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04号から05号まで日記 0613-0619

0613

ますます本作りが楽しくなってきた。そのうちこの日記のタイトルは「N4書房日記」になるかもしれない。しかしこちらの作業は進んでも、印刷会社のスケジュールとはタイミングがうまく合わないことが多い。



0614

文フリで販売できる数が、もし確実に50-100部くらい見込めるのであれば、後販に力を注いだ方がずっと効率的だが、300-500部くらいをその場で売れるなら当日に販売してしまった方が楽だし早い。

これが1000部になると、委託した方が楽になる。3000部が確実になると、もう出版社から声がかかるレベルだろう。およそそんな風に階層ができていると分かった。



0615

異物を飲んでしまう妊婦を描いた「Swallow/スワロウ」を観て、空虚さを描いた映画をいくつか想起する。ソフィア・コッポラとか「ジョーカー」とか「ファイト・クラブ」、かつて流行したサイコ・サスペンスなど。空虚さにガスがたまって、あるきっかけで憤激が爆発する。

そういった一種の「型」があるし、爆発しないケースもあるのだが、それだと多くの観客は「つまらない」あるいは悪い意味で「芸術的」と感じる。本作がどちらの型なのか、それは書かないでおくが、画面で起きていることは普通なのに、いくつもの異常事態が発生している。



0616

01号はもと68ページだが、新装版は100ページになった。

02号も同じ68ページだが、二段組にして文字を詰めていたページが多かったので、新装版は120ページ。

02号を最初から最後まで読み返してみると「この世にこの人よりも『カメラ・トーク』が好きな人がいるのだろうか?」と思えてくる。いたら親友になりたい。いや、弟子になりたい。



0617

「書籍」のハンコを作ったので、今後はレターパックに字を書く手間が省ける。



0618

「ベレー帽とカメラと引用」のBotを作ってみた。とりあえず01号からのフレーズを100くらい、02号からも100くらい。「あっ、この本は買わなければ!」と思われたい。→せっかく200以上のフレーズを入力したのに、Twittbotはぜんぜん動いておらず、掲示板を見たら文句しか書いていなかった。



0619

02号のP.64に訂正すべき箇所を見つけた。

誤:「ロッキン・オン・ジャパン」

正:「ぴあミュージックコンプレックス」

新譜として「カメラ・トーク」が紹介されている。同じ号の新譜コーナーのランク付けとしては、1ページでアルバム1枚、という大きな扱いには入っていない。

カラーで1ページにアルバム4枚、という中くらいの扱いのアルバムが12枚あるうち、3ページ目の最後である。「ヘッド博士」以前は本当にそんな程度の扱いばかりだった。腹を立てつつ、それでも少し嬉しかったのを覚えている。

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