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海へ来るつもりじゃなかった(クラフトビールをめぐる冒険~LAC熱海編)

日本全国で緊急事態宣言が解除され、徐々にではありますが飲食・観光に光が差し始めそうな今日この頃。

新しい働き方LAB研究員として、国内のLAC施設を拠点にビールの紹介を行う本企画も第三回目。次々と拠点を増やすLAC施設の中から、首都圏からのアクセスも良い熱海を攻めました。

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※企画概要についてはこちら
https://note.com/beerjunk/n/n3eb2556f7165

新たな酒屋のカタチを模索する

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熱海1泊2日で可能な限りビールに浸かろうと企み、最初に立ち寄ったのは、静岡浅間通り商店街で開業準備中の酒屋さん。

店主はまだ20代。

ビールで街を盛り上げるべく、酒屋を立ち上げるとのこと。
改装中のお店に足を踏み入れると、業務用の新品冷蔵庫がまだ梱包された状態で置かれていて、この冷蔵庫にこれからどんなビールが収まるのか、期待が高まります。

街の酒屋の新しいスタイルを切り開いてくれそうな新星の登場に、クラウドファウンディングでの応援額は開始早々100万円を突破しました。https://camp-fire.jp/projects/view/505165?list=coming_soon

御殿場高原での再会

続いて「Creema YAMABIKO FES 2021」開催中の御殿場高原へ。
久々にビール片手の野外音楽フェス。コロナ禍で長くライブ会場での飲酒が制限されていましたが、やっぱり音楽×ビールの組み合わせはかけがえのない幸せな時間です。

GKB(御殿場高原ビール)を飲みながら会場を歩いていると、偶然の遭遇!!
クラフトビールを巡る冒険@八ヶ岳でお世話になったサウナトラックが目の前に。

(前回の模様はこちら)
https://note.com/beerjunk/n/n9f6fec4508a0

イベント出店で静岡まで来ていたようで、ビールをきっかけにご縁が繋がる不思議を実感します。

熱海の宿で軒先BEERタイム

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ライブ終演後、本日の宿となるLAC熱海へ。
都心から静岡の入口にある温泉地。海と山が交差する熱海銀座商店街のゲストハウスMARUYAに宿泊します。
店舗の軒先に設置された冷蔵庫を覗き込み、早速ビールを注文。

サッポロ「静岡麦酒」、オラッチェ「熱海ビール‐憩」を、店主とカウンター越しに話しながら頂きます。

隣のスペースでは、別の宿泊客がカードゲームを楽しんでいます。自分はほろ酔いでパソコンを開き、この原稿を執筆。遊びと仕事、そしてお酒が、LAC熱海の同じ屋根の下に心地よく居合わせます。

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醸造家との四方山話

翌日は、雪化粧の富士山を眺めながら「Mt.FujiBrewing」と「Fujiyama Hunter's Beer」へ。

Mt. Fuji Brewing(マウントフジブリューイング)は、個人的に大好きな建築家
の吉田愛さん@SUPPOSE DESIGN OFFICEが手掛けた建物がとっても魅力的。
富士山の湧水を使用したクリアで優しいビールが女性に人気です。
https://suppose.jp/works/mt-fuji-brewing/

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Fujiyama Hunter's Beer(フジヤマハンターズビール)は、農家と猟師が始めた、小規模なクラフトビールの醸造所。
自家栽培の原料をいかした土地に根付いたナチュラルなビールが好評です。
https://fujiyama-hunters-beer.com/

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醸造所を訪ねると、気さくに話に応じてくれて、ビール談議に花が咲きます。造り手の顔が見えるのは、クラフトビールの醍醐味。ビールには人の魅力が込められています。

「いい水の流れる場所で、素敵な人とビールづくりは育まれるなぁ」と感じながら、富士の空気を一杯に吸い込み、お土産のビールを抱えて帰路につきました。

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