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美容師に一番大事な能力とは??

美容師の皆さん美容師にとって一番大事な能力って何だと考えますか?

美容室専門社労士の岡田です。

美容師に何が一番大事かをこのお盆に
実家に帰って親と話してきました。

40年以上美容師をする母は即答でした

「相手の望むものをくみ取り、実現する力」

美容師の皆さんって意外と「実現する力」である
「技術」の勉強は熱心にする方が多いのですが、
この相手の望ものを「くみ取る」練習を
している美容師さんって少ない気がします。

今日はどうされますか?と聞いた後、
お客さんからこうしたいという要望がかえり
切り方はこうしましょう。
ヘッドスパのアロマのにおいはレモングラスで承知しました。
ほぼこれくらいの会話でカットが開始してしまいます。

顧客を回さないと売り上げが上がらないし、
忙しいので仕方ないのかもしれませんが、
結構最初の段階で大事なことを聞かれないなと個人的には
感じてました。

なんで、最初にその要望をしたかの背景の確認です。

結婚式ですか?卒業式ですか?お子さんの大事な行事ですか?
しかもそこにどんな思いをもってお客さんは挑まれて、
その流れの中で美容室に来ることがどんな意味のあることだと
思っていますか?

この理解があるとないとで、後の工程、提案が変わります。

久々の休みでリラックスするために来たなら、
ヘッドスパの提案もできます。

大事なお子さんの卒業式に若々しく見られたいお母さんなら、
白髪染めの提案もできます。

今まで通りあまり話をせずに、淡々と切ってほしい人なら
なるべく今まで通りに話しかけない。

最初にお客さんの求めるものを確認するために、
「今回のご要望を頂いた背景を差し支えなければお伺いできますか」
「このタイミングで美容室になんで来ようと思ったのですか」
「今日はどんなことを期待していますか」
こんなニュアンスの言葉が最初あると、
きっとそのあとの関りに大きな意味を持つ背景が聞けるのでは
ないかと思っています。

この時に大事なのは、
小手先で聞こうという姿勢ではなくて、
相手のことを思いやろうとする気持ちや
人への関心ありきのやり取りであることもお忘れなく。

顧客はその点も含めてあなたをしっかりと見ています。

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美容室経営者と一緒に悩み考えます。
実家は創業60年を超える法人老舗美容室
美容室の経営のサポートもしています。

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