前のようにはいかないのは、自分も含め、誰もが変化に適応するために成長しつつあるから

2021.5.17（月曜日） be full of woe

滝の中にいる。

梅雨入りした途端、滝のような雨に見舞われている。まるでアクリル板で作られた箱に入れられ滝の中に放り出されたような気持ちだ。濡れることはないが、その止まない音と先が見えない不安感は私の神経を苛立たせる。

昨日、人間関係で少し嫌なことがあった。内容は世間一般によくあることなのだけど少し考え込んでしまった。人それぞれいろんな悩みがあって、基本的に悩みに優劣はないと思っているが、自分がいざ悩み出すと自分が一番大きな悩みを抱えているような錯覚に陥る。人間が狭いなと思いながらもそればかりを考えてしまう自分がいて嫌だった。

今朝「あぁ雨が鬱陶しいわ...」などと悪態をつきながらルーチンで読んでるブログを読んでいたら、パァ〜と自分の脳みその中が明るくなった。今日のこの日記のタイトルにもなっている『前のようにはいかないのは、自分も含め、誰もが変化に適応するために成長しつつあるから』という言葉を発見。

以前はアリだったことが今はナシになったり、その反対に以前はナシだったことが今はアリになったり、世の中の在り方も人の心も考え方もどんどん変化あるいは進化していっている。それを自分だけが変化しているとばかり勘違いしていた私がいる。だから相手に対して「何でなの？」と疑問を持ったりしていたが、相手もいろいろ変化し進化していってる過程なのだということを理解しないといけないと悟る。そう悟った上で、それでも納得できないのなら相手との関わり合いを断ち切ったり距離を置いたり割り切ったりということをを取り入れて自分の中でリニューアルすべきなのだろう。

私が持っている古いマニュアルは捨てよう。

お互いに進化しつつあることを理解はしたが、私は断ち切る道を選んだ。

スッキリした。

もうそのことで悩むことはない。

湿気で汗がジト〜っと流れてくる。エアコンを入れようか悩む。とりあえず扇風機を目の前に置き汗を乾かす。あぁ冬が恋しいと呟きながら。

人間関係との闘いの後は、この暑さとの闘いだ。

勝てる気はしない。