分散登校はお休みします/学校をつくろう!に至るまで④
6月に入って、いよいよ分散登校が始まりました。
我が家は、夫婦で話し合い、息子ともしっかり対話し、分散登校期間は登校しないことに決めました。
・暮らしていた土地でも少しずつ感染者が出ていたこと
・コロナが流行し始めた時には休校期間に入っていたのにも関わらず、「子どもたちの間での感染は認められていない」という情報は我が家にとって信じるに足らなかったこと
・私はこの期間に仕事をほぼやめていたこともあり、自宅学習の継続が可能だったこと
・息子自身、「コロナもこわいのはあるけど、そもそも学校へはやっぱり行きたくない」という気持ちだったこと
理由はこんなところです。
この期間は各家庭での判断に委ねられていたので、お休みすることを伝えすんなりと受け入れてもらいました。
なんだか、猶予期間をもらったような複雑な気持ちになったことをよく覚えています。
三密を避けようという新生活が推進されていく中で、
三密を避け続けることは難しい学校という場に行かせることに多くの疑問があったのも嘘ではありません。
禁止事項や決まり事が一層増える場所で、子どもたちがリラックスして過ごせるのか?
なんだか直感的に私はNOでした。
でも。
コロナに関連する理由を並べてみたところで、私も息子も、対話すればするほど、根本的な理由はそこにはなかいことが浮き彫りになるばかりだったんです。
学校に行かないこの生活で、瞬く間に元気になった息子。
学校というシステムが合っていない息子。
「休校期間中は」という理由をつけていても、本登校はすぐにやってくる。
もう、なあなあにするのはやめよう。学校とちゃんと話をしよう。
休校期間中に学年が変わり、それまで主にお話を聞いてくださった教頭先生は異動し、担任も変わり。
新学年の児童調査票に、登校前に一度面談を希望する旨を記入していたけれど対応はなく、叶っていませんでした。
やっぱり、息子のことを一度しっかり話したい。
息子の特徴や親としての想いを伝え、先生方とお話ししてから今後のことは考えよう。
担任に申し出て、面談の機会をとってもらうことにしたのでした。
⑤本登校開始前、学校との面談/学校をつくろう!に至るまで⑤に続く
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