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『Beep21』創刊3号・特別企画 小口久雄氏インタビュー

セガハードの父・佐藤秀樹氏の後を継ぎ
2004年〜2007年までセガの社長も務めた
小口久雄氏は、AM3研部長、ヒットメーカー
社長としてもセガファンにはおなじみだ。

最先端技術で話題作を生み出し続けた
AM2研の鈴木裕氏に対し、企画の3研の顔
として活躍した小口氏は、ソニックチーム
中裕司氏と同じ1984年のセガ入社組。

同期にはサウンドクリエイターのレジェンド
Hiro師匠もいたという小口氏は、
『セガハードヒストリア』に収録できなかった
重要なキーパーソンの1人として、今回ついに
取材をすることができた。

あの当時のままの楽しいノリで、なんと
5時間におよぶロングインタビューを敢行。

今まで語られることのなかった
「あの時」の話をたっぷりとお届けします!

▼過去のレジェンドたちの記事はこちらから!

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【小口 久雄(おぐち ひさお) 1960年3月5日生】長野県岡谷市出身。1984年に新卒としてセガに入社。デビュー作はSG-1000/SC-3000「どきどきペンギンランド」。その後10年間はアーケードのメダルゲーム系で才覚を発揮し、「ワールドビンゴ」「ワールドダービー」などのヒット作を連発。続いてアーケードビデオゲーム「スーパーモナコGP」を大ヒットさせ、AM3研部長に就任。AM3研の部長兼プロデューサーとして3研からリリースされたほとんどのタイトルを監修・プロデュースした。セガの開発分社化の際はヒットメーカーの社長として旧AM3研のメンバーを率い、2004年〜2007年はセガの代表取締役社長としても活躍。セガのドリームキャスト撤退から会社存続の危機の中、佐藤秀樹氏から社長を引き継いだ際の秘話も含め、初公開のエピソード満載でお届けします。

日焼けの話からいきなりメタバースの話へ

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