連絡手段

普段、私たち夫婦の連絡手段は主にLINEを使用しています。 しかし、この入院中の重要な伝達事…

Anna Uehara
5年前
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16. 軽いパニック状態

「これから約1カ月間、食事やトイレもベッドの上でやってもらいます。」 先生がそうおっしゃ…

Anna Uehara
5年前
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15. 入院初日

いよいよ病室に入ります。これからどうなっていくのだろうか。 そんな不安に浸る間も無く、病…

Anna Uehara
5年前
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14. 外来そして入院

整形外科で受診しました。 これまでの経緯はすべて紹介元のK病院の先生から共有されていたの…

Anna Uehara
5年前
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13. 小児専門病院のすばらしさ

紹介していただいたのは、Sセンターという、小児医療専門の大きな病院でした。 まず病院内に…

Anna Uehara
5年前
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12. 先生から連絡がきた

K病院で診察してくださった先生からは、受診した翌日のお昼に電話で連絡がありました。 結果…

Anna Uehara
5年前
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11. 覚悟を決めたけれど

これから入院することになる、K病院へ。まずは外来診察から。 こちらの整形外科には、一般の整形外科と、スポーツ外来があるため、待合スペースにいるのはご高齢者がほとんどですが、その中にかなり体格のいい男子学生が3~4人いたりして、なんだかとてもユニークな光景でした。 そんな中、未就学児はもちろん息子だけ。 待合スペースのモニターから流れる朝の情報番組を、ただひたすら見つめ続ける人々の雰囲気に馴染める訳もなく、「退屈だ」「おなかがすいた」などクレームしつづける息子。 予約時