大学ジャパン合宿に行って来ました。
こんにちは、ばやのりです。先日、オランダで行われる第30回ハーレムベースボールウィークで大学生の日本代表として戦う侍ジャパン24名が発表されました。
今回はその選手を選ぶ段階の合宿に行って来たので、それについて書いていこうと思います。
今回の合宿に参加したメンバーはコチラからどうぞ!
印象に残った選手
今回は6/18~20の3日間開催される合宿のうち6/19(土)に開催された2日目、3日間で唯一丸一日かけて行われる日を見に行きま
した。ストレッチから始まり、シートノックのあとにメインとなる紅白戦が2試合行われ、その後はフリー打撃が行われました。
紅白戦の中で個人的に印象に残った選手について軽くまとめていきます。
投手
篠木 健太郎(法政大学②)
いきなり初球でストレートが157キロを計測。その後も150キロを超えるストレートを連発していました。相手が代表クラスということもあり、甘く入ったボールを捉えられ2回で3失点を喫しましたが、4奪三振をマーク、強烈なインパクトを残しました。
渡辺 翔太(九州産業大学④)
ストレートは安定して140キロ中盤をマークし、チェンジアップを武器に2回をパーフェクト、4奪三振をマークしました。
青山 美夏人(亜細亜大学④)
選手権でもリリーフ登板を経験しましたが、その時よりも凄みを感じました。最速は151キロをマークし、チームメイトである草部選手との対決もありましたが2回をパーフェクト、抜群の安定感でした。
松本 凌人(名城大学③)
帽子が落ちるほど全身を大きく使い、雄叫びも上げる荒々しい投球スタイルは健在でした。2回を投げ四死球2被安打4、失点2と打ち込まれましたが、最速151キロをマークし2奪三振も奪うなど、能力の高さを改めて実感しました。
上田 大河(大阪商業大学③)
2回を投げ被安打4失点3とこちらも打ち込まれましたが、ストレートと鋭く落ちるフォークは健在。自己最速となる153キロをマークし、3つの三振を奪いました。
内野手
廣瀬隆太(慶應義塾大学③)
打撃練習でも群を抜く打球スピードを誇っており、紅白戦でもセンター方向に強烈な打球を放ちヒットをマークしたのが印象的でした。また、下級生ということもあり4年生の選手に可愛がられていました。
林 琢真(駒澤大学④)
個人的に一番印象に残った選手です。最初の打席ではショートゴロになりましたが、日本体育大学の松浦選手でギリギリアウトになるレベルの足の速さには驚かされました。打撃でもマルチヒット、守備でも軽快な動きを見せていました。
辻本 倫太郎(仙台大学③)
リーグ戦で最多奪三振を奪った明治大学の蒔田投手のストレートをはじき返し二塁打を記録、守備でも本職はショートですが、サードの守備に着いた際に見事なバント処理を見せるなど攻守で活躍が光りました。
友杉 篤輝(天理大学④)
ショートとセカンドのポジションで守備に就き、身軽なフットワークを披露、本塁でタッチアウトにしたり、慶応義塾大学・廣瀬選手のセンターに抜けそうな強烈な打球に追いつくなど、主に守備面で持ち味を発揮していました。
外野手
杉澤 龍(東北福祉大学④)
こちらもかなり印象に残った選手です。守備ではセンターの守備でファインプレー、打撃では法政大学・篠木投手の154キロのストレートを引っ張ってヒットにするなど、オールラウンダーっぷりを見せつけました。
蛭間 拓哉(早稲田大学④)
打撃では別格の打球の強さを見せ、ヒットを1本放ちました。肩の強さも健在で、ライトの守備に着いた際は二塁にランナーを置いた状態のタッチアップで大遠投を見せ、ランナーをアウトにしていました。個人的に彼の肩の強さを実戦で見たことが無かったので嬉しかったですね。
以上が印象に残った選手になります。
感想
ここまで印象に残った選手を挙げてきました。練習を含めて色々な選手を見た感想はやはり、「全員もれなくレベルが高い」ということですね。各地のリーグから集められた選手のプレーは非常に見応えのあるものでした。
また、プレーだけでなく、選手同士がとても楽しそうにコミュニケーションを取っていたのも印象的でした。一番選出人数が多かったのが東京六大学連盟の選手で、普段はライバルとして戦う選手達ですが、同じユニフォームを背負って戦うことになるということで、和気あいあいとした雰囲気で見てるこちらも楽しかったです。特に立教大学の山田健太選手などは全体のキャプテンとして声を出したり積極的にコミュニケーションを取りチームをまとめつつも、楽しそうに野球をやっていました。
正直言って、このレベルの選手が一堂に会しプレーし、仲良くしている様子を無料で見られるのは破格としか言いようがありません。大学野球ファンの方は好きな選手が選ばれたら、そうでなくとも野球ファンとしては見逃せないイベントではないかと思います。次回は直前合宿があるので、そちらにも見学に行こうかと思います。
読んで頂きありがとうございました。
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