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【日本酒】白馬八方黒菱 純米吟醸(長野 大町 【白馬錦醸造元】(株)薄井商店)~長野県の日本酒データ~

前回に引き続き、長野でいただいたお酒で美味しかったお酒と、蔵元のご紹介です。

因みに長野県の酒蔵数は、全国2位で81社!!
(1位新潟県 88社、3位兵庫県 68社)
長野県における酒造場の歴史は、室町時代の末期より始まります。
上杉謙信と武田信玄の合戦で有名な、川中島の戦いでも、両軍が、濁り酒で疲れを癒した、というのは有名な話ですね。
その他メモ。

日本酒生産数量: 全国11位(8,188kl)
特定名称酒の比率: 全国24位(57% )
酒造好適米生産量: 全国3位(7,144t)
 1. 美山錦(約70%)
 2. ひとごこち(約23%)
 3. 金紋錦
 4. しらかば錦
(農林水産省 平成26年産米の農産物検査結果、平成27年10月末現在)

金紋錦、しらかば錦で造られた日本酒は、飲んだことがないので試してみたいです。

今回いただいたのは、
■ 純米吟醸 白馬八方黒菱(長野 大町 【白馬錦醸造元】(株)薄井商店)

ホテルでいただきました。
とてもきれいなお酒で、クリアでドライ、
旨味もあり、バランスよく美味しかったです。

「白馬八方黒菱」は白馬村内でのみ限定流通でしたが、コロナ渦で白馬にお越しになれないお客さまの為に、今はオンライン販売を始めたそう。

酒米: 長野県白馬村産山恵錦 100%
米麹: -
精米歩合: 59%
アルコール度: 16度
日本酒度: +1
酸度: -
飲むタイミング: 食中
自分にとっての好み(最大5): 5

白馬錦のHPを拝見したところ、
お酒造りのこだわりは、
「山と、水と、ともに生きる。」

更に、全国で酒蔵数が減少している中、
日本酒造りを盛り上げようと、積極的な展開を試みているようです。
例えば、2018年に「日本酒造りプロジェクト」がスタート。「八方のお酒をあなたが造る」というテーマのもと、
【白馬錦醸造元】(株)薄井商店と八方尾根観光協会がコラボし、地域農業体験型ツーリズムの一環として一般参加型で、
信州の新しい酒米「山恵錦(さんけいにしき)」の田植えと稲刈りを行い、そこで出来た酒米の酒を味わう、
まさに「田植えから新酒を味わうまで」を一貫して体験可能な、「思い出に残る」プレミアムなプロジェクト。

また原料米の品質向上に努めているようです。
春と秋の年2回、蔵元と杜氏、生産者を交えた勉強会を開き、醸造につながる米質の向上を図ったり、平成20年より、環境にやさしい栽培技術を採用、生産農家全員に「エコファーマー」認定を受けていただき、土壌改良、化学肥料による水質汚濁防止などの取組みを始めたり、
平成27年より「さらなる向上を」と始めたのが田んぼに深く水を入れる『深水栽培』。
田植え後の水位を深くすることで余分な枝分かれをなくし茎を太くします。これにより肥料の量を抑えながら、一株あたりの籾の数を減らし、一粒一粒の充実を図ったり・・

素晴らしい取り組みですね!

私も勉強になりました!
オンラインで、お酒オーダーしようっと!

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