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私に香水の話だけをさせろ
させろ!この野郎!
香水の!話!だけを!させろ!
(13000字あるので注意)
▼ オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー編
OFFICINE UNIVERSELLE BULY
【サモトラケのニケ】
ミルラの神秘的な香りがベルガモットとジャスミンのエッセンスを包み込む。チュベローズに優しく融合するマグノリア。
アンティオキアのアレクサンドロス作「サモトラケのニケ」にインスパイアを受け、調香師アリエノール・マスネが創りだした水性香水。ルーブル美術館とのコラボレーションによって産まれた期間限定商品。
潮風に乗って運ばれるシトラスの香り、潮流激しい海峡、海水に濡れた白いドレープをまとった勝利の女神。彼女の大理石の足元には、波と歌、バラ、大海の歴史、そして彼女が征服した土地が横たわり、英雄たちの心が転覆する。
香りの創作には地中海のブーケ(ジャスミン、オレンジの花、ローズ、マグノリア)と、海と塩の要素を組み合わせました。女性が立つ船は、ウッディとミルラで表現しています。
ずっと憧れだったビュリーの水性香水を!ついに!買っっっっった!!
(やっちまった)
私はサモトラケのニケ、かんぬき、の2つが好きだったのですが、どちらかを選ぶなんてことは到底できないので、両方買いました
(強欲な壺の顔)
まず、こちらサモトラケのニケ
私は、海の香りだな、と思いました
海の香りというと、ジョーマローンのウッド セージ & シー ソルト?を思い出しますが、私はニケのが5億倍好き
また、"ミルラ"というワードを見ると、これまたジョマロのミルラトンカを思い出すかもしれません
でも私はニケのが5億倍好き
私は子供の頃、海と縁があったこともあり、海の匂いが好きです
でも海は怖い人がたくさんいるので、閑散期に散歩するくらいしか、今は行けません
今は大人になって、嫌なことも良いことも難しいことも簡単なこともたくさん見てきて、心は複雑化してしまったけれど、これは子供の頃のギリギリ純粋な心で嗅いだ海の香りです
(純粋な心を持っていた頃なんて本当はないかも…)
雑念のない海、綺麗なわけでも透き通っているわけでもない海
そんなイメージです
持ちは3〜4時間ほど
【かんぬき】
麝香を焚き染めた豪奢なベッドに広がる百合。
フラゴナール作「かんぬき」にインスパイアを受け、調香師デルフィーヌ・ルボーが創りだした水性香水。ルーブル美術館とのコラボレーションによって産まれた期間限定商品。
卓に置かれたリンゴの香り。口から首へ、胸元へと続く口づけを思わせるつややかな果実。入り乱れるシーツ、もつれ合う髪、狂おしいほどの愛撫。白いムスクの香り漂う燃える恋心、秘め事の官能的な喜び。
アイデアは「禁断の香り」。少しスキャンダラスで官能を感じる香りです。
頭に次々と浮かんだのは百合、林檎と栗でした。百合の重く、温かい香りは間違いなく必要でした。スキャンダラスな花でもあり、女性らしく、フローラルさもスパイシーさも備えた香りです。
「禁断」と名のついた香水に、ジバンシーの「ランテルディ」がありますね
(あとで出てきます)(出てくるんかい)
しかし、こちらの"禁断"はスキャンダラスな禁断
りんごとユリの溶け合い方が、本当に何度でも嗅ぎたくなる最高の組み合わせ
"かんぬき"という絵は、女性と男性の禁じられた関係を表しており、絵からは許されざる官能性が伝わってきます
香りも許されないほど甘く、そしてなんだか死に近い甘さ
昔よく、「ユリが敷き詰められた部屋で寝ると死んでしまう」って聞きませんでしたか?
実際は、もちろん死ぬことはないのですが、なんとなくそれを表すような香りです
持ちは3時間ほど
ビュリーの香水ビンは、買ってみて初めて知りましたが、霧の細かさが尋常じゃないです
水性香水であるからなのか、とても細かい霧で広がって出てくるのが特徴的で、香りがふわっと広がります
また、水性香水の特徴として"顔以外ならどこでもつけれる"とされているので、乾燥が気になるところにつけてみたり、ヘアミストとして使ってみたり、寝る時も心配なく使うことができます
……なんだか、ビュリーの回し者みたいだ
▼ジバンシー編
【ランテルディ オーデパルファム】
今まで知らなかった”禁断”=新しい自分を手に入れるスリル。 全てのジバンシイ ウーマンに捧げられたフレグランス。
香調:アンダーグラウンド フラワー
オレンジフラワー、ジャスミン、チュベローズの輝くようにエレガントでフェミニンなホワイトフラワー ノートと、ベチバーやパチョリのダークで荒削りなアンダーグラウンド ノートのブレンド。
宣言通りに……
元々は、Givenchyのカウンターに練り香水を見に行ったんです、クリスマス限定のやつ
でも、あまりにも香りが好みだったのと、365日中300日家にいるから、どうせなら香水がいいなって思ったんです
オレンジフラワーとチュベローズが柔らかい甘さを出していて、ジャスミンが良い刺激になっています
柔らかい甘さなのと、実はこれ……
※通常のフレグランスとは異なり、トップノート・ミドルノート・ラストノートの香りの変化はなく、つけた瞬間の香りが続きます。
と、HPに書いてあるんです
ジバンシーは元々、ファッションブランドでしたが、フレグランスを展開し、その後に化粧品の展開をしました
ですので、フレグランスの方がジバンシーは歴史があるんですね
そして、名前「禁断」の由来
オードリーヘップバーンがかつて、「この香水は私のお気に入りだから、私以外は使っちゃダメ」と禁じたことから「禁断」という名がついたそう
そして、その当時の香水を3年前に現代版に復活させたのが、今のランテルディで、現在4種ほど?展開があります
全部いい香りですが、オリジナルのパルファムが一番好きだな
同じ香りのボディクリームやクリスマス限定の練り香水も出ているので、併用で香りの持ちを上げることも出来ます
ま、私は引きこもりなので、あまりそもそも持ちは気にしないんですがね
持ちは大体5〜6時間ほど
▼メゾンクリスチャンディオール編
【ニュールック1947】
NEW LOOK 1947
ネーミング
「クリスチャン、あなたのドレスはまさにニュールックだわ!」
1947年2月12日に発表されたクリスチャン・ディオール最初のオートクチュール コレクションと芳しく響きあうフレグランス、ニュールック 1947。斬新で衝撃的なコレクションを見たハーパース・バザール誌の編集長カーメル・スノウの言葉から生まれた、今や伝説となった名前を冠した香りです。
フレグランスファミリー
フローラル。ローズ、ジャスミン、チュベローズのブーケのように花ひらくこのフレグランスは、限りなくディテールにこだわり贅沢に仕立てられた斬新なスカートのように作られました。
香りの個性
ニュールックを象徴するバー スーツのように、ローズとジャスミンのいきいきとした香りを放つこのフレグランスは、一瞬で注目を集めます。
特徴
重なりあうフローラル ノートに隠れるように、チュベローズがそこはかとなく、優美に立ち上ります。
本当にファッションショーのように移り変わっていく優しい甘さ
なんだか……チュベローズの入ってる香水ばっかりですね
さて、こちらはランテルディとは違い、香りの変化が大きい香水
しかし、まるで一つのテーマがあるショーのように、それぞれの香りが互いに手を繋ぎ合って仲良くしています
夏以外なら、どの季節でも似合う香水です
夏は………………ちょっとどうかな……
香り持ちは5〜6時間
かなり持ちます
【ディオラムール】
ネーミング
ディオラムールという名は、愛の告白を一言で表現したような響き。神秘的なシンボリズムを秘めたそのネーミングからは、このフレグランスの魅力がそこはかとなく伝わってきます。
フレグランス ファミリー
センシュアル。ディオラムールは、センシュアリティをもっとも洗練された、エレガントなスタイルで解釈した香りです。不意に奪われたキスのように、繊細なアイリス ノートとアニマリックなジャスミンの香りを官能的に漂わせます。
香りの強さ
ディオラムールは、すぐにそれとわかる独特な余韻を長く香らせる濃密なフレグランス。感情を紡ぐように調合された香りは、アイリスの優美さと、ジャスミンの動物的な情熱の狭間を揺れ動きます。
色調
ペール ピンクの色合いが、愛する人を思うときに紅潮する頬を想起させます。
香りの個性
情熱的な恋人を思わす、魅惑的で深みのあるディオラムールは、よりソフトでロマンティックな側面も見せてくれます。それは熱いエモーションを秘めた、香りのロマンス。
特徴
ディオラムールは、窓から差し込む朝陽で穏やかに目覚めるような、心地よい安らぎをもたらします。
ディオラムールは、その説明の通り愛の香水です
(愛のかけらもない私が言うのはおかしいけど)
少し高級なホテルに泊まった日
朝の8時か9時、いつもより遅く起き、窓から入る太陽光と水色に透き通る空が眩しくて、シーツに顔を埋めた時の香りです
「は?」と思うかもしれませんが、本当に本当にこの説明しか言いようがない笑笑
ボトルやムエットでは感じきれないので、ぜひ余裕があれば肌に乗せて試してみてください
簡単に言えば、「余裕のある高貴な朝」って感じ
持ちは5〜6時間ほど
【ウードイスパハン】
"ネーミング
オリエンタルなアイデンティティーを優雅に表現するウード イスパハン。煌びやかな色調と恍惚となる香りが一つに溶け合う、オリエントの宮殿を表現したフレグランスです。
香りのファミリー
オリエンタル。希少なウードを贅沢に使った、フローラルな特徴を持つメゾン クリスチャン ディオールの香り。オリエントを想起させるこのフレグランスは、ウード アコードをベースにやさしいローズが優美に香ることでパワフルなアイデンティティーを授け、心を奪います。
香りの強さ
ウード イスパハンは、一度香ったら忘れることのできない濃密なフレグランスです。
色調
香りのインスピレーションとなったオリエントの宮殿のオークルのトーンとダマスク ローズの鮮やかなレッド。
香りの個性
洗練された魅力と旅人の精神が、ウード イスパハンの強い個性のインスピレーション。ダマスク ローズのスパイシーで凛とした魅力がウッディーノートを際立たせる、妥協なきフレグランスです。
特徴
ウード イスパハンは、好奇心をそそるフレグランス。フローラルのやさしさがほのかに香るオリエンタルの調べにのって、香りの旅へと誘います。
信じられないくらい香りが長続きするウードの香水
夜寝る前につけると、なんと次の日の昼まで匂いが残っていたりします
マジでやべえ
香りは完全に冬、とても重い香りです
ウードそのものの強さがすごい
MCDの中でもトップクラスに強い香りで、同じ香りの乳液も凄まじい香りの強さです
まあ、アンブルニュイほどではありませんが……
香りの持ちは無限大
MCDは、店頭でボトルを買うと、ミニボトル(7.5ml)をサンプルで貰えます
ミニボトルは、在庫があれば自分の好きな香りを選べるので、実質2つ香水を手に入れられるのと一緒
優しさよな〜優しさよな〜〜
(今も同じシステムが続いてるかは知らないけど)
【ディオール アディクト オーフレッシュ】
フリージアとスズランの輝くようなフローラル ブーケをカラブリアン ベルガモットが際立たせ、ホワイト ムスクがやさしく包み込みます。
花々とフルーツがはじけるスパークリング フローラル。
調香師の言葉
ディオールアディクトは、一瞬でそれとわかるシグネチャー。贅沢で、チャーミング。それでいて、主張し過ぎることがありません。
香調
ベルガモット、フリージア、スズラン、ホワイトムスク
これは、たまに息抜きとかに使います、家で
トワレ寄り?なので、持ちは2時間あるかないかくらい
ピンクが可愛いので、ミスディオール系列の甘さをイメージさせますが、とてもスッキリしたフローラル
あと、なんと言ってもボトルが可愛くて…………!
もう香りなんかどうでも良いからインテリアとして取っておきたい香水です
さて、他にもジャドールやミスディオールのブルーミングブーケとか、持ってたんですが、もう私が今更あれこれ書くほどでもないと思うので書くのはやめます
▼ディプティック(diptyque)編
【ヴェチヴェリオ】
vetyverio
「ヴェチヴェリオ」では、ベチバーは女性的でも男性的でもなく、それを超えています。寄木細工のように、たくさんの意外な表情を見せてくれます。時にはフレッシュ、時にはスモーキー、かすかにフローラルな面も。ベチバーが嗅覚の万華鏡のように様々な色彩を魅せ、他にはない新しい解釈で香りのプリズムが広がっていきます。
原材料
ジャワ産ベチバー、 ハイチ産ベチバー、 グレープフルーツ
ディプティックは、キャンドルを購入した時にトワレのサンプルを貰ったので、その2つを
とてもフレッシュで、気分転換にピッタリ
グレープフルーツのスッキリした香りがすごく良い
説明にもあるように、男性でも女性でも気軽につけられる香りです
ディプティックはドソンとかが結構有名だと思いますが、私はそこまで好きではなく……
なかなか好みの香りを見つけられてなかったので、このサンプルを貰えたのはとても幸運でした
香りの分類としてはウッディのようですが、そこまで強いウッド感ではないので、本当に気軽に使えます
ちょっとだけ苦みがあります、ちょっとだけ
持ちは3〜4時間ほど
【オーデュエル】
Eau Duelle
旅とバニラに捧げる頌歌。「オーデュエル」は、スパイスロードにヴァニラを導きます。明るく魅惑的なカラムスのアクセント、シプリオルのほの暗くスモーキーなニュアンス。時と国境を越えるマダガスカルのブルボンヴァニラが影と光の間を漂います
原材料
ヴァニラ、 ピンクペッパー、 シプリオル
これぞまさしく"オリエンタル"……!
そして贅沢なバニラ
私はどうしても、スイーツ系の甘みが苦手なんですが、オーデュエルだけは別のようです、なんでやろ?
ピンクペッパーとシプリオルのおかげなのか分かりませんが、私が頭痛に悩まされないギリギリの甘さです
ディプティックはボトルデザインが見事で、オーデュエルの絵が一番好きです
そして、この絵がまさに香りを表していて、夕暮れの砂漠のようです
(砂漠行ったことないけど)
トワレなので持ちは3時間ほど
▼ Etat Libre d'Orange編
ETAT LIBRE D'ORANGE
(エタ リーブル ド オランジェ)
制約や妥協なしに作られた、香りのジュース。
邪魔をし、触れ、誘惑し、スリルを与えるように設計された香りのジュース。香水の常識を逸脱し、禁止されたものを乗り越える。規則を破るため、反抗するため、ただ存在するために作られた香水。
海外の香水好きの棚で存在感を放っている未来的なデザインが特徴の香水瓶、見たことある人もいるかもしれませんね
名前の付け方や調香が独特、私は好き
【ゴースト イン ザ シェル|攻殻機動隊】
GHOST IN THE SHELL
世界に衝撃を与えたサイバーパンクSFコミック「攻殻機動隊」へのオマージュ。天然とバイオテクノロジーの原料が補完しあう香水の未来。人体の驚異とパラドックスを語る香水。
この香りとの融合があなたを進化させる。
トップ|アクエル™、ユズ(HE)、ヘキシルアセテート(MANE社/バイオテクノロジー)
ボディ|ジャスミン(Abs)ムギャン™、ミルキースキンアコード
ベース|モスアコード、ビニルグアイアコール(MANE社/バイオテクノロジー)、オルカノックス™
パフューマー:ジュリー・マセ(およびMANE研究所の研究員)
何だか私は聞いたことのない香料ばかりで、嗅いでみるその瞬間まで全く想像ができなかったんですが、嗅いだ瞬間「買え」と私のゴーストが囁きました
人工香料と天然香料の組み合わせなので、柚子やらジャスミンやらミルキーやら、という言葉以外は「はてさて?」な香水です
しかし香りは全く複雑ではなく、むしろその逆、肌に静かに馴染み、融合します
ミルキー、フローラル、フレッシュ、色んな特徴がありますが、「過去からやってきた未来の香水」というNOSE SHOPの説明が一番しっくりきます
持ちがめちゃ良くて、夜付けると次の日の朝も香ってたりします
私は運良く最後の最後の100mlを買うことができましたが、今は入荷待ちだそう……
時間で言うと、持ちは5時間ほど
【ピュタン デ パレス|ファム・ファタルの儀式】
淡い官能のファンタジー。柔らかい唇にレースが揺らめく魅惑の女。その笑みを彩る白粉の香りは、ほろ苦く甘い渦へと移りゆく。レザーのソファの上の組まれた指が、むき出しの欲望をあらわにする。
NOTE:
ローズ、バイオレット、レザー、スズラン、タンジェリン、ジンジャー、ライスパウダー、アンバー、アニマルノート・・・
キーワード: ブドワール。魅惑。セクシー。
これは香水ガチャで手に入れました
……が…
最初は「これはパウダリー系ですよ」と聞いたので、「ヤッター、パウダリー大好き」と思っていたんですが、使ってみると少し攻撃的な甘さで……
私はどちらかというと柔らかい方が好きですので、これは使用を断念しました……
しかし、アンバーやレザーの組み合わせは見事ですので、お好きな方はたくさんいるかと
▼Bdk parfums編
【ブーケドゥオングリー|ハンガリーの花束】
彼女はベッドからおりて身支度をはじめる。裸足で小躍りするようにお気に入りの化粧台へ。薄手のドレスを取り出して、4階の部屋から眺めるパレ・ロワイヤル庭園。空は抜けるように青い。
トップ|ペアー、ブラックカラント、ストリベリー
ボディ|ローズ、サンバックジャスミン・ロレノックス
ベース|ムスク、シダーウッド、アンバー
パフューマー:デイヴィッド・ベネデック
またまたnose shop
これも香水ガチャで出しました
Bdkは、海外香水レビューマンの投稿でよく見ます
海外ではすごく人気なんですね
ボトルデザインもシンプルで可愛いし
そして、ハンガリーの花束は朝〜昼の香り
季節は問わない気がする
説明にもあるように、良く晴れた日がすごく似合うフローラルフルーティな感じ
柔軟剤とか芳香剤でもありそうな香りだけど、結構高貴です
持ちは、3時間ほどかな
▼メゾンルイマリー編
Maison Louis Marie | パフュームオイル
【No.4 ボワ ドゥ バランクール|バランクールの森】
フランス バランクールの古くミステリアスな森の「恋人たちの小道」と名付けられた路。鼻先を通り抜ける木々が儚く香るスパイシーノート。
トップ|サンダルウッド、シダーウッド
ボディ|ベチバー、ナツメグ、シナモン
ベース|アンバーウッド
アメリカのブランドです
これもnose shopの香水ガチャ
しかし……これは結構キツかった…
こういうグリーンの強いのって苦手なんだなーと思いました
オイルなので、香り持ちはそんなにかな?と思いきや、もうサンプルをデスクに置いてあるだけで香りが爆発する
こりゃあかんな……と思い、隔離してます
森をイメージして作られたオイル、グリーン系が好きな人にはおすすめ
▼Floris編
290年の歴史を誇る、英国王室御用達メゾンフレグランスブランド
創立者のジュアン・ファメニアス・フローリスが故郷のメノルカ島からロンドンに渡り、ジャーミンストリート89番地で英国紳士のための理髪店を開店したのは1730年のことでした。
しかし生まれ育った故郷、地中海のかぐわしいアロマが忘れられず、記憶をもとにお店の地下で香水の調合を始めます。
伝統的な製法と上質な香料を使った香水や石鹸が大評判となり、フレグランスブランドとしての地位を確立、優れた技術は子孫へと引き継がれます。
1820年には輝かしい実績がジョージ4世によって評価され、2代目のジョン・フローリスは「王室御用達の理髪師および香水商」の称号を授与されました。
日本ではハウスオブローゼでの取り扱いが多いイギリスの老舗ブランド「floris」
ボトルデザインもアンティークな雰囲気で、私は大好きです
【オードトワレ エドワードブーケ】
EDWARDIAN BOUQUET
エドワード7世即位の1901年、新世紀を祝福して登場。 落ち着きのあるフローラルは、気高く気品あふれる香り。 ベルガモット、ヒアシンス、ジャスミン、ユリをメインに、シックなウッディ、モスがベースに優雅に香ります。
<フローラル・シプレ>
トップノート / ベルガモット、マンダリン、フリージア、ヒアシンス
ミドルノート / ジャスミン、ユリ、ガルバナム、ローズ、イランイラン
ラストノート / ラブダナム、アンバー、モス、パチュリ
エドワードブーケは、人気の香りなのかシャワージェルやボディ乳液の展開があるんです
言われてみれば、万人受けしそう……?
でも、「好きだけど選ばない」って人が多そう
オードトワレは、かなりさっぱりしていて"高いホテルのアメニティの香り"が表現の限界……
フローラルではあるんですが、かなりさっぱりしていて、それでいてとてもリラックス出来る香りです
付けたては少し苦い
あと何故か、この香りに極限まで包まれたら死ぬのでは?という謎のイメージがある、優しい死のイメージ
for womenの方に載ってるけど、誰でもいけるんじゃない?と思います
香り持ちは3時間ほど
でも、夜付けると朝起きた時、ほんの少ーーーしだけまだいました
サンプルなくなったらボトル買いたい
【ア ローズフォー】
A rose for …
フレグランスの中心となる特長は、レッドローズをインセンス、ウード、オリスでやさしく包み込んだフローラル。独特な温かみのあるウッディーノートのパチュリ、サンダルウッドとアンバーが、ベースノートに力強さ、洗練さ、そして深みを与えています。
<フローラル・オリエンタル>
トップノート / ダージリンティー、インセンス、カシス
ミドルノート / レッドローズ、オリス、ウード
ラストノート / サンダルウッド、パチュリ、バニラ
本当に大好きな香り
ウードとローズの力強い組み合わせ
この香水をつけていると、「どこのですか?」「すごく似合う香水を選ぶよね」と褒められます
私のファッションやスタイルにとてもマッチしていると、自分でも思います笑
そしてこの香水が面白いのは、ラベルのA rose for ...と書いてある下に空白があるんです
そして、金色の細いペンがついてきます
「名前を書け」ってことです
プレゼントの場合は、先にこっそり開けて相手の名前を書くとか、そんな感じでしょう
丁寧に、「お名前練習シート」も付いてきます(マジ)
ただ、これが万人受けだとは思わないので……
どちらかと言うと「I'M HERE !!」と叫びながら相手の首を鷲掴みするくらい強い香りなので、安易にプレゼントにするのは危険
なので、「ふんわり優しい香り」が好きな人には向かないかも
私は強い甘い香りは苦手ですが、フローラル系だと平気みたいです
これも信じられないくらい香りが持続します
【ハニーウード】
honey oud
フローリスと長く親交のある英国老舗高級百貨店のハロッズのために創作した、贅沢な深みあるウードオイル(沈香)を使用した香り。イングリッシュハニーとバニラの甘いトップがウードオイルと溶け合い、ベルベットのような優しさを醸し出し、さらにミドルにブレンドされたローズが香りの美しさを際立たせます。
<オリエンタル・グルマン>
トップノート / ベルガモット、ハニー
ミドルノート / ウード、パチュリ、ローズ
ラストノート / アンバー、ラブダナム、ウード、ムスク、バニラ
ハロッズのために作られた香水なんですね、すご
こちらもかなり香りの強い香水で、ウードとハニーの甘さが程よく溶け出ています
ローズフォーと比べると、こちらのがやや香りは強いかと
ただ、どちらかと言えばローズフォーのが好みかな
これも信じられない香りの持ち時間
▼ペンハリガン編
【アルテミジア EDP】
ARTEMISIA EDP SPRAY
ネクタリン、グリーンアップルにスミレ、シクラメンが溶け合ったシルクのように滑らかで繊細な香り
フルーツと花のブレンドが甘くパウダリックに香るフェミニンな香り。
スミレ、シクラメン、スズラン、ローズをブレンドしたフローラルブーケに、爽やかなネクタリンとグリーンアップルが交じり合い、シルクのような滑らかなタッチで花々と果実の香りがクリーミーに広がっていきます。繊細にうつろう香りを包むのは、ハチミツのかかったバニラと、あたたかみのあるスパイス、そして、かすかに香るアンバーとムスク。
女性らしい繊細さを印象づけるフレグランスです。
香調:フローラル
なんと細かい香水なんだろう!と思ったアルテミジア
"アルテミジア"という名の画家が17世紀イタリアにいたようですが、彼女の絵に細かさやフローラルは感じないので、この方由来のものではなさそう。
じゃあ、なんなんでしょうね?
香調はフローラル、そしてとてもパウダリー
とても馴染んだシルクのように懐かしく、しかしほつれなど1箇所もない、整えられた香り
こういう香りの化粧品あったような気がします、気のせいかな?
フレッシュな香りではないです、最悪な言い方をすると少し歳を取った香り
渋谷や原宿でこの香りと出会うことはないでしょう、銀座なら出会えそう
結構好き、4〜5時間持つ
【エリザベサン ローズ オードパルファム】
ELISABETHAN ROSE EDP SPRAY
女王に捧げる王冠のように、気品あふれるローズのフレグランス。
英国王室の歴史にまつわるバラの紋章「テューダー・ローズ」に着想を得た伝統的かつモダンなフレグランス。
グリーン調のヘーゼルナッツリーフによって導かれる軽やかなトップノートがイメージさせるのは、雨上がりのローズガーデン。誰もが心奪われる清々しく気品あるバラの香りは、甘くクリーミーなアーモンドオイルとシナモンの重なりによってシルクのように渦を巻き、唯一無二の美しさを持ったバラの魅力を表現します。威厳あるクイーンのように堂々としていながら、落ち着きがあり繊細、そして、崇高にして優美・・・。
やがて、レッドリリーとローズアブソリュートが天国を思わせる明るくふくよかな香りをもたらし、ラストはベチバー、ムスク、ウッドの力強くぬくもりのある香りが、肌をやさしく包み込んでいきます。
“A rose is a rose is a rose” ―but not all roses are created equal.
(“バラはバラであって、他のなにものでもない” ―しかし、すべてのバラが同じわけではありません)
香調:フローラル
調香師:アリエノール・マスネ
"ローズの香り"って本当どこにでもいる
色んなメーカー、色んなブランド、シャンプー、ボディオイル、クリーム、色んなとこで出会える
でも、このローズはどこでも出会えるローズじゃないです
イメージ的に、「王族が庶民の格好をして街を出歩いてる時の香り」
親しみのある花だけど、どこか違う世界の、手の届かない高貴さがある
時間が経つにつれて、後ろ姿はどんどん見えなくなってしまう
人混みの中に、気品あふれる影が消えてしまう
そんな香りの収まり方です
持ちは4時間ほど
【エンプレッサ オードパルファム】
TRADE ROUTES EMPRESSA EDP SPRAY
貴重なシルクやパールの美しい光沢にインスパイアされた、フェミニンでフルーティな香り
19世紀末に世界の貿易の中心地として栄華を極めたロンドンに運ばれてきた贅沢な香料の数々からインスピレーションを受けたトレード ルート コレクション。
エンプレッサ オードパルファムは、当時影響力をもった上流社会の女性たちの為に、次々にロンドンに運び込まれた貴重なシルク製品やパールの美しい光沢にインスパイアされた、とてもフェミニンでフルーティなフレグランスです。オードトワレよりも、さらに華やかで深みのある香り。
香調:シプレ フルーティ
調香師:クリスチャン・プロベンザーノ
これ私知ってる、ディオールでも会ったことある
すごく高貴で華やかで若々しい花の香り、でもこれ私初めてじゃないです、確実にディオールで会ったことがあります
(ミスディオールらへんかな、石鹸がめっちゃ近い)
ミスディオール系は若々しさがすごいけど、エンプレッサは高貴なイメージのが強いかな
エンプレッサってどういう意味なんだろう
どうしても私はスバルの名車インプレッサが頭に浮かびます
途端にガソリン臭くなっちゃうね……
持ちは5時間ほど
【ハルフェティ オードパルファム】
TRADE ROUTES HALFETI EDP SPRAY
遙か彼方、夢見る地へと誘うブラックローズの香り。
トルコの小さな村、ハルフェティを流れるユーフラテス川のほとりに咲くブラックローズ。優雅で神秘的、かつ希少なローズにインスパイアされた芳醇な香りは、離れがたい温もりとミステリアスな雰囲気をただよわせ、誰もが酔いしれるほどに魅惑的。
活気ある香りの幕開けは、力強くフレッシュなグレープフルーツ、ベルガモットとアロマティックなアルモワーズ。やがて、ジャスミン、スパイス、ローズが煌めくようなハーモニーを奏で、喜びに満ちあふれた香りに。ラストは、バニラ、サンダルウッド、レザー。そして、オリエンタルなウード、アンバー、パチュリが贅沢にとけあい、深い安らぎとともに、遙か彼方の夢見る地へと誘います。
香調:ウッディ フローラル
ウードとローズの組み合わせ、大好物なんです
ウードというと、高級な香料、強い香水、オリエンタルなイメージが強いかもしれません
これも高級さ、強さ、オリエンタルの要素を兼ね備えています
冬に似合う重い香りで、香調の「ウッディ フローラル」以外に言いようがないかも
趣味の良いイスラムっぽい雑貨屋とか、そういうとこに行った時のイメージ
ウードの割に、スンッって香りが消えます
4〜5時間ほどの持ちかな
【ルナ オードトワレ】
LUNA EDT SPRAY
ギリシャ神話の月の女神へのオマージュ。
荘厳な三日月をイメージしたフローラル調の香りは、淑やかな月の光が漆黒の空や水面を照らすかのように官能的に香り立ち、夜空に隠された伝説の愛の物語*を祝福します。
トップノートは爽やかなビターオレンジ(ダイダイ)で幕を開け、ミドルノートではすっきりとしたジュニパーベリーに引き立てられたローズやジャスミンの香りが軽やかに現れます。透明感のある繊細な花の香りは、やがてダークなウッディ調の香りに包まれ、ラストノートでは、センシュアルな深みを帯びたソフトな香りへと落ち着きます。
香調:フローラル シトラス
超万人受け、ラトリエデパルファムのペンハリガン香水で一番人気
オードトワレということもあって、使いやすさもあり、とても分かりやすい香り
フルーツのさっぱりした香りと、フローラルな香りの溶け合い方が綺麗
どちらかと言うとフローラルのが強め
ビターオレンジって本当色んな表情がありますね、ジョーマローンのホリデー「オレンジ ビターコロン」は全く刺さらなかったのに、これは大好き
そしてこれはこんなお話付きです
*月の女神はゼウスの息子の中で最もハンサムなエンディミオンと恋におち、その美しい笑顔をいつまでも眺めていられるよう彼を永遠の眠りにつかせたと伝えられています。月の女神は今も夜空から彼を照らし続け、エンディミオンはその腕にLuna(月)を抱いている夢を見ながら生き続けているのです。
こういうお話のある香水って最高だよな……
これを見ると、月の女神の我儘な香りに思えてきます
永遠に包まれた月の花束の香り
パルファムもあればいいのにな
持ちは大体3時間、トワレなので結構短いです
ペンハリガンは、ミニボトル5本セットを試したので、この5本でおしまいです
ハルフェティだけ、惜しい感じがしました
他の4本は全部好きだったので、スーパー当たりでした
▼終わった…………
こんなに自分が香水持ってるとは思いませんでした
1日に1つしか試せませんから、これを書くのに一体何日かかったことか…
こういう香水のレビューとか口コミとか、あまり意味ないだろうと思ってる方の人間なんですが、それでもなんとなく買う前に気になったりしますよね
まあ、香水の旅のヒントにでもなれば幸いです
▼なんと!第2弾!
【化粧品おすすめ】
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