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#3 Yuta Nakagawa : SRE として、大きな組織の課題に真っ向勝負。 - Interview with Beatrusters

こんにちは、Beatrust で Intern をしている Rio Suzuki です。アーリーステージのスタートアップ Beatrust の社員、通称 "Beatrusters" へのインタビュー記事の連載企画 Interview with Beatrusters。9 月に入り、一気に涼しくなってきた今日このごろですが、第三回は、2020 年に入社した Site Reliability Engineer の Yuta Nakagawa / 中川裕太さんにお話をうかがいます。

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Yuta Nakagawa

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東京大学工学部卒業、​​東京大学大学院情報理工学系研究科修了。大学では、人間をモーションキャプチャーし、その動きからどういった筋肉がよく使われていそうかをシミュレーションによって計算する研究に勤しむ。大学院に進み、人間の動作を「ヒューマノイドの視点」で観て、「何が人間らしい動きなのか」「動作の本質がどこにあるのか」などへの興味から、ロボットの研究を行なった。その後 NTT データに入社し、法人顧客の技術支援チームで、エンジニアとしてさまざまな案件を担当。その傍ら AI 英会話アプリの発音評価エンジンを研究開発。この経験からスタートアップ企業に興味を持ち、2017 年 ABEJA に入社。ABEJA では、プロダクトと研究を繋ぐ役割として、論文ベースの研究・アイデアを実際にプロダクトに落とす仕事に従事。その後、2020 年 Beatrust に Site Reliability Engineer として参画。

Yuta さんの趣味はありますか?

#ソフトテニス

テニスの練習は月 2、3 回やっていて、大会が近づくと週 2 回とかでやっています。大会も年に 2 回は出場していて、最近は頻度高めで 2,3 ヶ月に 1 回くらいは出ていますね。

テニスは、大学で人間や筋骨格の研究に興味を持ったきっかけのうちの一つでもあります。例えば、人によって動きやすいフォームが色々あっても、他人のフォームを自分では真似することが難しかったり、あるいはそういう真似をしている中で弟がテニスの練習で肩を壊してしまったり。学生時代に 3D モデリングや物理エンジンを活用して試しにフォームを再現してみてもどこか違和感があったり。そんな人間の動きについて色々と考えたりすることが、大学や大学院の研究にもつながった理由の一部でもあるのかなと思いますね。

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仕事をしながらテニスにも全力な Yuta さん。

Yuta さんが Beatrust に入社したきっかけをおしえてください。

もともと、大学時代に行っていた人間やヒューマノイドの研究が、人間の動きをデジタルやバーチャルで解釈するというもので、その経験もあり ABEJA でも「リアルとバーチャルの融合」みたいな仕事が好きでした。

その仕事を進めていく中で、人間とか組織へ興味がより移っていきました。その中で、「こういうことをやりたい」って頭では考えていても環境要因でできない人がたくさんいるなぁと感じていて、そういうことを色々な人と話したりする中で Beatrust という会社を知り、興味を持ちましたね。Beatrust は将来的に、やりたいことが環境のせいでできないという現状を変えるプラットフォームになりそうだし、このツールなら世の中全体レベルで、もっとワクワクする世界を作れるんじゃないかなぁと思いました。

あとは、しっかりとした投資基準をもっていると言われるような VC が出資している会社を調べていた最中にも Beatrust を知る機会がありました。ABEJA に入った頃の初期の、みんなでものを創るようなスタートアップの勢いを求めていたのもあって転職を決めました。

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現在は Beatrust でどのような仕事をされているのでしょうか。

SRE(Site Reliability Engineer)として、サービスが安定して動くために運用の自動化をしたり、セキュリティ面を強化したり、データ基盤を整えたりと、多岐にわたる仕事に取り組んでいます。

「研究分野では世界の研究者に勝てないかもしれない」という学生時代の挫折を経つつ、スタートアップで働いている中で湧いてきた人・組織というものへの興味がベースになって、これからどんなプロダクトを作っていけばよいのかを考えるモチベーションが生まれたのですが、そうした想いは今の仕事をする上でも大事にしていますね。大学院時代の相当ハードな生活も、今の仕事にタフに取り組める根源になってるかもしれないです(笑)。スタートアップ企業での勤務経験も考え方が変わったポイントでもあるので、今までの経験は全て今につながっていると思います。

Beatrust で今後チャレンジしたいことや実現したい夢はありますか。

僕は割と日々技術的に新しい分野に挑戦することを心がけています。将来チャレンジしたいなら、今すればいいじゃんって思うんですよね。自分は 0 → 1 でものを考え出すのは苦手なタイプだと認識していて、面白いアイデアを作るのが上手なメンバーと一緒に、芽が出たアイデアを伸ばしていくところに気持ちをぶつけたいと思っています。そうしたスタートアップに携わり続けた結果、「これは社会にインパクト与えたよね。」と思える価値が提供できたらいいなと思っています。そんな中で、世界が変わるようなアイデアに出会った時に能力がなくて実行できないのが一番残念なので、チャレンジできるように日々勉強を続けたいです。

実現させたいこととしては、何よりも楽しく働いていたいですね!一番は、自分が楽しく働いて、それが人に伝播していって、プロダクトにも反映されて結果として社会課題を解決できたらいいなぁと思っています。それが継続していって、キャリアとして 60 歳になっても現役でものを作っていられる存在でいたいと思っています。

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Beatrust の魅力はどんなところにあると思いますか?

やっていることが珍しいところですね。スタートアップながらも大企業や大きな組織の課題を真っ向から相手にしているのは面白いですし、それが実際に可能な、経験のあるメンバーが集まっているところが大きな魅力だと思います。
僕は、Beatrust を会社というよりは、各自やりたいことがある人が集まる「場所」だと思っています。自然と各自やりたいことがある人が集った結果、Beatrust になっていると感じますね。Beatrust という会社自体の魅力ではなくて、会社という形式だけど、やりたいことを持った人がそれぞれのビジョンを実現するための集合体、つまりは「場所」としての魅力がとても大きいと思います。

ズバリ、これから Beatrust に入社していただいて、一緒に働きたいのはどんなひとですか?

ワイワイ楽しく働ける人ですね。Beatrust のビジョンはお客さんに対してだけではなくて、もちろん対内的にも達成すべきものであると信じているので、その人のポテンシャルを生かして働けると感じています。そうした仲間と同じ目標を設定して、一緒に走り切りたいです。生きるために仕事をするスタイルではなくて、こういうことをやりたいから仕事をしている。やりたいことを実現するために Beatrust で仕事をする。そういう考えの人と一緒に働きたいと思っています。

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いかがでしたでしょうか?Beatrust は、2020 年に創業して以来、様々なグローバル企業やスタートアップなどで経験を積まれたメンバーが、お互いを刺激し合いながら日々仕事をしているアーリーステージのスタートアップで、続々と仲間が増えています。また次の社員紹介記事もお楽しみに!

ご興味をもった方は、ぜひほかのメディアや、Beatrust に関するニュースリリースもご覧ください!また、取材依頼やそのほか本記事に関するお問い合わせは marketing@beatrust.com までお願い申し上げます(現在取材などのご依頼が非常に多いため、ご回答までお時間をいただく場合がございます)。

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