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N4書房日記 2021 1222-1231

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04.05号の組み合わせで販売してほしいとの要望があり、そういうセットを作った。15%割引の期間なのでお得ですよとツイッターに書いたら01-05号をまとめて買ってくれる人が何人か。

 

 

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「ZoomでN4書房の読者を対象にした読書会をやって、紙のチケットを郵送で送る→そのチケットはN4書房の本を買うためのサービス券として使える」

という仕組みを思いついた。

読書会の参加費が900円として、一度払ったその金額をもう一度、本の購入費900円分として使える。

つまり、900円を二回使える(注)。

これはお得感があるし、その人が何かの事情で参加できなくなった場合の保険にもなっている。

逆にこちらの都合や手違いでうまく進められなかった回があったとして、その場合にもお詫びや補償をしやすい。

「Zoomのチケット=サービス券=N4書房内独自通貨」のようなものだ。

 

(注:後になって、必ずしも「支払った金額=使える金額」にしなくてもよいと考え直した)

 

 

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昨日のアイディアは検討すればするほど面白く有益なので、さらに細かくあれこれ考える。

不特定多数の数百人に愛想笑いを振りまくより、N4書房の本をこれからも買ってくれそうな、熱心な読者を大切にしたい。熱心な読者が得をするシステムなので、信頼性が増せば他にも応用的な使い道がありそう。

告知用に無料のメールマガジンを出すことにする。現在申請中。

 

Zoomでいろいろと「これができる」「あれもできる」と思い浮かぶ。Zoomを使った読書会のほか、ファンの集い。「普通の人の音楽遍歴」。公平な抽選。誰かの宣伝のための場として提供する。などなど。

 

 

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メールマガジンで書きたいこと。

 

・01-05号の「ここを読んでほしい!」

・いま書いてる途中の記事の概要・予告

・今後の予定

・今月はこれをやる宣言

・チケットの使い方プランあれこれ

・書こうと思って書けなかったことの補足

・読者による宣伝、告知スペースとして

・アンケート

・刊行予定

・思いつき

・最近読んだ本

・最近聞いた音楽

・最近見た映画

・セール案内

・Zoom企画案を募集

・質問やお問い合わせに答える

 

これらの話題を2,3か月ペースで、ローテーションでグルグル回してもいい。

 

「チケット≒商品券」システムは売り手と買い手の双方にメリットがある。しかし、この仕組み全体のからくりというか、どこから出てきた便利さ、良さなのかが自分でもわからない。

「単なるプライスダウン」「単なる値引き」「安いサービス」は味気ない。こういうやり方(特別なお買物券の発行)には、一種のゲーム性があるということか。

先払い的な仕組みがあると、今後の商品ラインナップで冒険ができる。高めの本、安めの本、チャレンジングな本を出しやすくなる。

 

【複数で使用する場合のメモ】

→ まとめて使うとお得!という楽しみ。

 一枚=900円として使用できる

 二枚=1800円+ボーナス200円=2000円として使用できる

 三枚=2700円+ボーナス300円=3000円として使用できる

 

四枚以上は同時に使用できません。

おつりは出ません(←改善の余地あり。図書カードや切手と合わせて使えるなど)

使用期限は、一年以内(2022年の末まで)。

 

チケットを使いたい場合は、希望の書籍を指定して、在庫を確認した後で使用済みチケットを郵送で送ってもらう(送料はお客様が負担)。

それを確認して商品をこちらから送る(送料はこちらが負担)。

 

この方法だとお金や商品の回転が活発になるし、お客様はお得感があるし、こちらも本を出しやすい。

イベント感があるし、実際の場を借りて行うイベントにまつわるリスクが大幅に減る。

Zoomでは「積極的に発言してみたい人」「そこそこ話して、人の話も聞きたい人」「ほとんど自分は話さずに、聞き役に徹したい人」がいるだろうから、申込時にそこを自己申告するというのはどうか。

喋りたい人は「話」、中くらいの人は「中」、あまり話さずに人の話を聞きたい人は「聴」。こうしておけば司会は進行しやすいし、人数が多い時はAとBにグループ分けできる。

 

Zoomでは本名の人、ニックネームの人など混ざるはずで、しかも顔はあまり出さない方が良い。かと言って真っ暗で話すのもおかしい。そこで、ひと目で特徴の分かるような変装をするというのはどうか。マスク必須、サングラス、帽子などを推奨する。おでこに冷えピタを貼るのもいい。

 

この仕組みは、2023年や2024年にまで持ち込むと破綻しそうでよくない。よってチケットの使用期限を年末(2022年12月末)とする。こうすると後になるほど、手持ちの枚数を増やして得をする可能性が増す。

同時に、何らかのトラブルによって使えなくなる危険度も増す。これを不便と考えずに、スリルとして楽しめる人は向いている。

「早めに集めて早めに使う」という戦略が手堅い方法となるかもしれない。そうなると参加率が前半は良くなり、使用率が高くなり、回転が速くなる。後半は調整しながら、なるべく参加者が損をしないように情報を出すようにする。しかしハプニングが生じると、急に状況が変わるかもしれないし、そこを含めて一種のゲームである。

 

「カメラ・トーク」のジャケットのカメラのメーカーはどこなのかと、急に疑問が湧いた。メーカー名はYで始まっているようだが、ちょっと調べてみた範囲ではそういうメーカーは海外にはない。

古いカメラを集めた本「極上カメラ100」の目次の写真を見ていて「Voigtlander」というメーカーを発見した。「フォクトレンダー」と読むらしい。「BESSA R3M」「VITESSA」が名機として紹介されている。

色々ある中で、どうも「ビトーB」という機種が近いように見える。

「カメラ・トーク ビトーB」で検索したら、2017年には既に言及している人がいた。

「ビトーB」という名称自体は何となく見覚えがあるので、どこかで読んだのかもしれない。

 

 

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オミクロン株の感染力のせいで、またもや一か月後の状況が怪しくなってきた。そうするとやはり、Zoomを使った読書会や雑談会はますます盛んになるかもしれない。

 

01-05号をまとめて購入した人は、どんな感想を持っているのだろうか。Zineの一冊が八百円とか九百円なら高すぎるとは思わないが、さすがにまとめて購入の三千数百円となると映画二本分で、話が少し違ってくる。
正面から「それだけの価値があるか?」と問われるとしたら、「う~ん」と考え込んでしまう。

 

メールマガジンを通じて古書・古雑誌の販売をしやすくなるかもしれない。「こういう内容の本を売りますと告知→希望者を募る→商品を送る際にN4書房の商品との引換券をつける(500円分くらい)」という流れならやり易い。

 

チケットは先行販売に使えるようにしたい。先行と言ってもほんの数日だが、それでも「うんと早め」「予約して買う人」の2つのグループに分けて販売できるので、その後で「通常販売」に移るなら、発送がかなり楽になる。

 

 

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ドラッグストアに入ったら店内放送で、

「500円のお買い物をすると、500円のお買物券を差し上げます」

「3枚まとめて使うとさらにお得」

と言っていた。

あ~これは自分の考えと同じだ……、と思ったが、N4書房券の場合は、300円の買い物で500円券がついてきたり、先行販売にも使えるようにしたいので、もっとお得なのだ。

 

そういえば11月に「70%しか完成していない暫定版」が売れたのは、意外で面白い出来事だった。漫画や映画の場合、70%ではまず公開しないだろうが、好きな人向けには公開しても不思議ではない。音楽や本だって70%くらいなら予告になっていいかもしれない。

 

 

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来年のN4書房の予定に、また別の提案が急浮上した。

クリスマス・プレゼントとお年玉が同時に来たような話なので、頭が追いつかない。

どうなるにしても読者の払うお金は、なるべくそのまま著者に届けたい。読者と著者の間に「大手の出版社」「取次」「書店」が間に入ると不可能なことでも、個人誌で小規模であればスイッと可能になるのだ。

昔、小林信彦や金井美恵子がそんなことを言っていたが、あの人たちが夢想して結局できなかったことを今、自分はできる。

 

 

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大みそかにドミューンでコーネリアスに関する15時間のプログラムを行うと告知があり、岩波書店の人文書を出すチーム「なみのおと」から「長い呪いのあとで小山田圭吾と出会いなおす」が公開された。

 

 

多くは誤報と誤解によるものとはいえ、ここまで「おかしい」「不当だ」という声が挙がる人も珍しい。

 

 

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自分くらいの年齢で「来年が楽しみだなあ!」とか「あれもしたい!これもしたい!」とワクワクしている人は稀だろう。もちろん、自分だって大っぴらに他人に言ったりはしない。ちょっと能天気な感じがあって、信用されなくなる。

それなら「年末ジャンボ宝くじを買っちゃった!当たるかな?」と、はしゃいでいた方が、まだ普通の人の範囲に入れてもらえそう。

 

 

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「桐山もげるのGo!Go!もげるブックス(仮)」の第1回目が配信されたので聴いてみると、プロが作ったようなちゃんとした番組になっていた。「小沢健二と柴田聡子の共通点」という観点は、ここだけの独自のものなので聴いて損はない。

 

クリスマス前に申請を出したメルマガの承諾がまだ来ない。これは年末だから仕方ないことなのか、試験的に出した見本がいい加減すぎて拒否されているのか、後者のように思えてならない。

 

夕方からコーネリアスの件を検証するドミューンの配信を見る。スマイリーキクチ氏の事例と比較されてみると分かりやすい。

この配信とは別に、きちんとした検証サイトもできていたのを知る。

 

その後、ドミューンの方はYoutubeで残されることになった。

 

*この日記は不定期更新とします*

 

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