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クラフトビールをめぐる冒険

25mプール一杯分ばかりのビールを飲み干したことのある、ビアジャーナリストのジャンク板村です。
「ビールとは、神が私たちを愛し、私たちが幸せであることを望んでいる証拠である。」というベンジャミン・フランクリンの格言がありますが、
そんな幸せ(ビール)をめぐる冒険に興味がある方だけ、先に進んで、お読みいただければ幸いです。

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禁酒法が現代にやってきた!?

ホリエモンこと堀江貴文さんが「禁酒法が現代にやってきた」とコロナ禍の日本を表現していたとおり、時短営業や酒類提供の自粛要請が飲食業に与えている打撃は計り知れません。

ビアジャーナリストという職業柄、私は全国のビール事業者に取材をさせて頂く機会が多くあります。
突然の緊急事態宣言でお酒の提供が行えなくなった場合、他のお酒よりも一般的に賞味期限の短いビールは、『破棄』を余儀なくされるケースが多々あることをご存じでしょうか。販売店、そしてビールをつくるブルワリー(醸造所)への影響・被害は甚大です。

そんな苦しい状況にある醸造所ですが、運営されている皆さんは明るく、そして前向きに、日々おいしいビールをつくる仕事に取組まれています。

「日本全国に約500あるクラフトビールの醸造所。そのビールをもっと飲みたい。レポートして知ってもらいたい。」
そんな動機から、LivingAnywhereCommonsの拠点を基地にして、ブルワリー巡りに出かけます。

土地にしばられない働き方×土地に根ざしたビール

今回、新しい働き方LAB研究員としてLivingAnywhereCommons(以下LAC)の協力を得て、国内のLAC施設からブルワリー巡りが行えることになりました。

LACの拠点MAPをみると、それぞれの拠点の近くにある魅力的なブルワリーが目に浮かびます。
「全国の醸造所を巡りたい。呑んだら泊まりたいし、味や感動を忘れないうちにビール記事の執筆がしたい」
そんなビアジャーナリストの願望が今回の実験で叶うかもしれません。

2021年8月。まずは伊豆下田から実験を始めます

今回の実験では、年内に最低3か所LAC拠点から醸造所を訪ねたいと思います。
実験は、WEBメディアにて醸造所のレポートを掲載しながら「何軒のブルワリーに行けたか」「読んだ人がそのビールを飲みたくなったか」を検証します。

県外への往来に制限がある為、まずは居住地から近い伊豆下田を拠点にブルワリーへお邪魔します。
静岡県東部には「ベアードビール」「反射炉ビア」「沼津クラフト」などの醸造所があり、下田に向かう道中で立ち寄ることが可能です。

全国のLAC拠点から、国内500軒の醸造所を巡るライター生活

今回、『新しい働き方LAB研究員制度』×『LivingAnywhereCommons』から与えられた企画は、「定住前提の制約から解放されたとき、人はどんなチャレンジをしようとするのか」です。

この機会をいかして、

好きな場所(=日本全国そして世界)で、やりたいこと(=ビールを飲む)をしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)の自由研究を行いたいと思います。

全国に点在し、仕事と宿泊が出来るLACの滞在システムは、地ビール・クラフトビールと相性抜群だと感じるのは私だけでしょうか。
この恵まれた機会を活かし、地域の醸造や飲食店を『文章と写真の力』でサポートする活動にチャレンジします。

もし、「近くに素敵なブルワリーがあるよ!」「ぜひうちの拠点にも実験に来て欲しい!」「一緒にビールが飲みたい」という方がいたらお気軽にお声がけ下さい。

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