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ほぼ毎日写真&絵日記 6日目 8月3日(火)

今日も妻と三女の3人で、今後の進学先の候補の一つの某施設を見学に行く。実に素晴らしい施設だった。
3年前に三女にハンディキャップがあることがハッキリした時は、目の前が真っ暗になった。しかしその後、高い志を持ってハンディキャップのある人の教育やサポートをされている専門家さんたちとご縁をいただいた。その過程の中で、僕も実にたくさんのことを学ばせていただき、鬱を克服し、生き方を見直し、妻と子どもたちとの関係を見直した。いつの間にか、三女のことで悩まなくなっていた。むしろ彼女は希望の塊だ!


今日、見学させていただいた施設の先生方も、素晴らしい人ばかりだった。三女も「楽しかった」と言っていた。今後、安心して三女をお願いできそうな施設が見つかり、心が晴れ晴れとした。


余談だが、三女は初めて行く場所や、初対面の人に対して、必要以上に緊張して拒否反応を示してしまうという特徴がある。今日の見学も、朝から「行きたくない」とゴネるをなだめすかして連れて行った。
施設に到着すると、10人くらい入れる小教室に通された。そこで先生の説明を聞いている間もずっと不機嫌で、先生の説明が終わり、他の教室の見学にいく段になって、
「いきたくない!」
と、床にうずくまって動かなくなってしまった。仕方ないので、
「父さんと母さんは見学に行ってくるけー、そこで待っとってね」
と言って、先生に案内されて施設内の見学に行った。
30分ほどして戻ってみると、その小教室では授業が始まっていた。なぜか三女は他の生徒さん達に混じって、授業を受けていた。私と妻は吉本新喜劇のようにコケた。
後から聞くと、その授業の先生と生徒さんが優しく彼女に話しかけてくれて、授業に招き入れてくださったとのこと。そして大人しく先生の話を聞き、他の生徒さんと一緒に取り組む課題も、問題なくこなしたそうだ。
帰る時には、
「お姉ちゃんが、優しかった」
とニコニコの上機嫌だった。なかなか度胸がある娘だと思った。


(この子は、ライオンのように崖から落とすまではやらないにしても、多少、突き放して一人で行動させたほうが、成長するのかも)
とも思った。


帰宅すると、すぐに横になって爆睡し始めた。かなり緊張して疲れたのだと思う。
夜、高校3年の長女が、iPadで僕の似顔絵を描いてくれた。

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まさか、娘にも眉間の大仏ホクロをいじられるとは夢にも思わなんだよ。
今日はその絵を使わせてもらい、僕の絵日記はサボらせてもらいます。僕も今日は疲れました…おやすみなさい。

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