見出し画像

インドヨガの旅。マクロードガンジ編

リシケシュから夜行バスで14時間ほど、インド北部マクロードガンジに行きました。バスのオンライン予約サイトがいくつかあって、わたしは毎回Red Busを使っていました。街にあるツアーエージェンシーでも予約できます。バス停まではリキシャを拾ってバス停の名前をいうとおじさんが連れていってくれます。当たり前のように4時間遅延しました。さすが、の一言。実は前日友人からバス停の名前を言われるまでダラムシャーラーにいくと思ってたんですがダラムシャーラーは山の麓の街で、わたしが行ったのは山の上のマクロードガンジという場所でした。(さらに厳密にいうと生活してたのはマクロードガンジの上のUpper Bhagsuだったらしい)下調べしなさすぎて自分がどこにいるかわからず生活してました。

標高2000mほど、山の上に民家やゲストハウス、ヨガスタジオ、レストランなどが並んでいて、多くの外国人を含めた観光客と(9割ヨギーかヒッピー)地元の人が共生しています。こんな山だけどレストランやゲストハウスにはWifiあります。マクロードガンジはダライ・ラマが住んでることで有名で、ときどきクラスを開いているそうです。ヨガスタジオはとにかくたくさんあり、ドロップインのヨガクラスだけでなくTTC(ティーチャーズトレーニングコース)やヨガリトリート、瞑想センターそのほかにクッキングクラスや音楽クラスなどもありました。あとmust to go な有名な滝があるそうです。行くの忘れました。ずっと山に住むのが夢だったのでかなりテンション上がりました。現実は毎日がハイキング、道に迷えば軽い遭難。かなり足腰とメンタル鍛わりました。

Tushita 瞑想センター。仏教を学びたい欧米人に人気のようです。アジア人は見かけなかった。

伝統楽器、タブラ教室。というか民家で演奏していたインド人が上手すぎて頼んで教えてもらっている外国人の図。

宿泊場所について、今回わたしは知人の家を滞在に使わせてもらいましたが、ゲストハウスもたくさんあるので宿には困らないと思います。一泊300〜400ルピーほどが平均でした。

廃墟のような住みかに興奮。天井にところどころ穴が開いていて朝日がさしたり、雨が降ってきたり、蜂がはいってきたりします。本当にどこでも生きていける気持ちになりました。

こんな山の上なのでお金儲けを考えずのんびり過ごしている人が多くて、そんな典型的なシェフがいた一押しレストラン。日本にシェフ引っ張ってきたいくらい美味しくて毎日通った『The White Rabbit』。ほぼメニュー制覇して全部おいしかったけど、中でもシェフこだわりのタリーがオススメです。ちなみに、全部ベジタリアンフードです。インドはいままで旅した国で一番ベジフードのバリエーションが豊富でした。思い出しただけで幸せ。

左上:パクチー入ったパリパリサラダ 左下:きのこのエッグベネディクト 右:タリー。なにがなにかわからないけど全部野菜で全部おいしい!

危うくグルメ旅になるところでしたがちゃんとヨガもしてきました。インドのヨガクラスがかなりピンキリだったのと、あまりにも外の景色が気持ちよかったため、スタジオにはほどんど行かず自分たちで練習しました。毎日山で夕日をみながらヨガをはじめ、星を見ながらシャバーサナで終える。日本の生活と比べると非現実的なような、単純に自然の中に返ったような、とにかく最高の時間でした。いつかこんなところでヨガリトートを開きたい。また一つ夢が増えました。

自然を感じているだけでなんかもう、なにもいらないや。って思って過ごした日々でしたが、冷静に考えたらリュックはほんとに必須でした。リュック買ってよかった、、。あとちゃんとした運動靴も持って行ってよかった、、。なにもいらなくはなかった。まだまだ便利さを求める日本人です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?