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僕の星はまだ少し余裕があるから
2019.11.07
「別れようって、決めたんだ」
こちらを気遣うような、申し訳なさそうな目線。その言葉は、ひどく軽かった。決めた? それは一人で決める事なの? なぜこのタイミング? 前会った時は好きって、楽しいって、言っていたでしょう? 夥しいクエスチョンマークの群れに耐えられなくなって、僕は尼寺へ駆け込んだ。
数少ない異性の友人に、悩みをつらつらと述べ立てた。もがいて、もがいて、疑問
祖母とこじれた仲が一向に戻る気配のない話
孝行心に溢れた午前九時の僕を迎えたのは、昨晩と変わらない祖母の怒声だった。
「あんたねぇ!老人は一日やそこらじゃ切り替えらんないのよ!!少しは考えなさい!!」
絶望感に似た悲しみに襲われた。それでも、祖母に寄り添おうと思った。祖母のお皿は洗おうとした。洗濯物は率先して外に干そうとした。しかし、反応は変わらなかった。
「自分の事だけ先にしてれば良いじゃない!」
「私の事はアンタにはお世話にな
祖母とこれまでにないくらいの大喧嘩をした話。
感情に結論が出ないので、しどろもどろな文章になってしまうかもしれません。すみません。読んで下さると嬉しいです。
僕と祖母は、結構仲のいい方だと思う。お互い価値観は違うけれど、テレビ見ながら冗談言ったりして。祖母にとって俺は、孫であるほかに、暇潰しの話し相手みたいなものでもある。だから祖母と喧嘩しても、大体どちらともなく和解に至る。そんな僕たちが昨晩、今までにないくらいの大喧嘩をした。そんな話。