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休職中期 適応障害について学んでみた
休職も3週目に入りました。
そろそろ本も読めるようになり、これを機に色々学んでみようと思いました。
その中で、今回は適応障害について書いてみます。
そもそも適応障害ってなに?
「適応障害」という言葉は、診断時に初めて知りました。
ひとまず適応障害は何かを知るために、YouTubeのこちらの動画をみました。
以下簡単な要約です。
適応障害とは:
・健康な状態から高ストレス状態に転じると発生
・適応障害はストレスから離れれば比較的速やかに回復する
・適応障害の治療はストレスから離れて休むことであり、基本的に投薬は必須ではない
わかりやすく解説してくださり、まだ本を読んだりはしんどいな、と思っていた時期にも頭に入りました。
ネット検索だと色々ひっかかりすぎるし、字面だけだとドライに見えるのでYouTubeはおすすめです。
うつ病との違いは?
適応障害とうつ病の違いについても、上記の益田先生の動画に解説があります。
以下簡単な要約です。
・うつ病と適応障害の症状は基本的に同じ
・臨床的にはうつ病の方が重いイメージ
・うつ病は「脳病」で繰り返すイメージ、適応障害はストレス要因から離せば比較的早く回復する
・とはいえ、脳科学的にどう異なるかは解明されていない
結論、脳科学的にどう異なるかは解明されていない、割と曖昧な概念だそうです。
臨床するとだいたいわかると益田先生もおっしゃっていましたが、やはり一番はストレス要因が明らかかどうかなのかな、と解釈しています。
どうやったら抜け出せるの?
これに答えがあったら誰も苦労しないですよね。
人によって違いますし、正解なんてないと思います。
あくまで一例として、私が図書館で出会った本を紹介します。
色々と小難しい本も読みましたが、一番はこれでした。
端的にいうと、
うつヌケを経験した著者が15名以上のうつヌケ経験者にインタビューをし、それぞれの発症きっかけ〜うつヌケまでを描いています。
もちろんみなさんきっかけは違うのですが、
何がきっかけで変われたのか、ここまでサンプルが多い本は他に出会えませんでした。
気楽に読めますので、ぜひ読んでみてください!!
***
色々と読みましたが、適応障害やうつの本って、
1人の方の経緯から現状までを描いていたり、
複数のケースはあれど精神科医の方の本で休職中に読むのはちょっと、、
という印象を受けました。
もちろん、知りたい情報はタイミングによって違いますが、最も情報量が少ないのが、「どう抜け出したのか」でした。
経緯だって症状だってわかっている。
適応障害なのもわかっていて、
じゃあ私はこの先どうすればいいの??
と思っていたときにこの本を読んで、とても気持ちが楽になりました。
今振り返れば、そんな焦らなくていいのに。と思いますが、
焦る気持ちはどうしようもないので、落ち着けるものが手元にあると安心できると思います。