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#130_【ガイドツアー】新緑の白嶽にo(^-^)

最近、鰐浦のヒトツバタゴの開花予想の参考になればと思い、厳原にあるヒトツバタゴを写真をInstagramにあげていたところ、以前対馬に赴任されていた方から「緑がまぶしい季節ですね」とコメントをいただきました(^^ )。

対馬は、利尻島(利尻富士)や屋久島(宮之浦岳)のように極端に高い山はありませんが、島の約9割が山で占められており、全国の自治体の中で、名前が付けられている山が日本一あるといわれています。

そんな対馬の中でも代表する山といえば、古くから霊峰として崇められている「白嶽」ということで、早速ご紹介していきましょう。


対馬の霊峰・白嶽

白嶽は、山そのものがご神体、信仰の対象であったことから、山頂周辺には原生林が残り、大陸系と日本本土系の植物が混生することから、国の天然記念物に指定されています。

【遠くから見るとこんな感じです。双耳峰ともいわれます。】
【片方の山頂(雄岳)からもうひとつの山頂(女岳)を臨みます。背後は浅茅湾です。】

「世界ふしぎ発見!」など、メディアで取り上げられる機会が増えていますので、目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
空撮映像で見ると、ガチの登山家じゃないと登れないんじゃないか!?とビビってしまいそうですが、普通に登れます。

それでは、どんな感じの山なのか、ご紹介していきましょう。

【登山口(第一駐車場)には霊峰にふさわしい感じの滝があります。】
【標高が低いところは、植林された場所も通ります。】
【岩にへばりつくように生えている木も目に付きます。】
【修験者が寝泊まりしたといわれる行者の岩屋です。こんな巨石がそこかしこにあります。】
【この鳥居から上が原生林です。】
【白嶽の原始林は、林野庁の「水源の森百選」に選ばれており、水天宮が祀られています。】
【山頂に近づくと、こんな感じのところも登ります。】
【ファイト~・いっぱ~つ!(゚∇゚;)☆\(-_-;)】

標高は518mながら、岩盤をよじ登る箇所もあり、矛盾した言い方になりますが、手軽に本格的な登山気分を味わえますf^_^;)。

そしてなにより、360度開けた山頂から景色を眺めると、達成感もひとしおです(o゚▽゚)o。

【浅茅湾の大口瀬戸です。その奥に朝鮮半島が見えることもあります。】
【北東には宗像の沖ノ島が見えます。】
【南東には、壱岐や九州本土が見えることがあります。】

※5月はあまり視界が良くないので、秋~冬の写真を載せています。もし、風景を気に入ってくださいましたら、その時期にも登っていただけると幸いです。

ちなみに、のぼれる雄岳山頂を下から見上げるとこんな感じです(゜o゜;;。

【こちらが雄岳山頂です。】
【雄岳山頂から下山中に見る雌岳も素敵です】

※山頂には、安全柵や落下防止のロープは設置されていません。また、360度開けているということは、風を遮るものがないということですので、くれぐれも突風にご注意ください。

登山中には、こんなお花にも出会えます。

【キエビネです。】
【群生しているヒトリシズカです(なんとなく哲学命題っぽいf^_^;))】
【色々な種類のスミレが咲いています。】

ガイドツアーについて

弊社では、白嶽の登山ガイドをしております。
油断すると生死をさまよう大けがや遭難につながる恐れがありますが(過去に、自衛隊まで捜索活動に加わる遭難事案も発生しています)、コツが掴めれば初心者の方でも、つまずくことなく登頂できますので、ご安心してください。

また、スケジュールの都合で時間どおりに下山できるか不安という方も、ガイドがいれば安心ですので、お気軽にご相談ください。

少し動くと汗ばむようになったこの季節、山でリフレッシュするのはいかがでしょうかo(^-^)

【登山中、何度となく「ぼく帰る~」と言っていた小学3年生(当時)も、山頂ではこの笑顔です(^^)d】



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