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やりたいこと早くやらなきゃ死んじゃう 今井 祐希

リンクから飛んできてくださった方、ありがとうございます。
たまたまこのページを見つけてくださった方、ありがとうございます。

ビヨンドコロナフォーラム(以下BCF)という学生を主体としたプロジェクトの広報班・宣伝インタビュー担当の松本といいます。
よろしくお願いします。

このnoteは、BCFの運営に関わる学生のインタビュー記事です。
BCFではアイデアインターハイ・Cイノベーションピッチというのを開催しており(詳しくはこちら)、学生による画期的なアイデアを募集しています。


「いやいやそんな、アイデアなんて思いつかないよ」
「コンテストに応募するようなたいしたことなんてできないよ」


そう思っている学生さん、ぜひ、このnoteを読んでみてください。


アイデア力や行動力にあふれる人は、自分と何が同じで何が違うのか、分かると思います。
そして必ず、なにかに挑戦してみたくなるはずです。

第一回インタビューは、BCF学生代表の一人である今井祐希さんです。


目次
1.学生時代と目標
2.数々のアイデアと発想力の秘密
3.挑戦と行動力
4.BCFに込める思い
5.この人から学ぶvol1 今井祐希


1.学生時代と目標

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―――では、お名前と学域・学類をおねがいします。
今井さん(以下、今井):金沢大学理工学域フロンティア工学類2年の今井祐希(いまい ゆうき)と申します。

―――趣味やハマっていることはありますか?
今井:そうですね、サッカー観戦とか。といっても久保建英選手しか見ないんですけど(笑)
あとは、アニメとか。
今『Re:ゼロから始める異世界生活』の2期が始まったんでテレビで見てます。『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『ちびまる子ちゃん』『サザエさん』も生まれたときから毎週欠かさず見てますね。

―――そうなんですね、小学校生のときはどんな子供だったんですか?
今井:小学生のときは、なんでも興味持ったらやらしてもらってたんですけど、あんまり続かなくて。
とにかく目立ちたがり屋でした。

―――小さいころから行動力やチャレンジ精神をもってたんですか?
今井:行動力というか、、、何も考えてなかったかもしれないですねその時は。ただ目の前に現れたものをやるっていうか。…なんかかっこいいですね(笑)

―――名言ですね(笑)失敗経験などはありますか?
今井:小学生のときはギリギリ生き延びてきた感じですね。おばあちゃんの家がど田舎の山の中にあったんで、山登りとか。一人でどっか行ったり。激流の用水路を飛び越えたり。
中学時代は逆に周りを気にするようになって、周りに従うだけみたいな。急に変わって、サッカー部に入ったんですけどそれも友達が入ったからでした。楽しかったけど自分の本当にやりたいことかどうかはわからなかったです。

―――高校時代は部活と何をやってましたか?
今井:高校の方針的に、大学に行くことだけが正義ってかんじだったんで。勉強と部活だけで自分の将来については何も考えてなかったです。
体育祭とか文化祭ではチームで踊ったりするのがあって、高校三年生のときに前に立って踊る役をやりました。高校の時はあんま目立ってなかったんですけど、同じ部活の、部活の中でも学校でもトップの人に「こいつはできるぞ」と推してくれてやらされました(笑)

―――どうして金大にきたんですか?
今井:自分は浪人で、寮生活をしてました。違う大学を目指してたんですけど、フロンティアって言葉に惹かれて選びました。

―――これからやりたいことは?
今井:大きいことしたいなって。僕の目標は、死ぬまでにすべてを経験することなんです。お金持ちにならないと「お金は必要じゃない」って言っちゃいけないと思ってるので、とりあえずお金を儲けて、お金じゃないことを知りたいです。

2.数々のアイデアと発想力の秘密

代々木

浪人時代、早朝3時から通った自習室 (提供:今井祐希)

―――今井さんの思うBCFの意味はなんですか?
今井:今、コロナを乗り越えた社会を作ろうとするのが大人ばかりな気がするんです。身近な問題なのにコロナの問題に取り組む学生が少ないんじゃないかと。BCFを、若い人がこれからの社会をつくるきっかけにして欲しいです。

―――今井さんがビジネスプランコンテストのモデルケースとして作った『N居酒屋』について教えてください。
今井:zoomと料理宅配サービスを足したものです。オンラインならではのいい点、悪い点を考えながら今実現に向けて動いてるところです。JAISTの大学院大学の生徒さんとM1の麻生さんと二人でブラッシュアップしています。

―――実現したらどんなことができるんですか?
今井:家にいながらでも“大人数の飲み会”ができないかなと。
”飲み会“というのはだいたい前々からセッティングが始まるので、当日ではなくて予約制の料理宅配サービスをできるようにします。
さらにコンビニと連携することでどこでも配達できるようにしたいと考えています。


―――普段からどんどんアイデアは思いつくんですか?
今井:考えるクセはつけてます。時間に余裕がないと考える時間は減ってしまうと思うので、遊んでる時ほどいいアイデアは浮かぶ気がします。浮かんだものは忘れないようにメモしています。

―――メモしてきた中で実現したものはどれくらいありますか?
今井:全然ないのでこれからですね。たとえばこれは大学一年の時に石川ビジネスプランコンテストに応募したものなんですけど。「プレゼンを作れ」って言われたとき、大学入ったばっかだったのでわからなくて。プレゼン力や自己発信能力は就活でも求められてることなので。自分の考えたプレゼンをオンラインサイトに投稿して企業さんが見るというプレゼン+就活のプラットフォームを考えました。一緒に代表やってる戸辺君とやったんですけど、思えばBCFと似てて、つながるもんだなと思います。

―――ほかにはありますか?
今井:地元(新潟県)を活性化させたいなって思って。実家が八百屋で、高齢者の方への配達サービスをしてるんですけど、それに健康確認ができないかなと。これは大学二年の初めに思いついたんですけど、大人に言ったら「これはダメだ」と。今は、閉じこもりがちな高齢者の方をどう外で活躍させるか、が大事らしいんです。このサービスだと高齢者の方を閉じ込めたままにしてしまうのでダメだ、と分かりました。

―――大人のかたにアイデアを話すことはよくあるんですか?
今井:はい。大学一年生の時になんかしたいなって思って、セミナーとかビジコンとか応募していたら、応援してくださる大人の方が増えていって、会ったときは自分のアイデアを話したりしています。

―――そんな早くから行動していたんですね
今井:浪人時代があったからですね。やっぱ浪人中って悟りになるので(笑)浪人中が一番つらい時代で、ひどいときだと毎晩泣いたり、あとは朝3時集合で自習室行ったり。

―――浪人時代が活きてるなと思うことはありますか。
今井:我慢強さですかね。自己啓発本を読み漁ったりもしました。差別化が大事っていうのを学んで、とにかく周りの大学生と違うことをしたいなと。浪人のおかげで、かなり未来を見据えて動くようになりましたね。はじめは起業とかビジネスとかは考えてなかったんですけど、5月くらいに行われた「仕事論」という講義を受けてビジネスに興味を持ちました。「これからの時代は、自分のやりたいこと=自分の仕事。仕事のなかにも幸せを。」というのを聞いて、だったら自分がやりたいことを仕事にする努力をしなきゃなと思いました。やってみたいこととして、最近だったらバンジージャンプとか。


3.挑戦と行動力

バンジー

た、たかい!!!!(提供:今井祐希)

―――バンジージャンプ?
今井:はい、コロナが流行る前に行きました。人生ではじめて重力加速度を経験しましたね。42メートルの崖から飛び降りました。もう、やりたいことがいっぱいあるんですよ。パラグライダーとかスカイダイビングとかスキューバダイビングとか、無人島にも行ってみたいです。大学一年生のときにはジャズを初めて、トランペットを始めました。

―――吹けるまでどのくらいかかりましたか
今井:2~3か月かかりました。音は汚いしへたくそですけど、文化祭とかでも吹きました。ジャズって奥が深くて、一回目は楽譜どうりに吹いて二周目はオリジナルで吹くんです。うまい人は作曲じゃなくてその場で吹きます。自分は下手なのでできないですけど、『響けユーフォニアム』という吹奏楽のアニメを見てトランペットの人に憧れました。『ラ・ラ・ランド』と『坂道のアポロン』を見てジャズに憧れました。あとは山登りも始めました。

―――ほんとに多趣味ですね
今井:上ってるときは景色も変わらなくて何も楽しくないんですけど、登り切った後の景色がすごかったです。そこで体力も仲間の表情もよくなって、帰りは思い出補正で楽しかったです。富士山も死ぬまでにはのぼりたいです。ナイキの創始者のかたも初めて日本に来た時や行き詰ったときにのぼるみたいです。

―――山登りのきっかけは?
今井:サバイバル力が欲しくてです。スマホなくても生きていける人になりたいなって。スマホと財布を実際になくしたことがあるんです(笑)東京で酔っぱらって交番のはしごをし、歩いて5時間歩いてやっと目的地に着きました。そのときに自分はサバイバル力がないなと思いましたね。

―――それも経験になってるんですね。ダイビングはなぜやりたいと思うんですか?
今井:海外の秘境に行くみたいな番組を見てから思いました。イルカと泳いでも見たいです。

―――挑戦することに怖さはないんですか?
今井:怖いですけど、やってる人はいるので大丈夫です。逆に、誰かがやってるってのは少し冷めますね。何かをやる一番初めの人になりたいです。

4.BCFに込める思い

富士山

登頂後の達成感とともにパシャリ(提供:今井祐希)


―――では、最後にこれを見てる方に一言お願いします。
今井:大学ってやりたいことを見つける機会だと思います。自分がやりたいことを将来するために大学生のうちから考えて行動することが大事です。自分にしかできないことを見つけてください。僕も、今自分にしかできないことを探している途中です。考えるより、実際にやってみるということを大事にしてください。やってみてから学ぶことが多いです。やりたいことを見つけて、ネクストアクションをおこすきっかけにこのビヨンドコロナフォーラムを使ってください。


   この人から学ぶ vol1 今井祐希


・アニメや映画など身近なものを行動の原動力にする
・とにかく行動に移す


やりたいことについてたくさん語ってくださった今井さん。
溢れ出すエネルギーを感じました。
どんなことにもやってみたい、という気持ちを実際に行動に移せるところがすごいですね。
でも、アニメや本など身近なことがきっかけになっているみたいです。
「行動に移すきっかけがない。。。」のなら、
まずは近くのものをきっかけにしてみてはどうでしょうか。
ゲームからでも好きなアイドルからでも、とにかく行動に移せばそれは確実に自分の経験になるはずです!


さっそく筆者も筋トレ始めました。・・・自粛デブ回避のために・・・

ライター:松本桜希穂 写真:島川祐汰




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