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オンライン時代のコミュニティ伴走者

夕焼けアイコンのジャーニーマンです(長いのでジャニって呼ばれてます @beajourneyman )。アドベントカレンダーもいよいよ終盤線です。

本noteは「コミュニティマネージャー Advent Calendar 2020」20日目の記事です。
<テーマ>
・コミュニティマネージャーをやっていて嬉しくなる瞬間
・コミュニティを運営していて思うことや考えていること
・こんな想いでコミュニティを運営しています
・コミュニティを運営してみたい人へのメッセージ

コミュニティを運営している方を執筆者として募集されていたので、エントリーしました。


昨年参加のエントリーのおさらい

昨年も同じアドカレにエントリーしました。その話しの続編というか、今年の変化を踏まえて簡単にまとめます。

<書いた趣旨をざっくりまとめると…>
コミュニティの活動を第一に、リーダーの伴走者であり、強みを生かしてプレーヤーとしても活躍する"フォロワー"になろう。


コミュニティの在り様が変わって

ひとびとが集まって活動をすることがほとんどなくなった今年、みなさんのコミュニティ活動も大きく変わったのではないでしょうか?

有志のボランティアで運営されているコミュニティの多くは、完全オンライン・フルリモートの運営体制に移行しているケースが多いと思います。少なくも自分が運営に参加しているいくつかはひとつの例外なくオンラインへ移行しました。

幸い自分自身がブログ執筆とライブ配信ができたので、強制的にオンラインになって活動の幅が広がった年でした。ひとつは #オープンコミュニティ報 という形で、もうひとつはイベントのライブ配信です。


オンライン化の先にあった"距離"

みなさんも共通して感じるのは、オンラインにおける登壇者・運営者と参加者の間に生まれる距離ではないでしょうか? 場所の制約がなくなったコトは大変革でしたが、会って感じられる部分が減ってしまったのは事実です。

その時に工夫したコトや学んだコトを連続して何本かnoteにまとめました。

書いた趣旨をざっくりまとめると…
オフラインイベントをオンラインにそのまま移行するのではなく、オンラインだからこその視点で根本から見直して改善していく。大事なのは"参加者目線"の体験設計。

今でも新しい視点を得たら、試してみて改善を続けています。どう双方向の関係性を築けるかいつもチャレンジです。


オンライン時代のコミュニティ伴走者

経緯や背景を踏まえて考えるコレからも続く「オンライン時代のコミュニティ伴走者」について考えます。昨年はこんな風に定義しました。

<フォロワー(伴走者)像 >
・リーダーが実現したい世界(カルチャーや文化)に共感している
・共感したカルチャーを広めたいと思っている
・リーダーの良き理解者でありたいと思っている

今年の激変を踏まえて見直しても根本は変わっていないと感じました。その一方で、比重は大きく変えた方が良いと感じました。それは3つ目の「リーダーの伴走者」としての振る舞いです。リアルで会ってコミュニティ活動の振り返りや今後の運営方針を語らいながら、杯を酌み交わす場は、当分なさそうです。そうなると(在宅勤務でも同じコトが言えると思いますが)、より積極的で存在感や呼吸が感じらるオンラインでの振る舞いが大切です。

それまでは、コミュニティのための時間はイベントの会場であったり、運営会議であったり、日常を飛び出して"サードプレースに行く"線引きがありました。今はそれは"ファーストプレース(自宅の日常)にお邪魔する"線上になりました。つまり、密度や手段がガラッと変わったのです。

密度:オフライン時代は1度の凝縮 ⇄ オンライン時代はこまめに分散
手段:会ってその場でじっくり議論 ⇄ テキストチャット非同期で調整
空気:場で感じる盛り上がりや熱量 ⇄ SNS的な返信やリアクション

もともとオフラインで支えていた方が同じようにできるかと問われれば、疑問符がつく変化です。意識して行動を変えないと上手に振る舞うのは難しいのではないでしょうか?

幸い自分自身は早い段階で「振る舞い方の大転換」に気付けたので、感触を掴んだ運営手法から良い部分を活かして、他のコミュニティに横展開し、現在もオフライン時代に負けない熱量で活動を続けています。加えて、新たな活動の場が広がる結果にもなりました。

ピンチはチャンスと言います。この変化をどう捉え、どう向き合うかは、コミュニティ運営者自身です。運営のヒントになれば騒いです。


最後に…

最後までご覧いただきありがとうございます。普段から、いくつかのコミュニティを運営する中で得た気付きをお届けしました。コミュニティ運営についてマガジンにまとめています(本noteもまとめます)。このnoteが参考になった方、良かったらフォローしてご覧ください。随時更新して行きます。

コミュニティ運営者のみなさん、オンライン時代も熱量の高い活動を続けて行きましょう。


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