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焦りと微睡み_00:23

いくつものカラフルな線で繋がれた路線図を画面上に広げていた

( どうしたら、いけるかなあ、 )

以前の失態を恐れ思うように動けない自分と、より一層監視の強まった両親。
うとうととする身体の重みを振り払おうとしつつも睡眠への誘惑に負けそうになる。
今逃したら次はいつになるかわからない。
そう思って必死になっていた。
…当然、神様は救っては下さらないのだけれど。

…ねえ、ぼく、
いつになったら、じゆうになれる?
ぼくがわたしになったら、すこしはちゃんとみてくれる?
ぼくがちゃんといいこになれたら、すこしはゆるくしてくれる?
ぼくがもっとがんばれたら、こんどこそは、
ぼくを、みてくれる?

何の欲なのだろう。
孤独感、寂寥感、希死念慮、憂鬱。
いろいろな感情がいまのぼくを包み込んでいる。
突き放せない、ずっと纏ってしまっている、負の感情達。

…きみたちも、いつかはちゃんと楽にするからね。

だれにいっているのか、なににいっているのか。
よくわからない。
微睡みのなか、ただ必死に思いつくことを殴り書く
なにもおもしろくない駄文。
これだけは、ちゃんとわかるなあ、
あいたいな、すきだから。

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