文学部だったわたしが法律の勉強をしている今について。今までのすべてが今につながっている。
どうして大学で法学部に進学しなかったんだろうと残念に思う日々です。
法律の勉強は面白い。
しかも知らないより知っていた方がいいことばかりです。
わたしは文学部で日本史を専攻していました。他の学部・専攻は受験しませんでした。
思い返せば誰も「本当に文学部でいいの?」とは言ってくれなかった気がする……高校の担任(国語担当)には「こんなに国語の成績がいいのになんで日本文学じゃないんだ」とは言われました。でもわたしは本が好きすぎて、好きなことは純粋に楽しみたいんです!とか言って、学問として面白いこと(日本史)を極めたいとか理屈を捏ねた気がします。誰か他の学部のことを言おうとしてくれたかもしれないけど、思い込んだら一直線で耳に入らなかったんでしょうね。ワタシ、ソウイウトコアル。
「大学では数学や英語とかの嫌いな科目のことを考えず、好きな勉強だけができる」その可能性しか考えてなかったので、他の学部のことは全く目に入らなかったんです。
でも大人になると、折々でちょっぴり後悔しました。ムスコのことがあって発達心理学の勉強すればよかったと思ったし、何か資格をって思った時には商学部で簿記をとった妹が羨ましかったりしました。(妹にはわたしが学部・資格ともに勧めました)
わたしもいちおう教員免許を取りましたが、先生という職業は自分には無理だと思って採用試験は受けませんでした。
思えば昔から専門性のある職業に憧れてきた気がします。
就職で志望したのは出版社の編集職でした。でも叶わず、次にできそうな気がした職種で内定をもらいました。編集とはまったく違う職種でしたし、もちろん日本史なんてかすりもしない職です。
わたしはこのときもちょっとピントがずれていて、就活の自己PRで部活動の話ばかりしてたんですよね(中高大と吹奏楽部で、勉強は二の次だった)。出版社なんて一番文学部日本史専攻が活かせそうな職種なのに……専攻が活かせる最後のチャンスだったかもしれないのに……
こうやって、大人になって社会人何年もやって初めて気づくことがたくさんありますね。。。
(わたしはそもそも視野が狭すぎる気がしますが)
専門性の高い職業に憧れながら、総合職で何年もやってきて、今の会社で何を身につけたかって言われるとうまく言葉にできずにいます。
たぶん今の会社や同じ業種で勤め続ければ役に立つんだろうけど、みたいなものばかり。
だから大学の専攻にまでちょっぴり後悔が及んでるんだと思うんですけど。
でも、行政書士という資格、仕事で総務を経験して法律の大切さを実感したり、ムスコを育てて成年後見制度について知っていなければ目にも入らなかったと思います。
今こうやって隙間時間でも勉強できているのも、大学受験の経験や、部活をしながらも専門性の高い勉強をしていたことが身になっているのだと思うし。そもそも勉強に適性が高いと自分を信じられているのは学歴のおかげです。
今までのすべてが今の自分につながっている。
だから後悔するより、前を向いていくしかない。
ただ、失敗のリスクが大きい年齢なので、もし合格しても即独立開業は難しいかな〜。
弊社が副業OKになるという噂があるので、そうなったらまず副業からやってみるかも?
ひとまず今の会社で働きながら、実務について勉強していきたいな。合格できたら、ムスコの小学校に合わせて時短ももう少し短くするつもりなので、その時間を実務の勉強にあてて……というイメージ。
思い切って修行がてら行政書士事務所への転職(事務方でも)でもいいかも。
会社にいつでも退職届を叩きつけられるようになるのが合格後のイメージです。ふふふ。
人生ってどうなるかわかんないですね。
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