復帰訓練の振り返り⑤
正式な復帰が1月となったのですが、復帰訓練自体は11月後半までの予定でした。主治医から「せっかく働くリズムが整ってきたのに、1ヶ月間が空くのは勿体無い」という趣旨のことを言われていたので、復帰訓練を延長してもらうことにしました。初めて担任を離れてみたことで、担任外の寂しさも知りましたが、1つの授業にとことん向き合うことができる楽しさも知りました。また、「担任外はこんなにストレスがないのか」と新たな気づきもありました。
さて、私が授業で入っているクラスなのですが、担任と子どもたちとの関係が悪く授業崩壊しているような状態です。色々な先生が支援に入っているのですが、はっきり言って効果はありません。担任が全てを子どものせいにしており、自分の指導を省みることをしないからです。そんな人に限って図々しく、気に病むことはないのだろうと思うような言動を繰り返します。復帰後、その尻拭いをしなければならないことを考えると少し憂鬱にもなります。校内を巡回していると、崩壊しているクラスに共通していることが見えてきます。
・靴が並んでいない
・言葉遣いが乱れる
・ロッカーが汚い
・行動が遅い
・口答えする
・宿題を出さない
・字を雑に書く
・床にゴミが落ちている
・上靴を履かない
・上靴の踵を踏む
・引き出しが汚い
・教室が汚い
・名札をつけない
・いつまでも喋る
・静かにならない
・教室が騒がしい
・椅子に正しく座れない
・椅子でシーソーする
・子どもらしくない
・教室の空気が悪い
・喧嘩が頻発する
・友達の揚げ足をとる
・勝手に立ち歩く
・シャツが出ている
この中でも特に気になるのが「子どもらしくない」ということです。1年生なのに高学年女子のようなトラブルがある、反抗期のような言葉遣いをする、目つきが鋭いなどなど、子どもらしくないと感じる場面が多々あります。
今は自分に働き方にだいぶ余白があるため、こんなクラスに入って授業するのも苦ではありません。(低学年だからというのもありますが)ずっとクラスにいるわけでもなく、一時間の授業という関係だからかもしれません。ですが、授業に力を入れると確実に子どもは変わるなというのが実感としてあります。子どもが過ごす時間の中で最も多いのが授業です。日々、授業の充実が大事だなと思います。