期待されてないという、自由と幸福

2021.8.29（日曜日）Freedom and happiness

今朝、朝ごはんの支度が済んで夫を起こしに行った。ドアをノックするが返事がないので勝手に入ったらベッドがもぬけの殻だった。「何か不都合なことがあって夜逃げでもしたのだろうか」などと、ドラマチックな展開を想像したみたけど、ドラマチックな出来事なんてそうそう起きるわけはなく、「どうせ早朝ジョッギングかウォーキングに出かけているのだろう」と思って先に朝ごはんを食べながら待っていると30分ほどしてスポーツウエアを着て汗だくになった夫が帰ってきた。

　ほらやっぱり。

今日はパン食だったので再度コーヒーに挑戦してみたが、やっぱりダメだった。いつかまた飲めるようになるとコメントを頂いたが、数日ではさすがに無理なんだろうな。一口だけ飲んで捨てた。その代わりに今朝はアールグレイティを飲む。

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昨夜見たテレビの中で、所ジョージさんが悩み相談を持ちかけられて『悩みっていうのは、自分のことをすごい人間だと思っているから悩みが生じる。自分は大したことのない人間だと思っていれば悩みなんてなくなる』とおっしゃってたのが頭に残っていて、そのことについてまた考えた。悩みの多い人と悩みがないという人の間には、他人が想像できないくらいの葛藤や苦悩や諸々の何かがたくさんあるのだと思うけど、私個人の経験からいうと、悩みが多い時というのはある程度のプライドや驕りが自分の中にあることは確かだ。「自分はこれだけやれているのに、なぜ世の中はそれに気づかない」系の悩みで、例えばこのnoteを書くのでさえ「何を書こう、どういうふうに書こう」とか悩んでしまう。私はプロの作家でもないし、出版社を背中に背負ってるわけでもないのに...。かといって所ジョージさんが言う「大したことない」というのは、能力がまったくないということを意味しているのではなく、自分を過大評価しないってことなのだろうと思った。でも残念なことに過大評価する人って多いのだよ。今、世の中で起こっている意味不明な事件、それが起こる要因はそこではないかと思っている。

「私は大したことない人間です」これを紙に書いて冷蔵庫に貼っておこう。

自分は誰からも期待されていないと思えばこれほど楽なことない。

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猫が食欲不振。夏バテらしい。

見かけによらず繊細な猫である。