#189_【スタディツアー】国境の島で学ぶ意味 -「国境」編-
弊社では「国境の島・対馬で「学ぶ」と「遊ぶ」を楽しむ旅行商品を提案します」という謳い文句で、旅行企画を作っております。
前回記事で「国境」と「島」は、日本人の大多数にとって異次元のワードになっていそうと書きましたが、日本のすみっこまできて、果たして何が学べるだろうか、という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで今回は、「国境」と「島」をテーマに、対馬に来たらどんなことを学べるのかについて、改めて紹介していきたいと思います。
交易
昔は航空機というものがなかったので、海を介して様々な文物が行き交っていました。そして、海を渡るにも、いまほど航海や造船の技術が発達していなかったわけですから、島も例外ではありません。
よく「日本で初めての〇〇」と紹介されるものについて、発祥の地を調べると横浜や長崎だったりするものが意外に多いと思いますが、対馬も古くから外国からの玄関口になっていましたので、それを裏付けるものが数多くあります。
国防
最前線にいますと、新しいものや珍しいものが早く入ってくる反面、周囲とのとの関係が悪くなると矢面に立たされますので、緊張感が生まれやすい場所でもあります。
外交、交流、それらを支える人々
日本の最前線であり、様々なバックボーンを持った人々と交流してきた対馬では、数々の難しい選択をに直面してきました。
そんな一面を表す資料が残っていますし、様々な方が働いています。
近年はVUCAの時代ともいわれますが、国を越えて交流するということは、未知なるものと接触する機会が増えますので、平たく表現しますとハイリスク・ハイリターンな場所といえそうです。
対馬で暮らす人からしますと、もはや当たり前で気にも留めていないかもしれませんが、日本国内で外国との接触ができる場所は限られていましたし、いまの世の中、国境を飛行機で越えることのほうが多いかと思いますので、このような題材がある場所は貴重だと思います。
グローバルで物事を考える視点を得るために、日本と周辺諸国との関係を学べる材料がたくさんある対馬で学んでみませんかo(^-^)。
※長くなってしまいましたので、島編は次の記事で紹介します。
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