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かぼちゃさんとトマト君
かぼちゃさんとトマト君は、お隣さんどうし
かぼちゃさんは、家でグラスやマグカップを眺めるのが好きで、
トマト君は家の外で、元気に走り回るのが好きだった。
ある日、トマト君が壁に向かってボールを投げて遊んでいると、
間違って、かぼちゃさんの家に、ボールが飛んでいった
ガシャン!とすごい音がした。
トマト君は、かぼちゃさんの家に行くと、
窓が割れ、かぼちゃさんの家の食器棚にボールが突っ込んでいた
オンボロぐるまとハリネズミ
あるところに、オンボロぐるまがあった。
オンボロぐるまは、自分の事が嫌いだった
泥だらけで、サビだらけ、おまけにシートに穴が空いている。
こんな、自分にはだれも乗ってくれない。
オンボロぐるまは、いつも、ほかの車が誰かに運転されているのをみて、羨ましく思っていた。
ある時、ヨチヨチと歩くハリネズミがいた。
ハリネズミは、ため息を吐いている、オンボロぐるまをみて、どうしたのかと尋ねた。
オン
男の子と坂道とボール
男の子が坂の上に住んでいた。
男の子は散歩は好きだったが、散歩の帰りが嫌いだった。
坂道を登るのが大変だったからだ。
ある日、お父さんとキャッチボールをしていると、ボールを取れず、ボールは坂道の方に転がっていった。
男の子は、待てーと追いかけた。
ボールは、坂道の下まで来ると、不思議なことに、今度は坂を転がり登っていった。
男の子は、また、待てーとボールを追いかけた。
坂の上にくると、ボ