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#97_【対馬旅行】雨の日の観光

前の記事で、冬の対馬を推す理由を書きました。

ここでもうひとつ、逆張りのアイデアとして、雨の対馬をどのように楽しむか、考えてみたいと思います。

対馬に限らず、どこの離島でも、雨の日のアクティビティが課題として挙げられます。裏を返しますと、行程に組まれている内容の大半が、移動か屋外で楽しむ内容だということですね。
昨年対馬博物館がオープンし、登山やマリンレジャーが悪天候と重なったときには、代替の訪問場所として利用されているという話も聞きます。

【対馬博物館と金石城櫓門】

とはいえ、遠路はるばる大自然が満喫できる対馬にやってきて、屋内に引きこもっているのも残念な感じがしますので、実際、雨に日はどんな景色になるのでしょうか、見てみましょう。

【対馬を代表する展望スポット、烏帽子岳展望所です。】
【どこか違う世界にトリップしたのではないかという印象です。】
【厳原のランドマーク、清水山城一の丸から見た厳原城下です。】
【遊漁船で安神の沖からの景色です。】
【雨の日の浅茅湾シーカヤックです(鋸割岩の横を通過中)。】
【雨の日の上見坂堡塁です。】
【日露戦争前に作られた弾薬庫と砲座です。】
【上から覗いてみました。】

山に限らず、通り道が岩肌むき出しであったり、そこに苔が生えていたりしますので、どこへ行ってもスリップします。
普通に探検する場合でも同じかと思いますが、できるだけ滑りにくい靴を履いていくことは必須です。

そして問題は登山です。
正直なところ、山頂からの景色が期待できない場合や、ロープがなければ登れないような気象条件では中止にしたいのが、ガイド側の本音ですが(白嶽や城山(金田城)の山頂には、ロープ柵や囲いがありません)、お客様も遠路はるばるお越しいただいておりますし、登山中に雲が流れることもありますので、なかなか判断が難しいところです。
※雲が流れても足元が滑りやすいのは変わりませんので、その点は十分ご留意ください。

【これが白嶽(雄岳)山頂です。】
【白嶽山頂(雄岳)からの景色です。】
【白嶽山頂ではパノラマが楽しめるため、360°このような景色に遭遇することもあります。】
※上の写真とほぼ同じアングルで撮影しています。
【風向きにより、少し下るだけで雨風がしのげる場合もあります。】

なぜ急にこのようなことを思いついたかと言いますと、そもそもアクティビティの多くがアウトドアの対馬で、「雨が降ったら何にもできない」ことを説明する材料を探していたのですが、写真を集めるうちに、意外と雨も悪くないかもなぁと思いはじめ、このように書き綴ってしまいました。

たしかに出掛けるモチベーションは上がりませんし、事故のリスクも高まりますので、積極的にオススメしたくありませんが、雨の日でも雨の日なりの楽しみ方がある、とは感じた次第ですf^_^;)。


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