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【日常茶飯事】お月見を楽しみに♪

相沢亮さん撮影

天気さえ良ければ、月は毎日見ることができて、日によってその姿を変える非常に面白い被写体です。

ピンクの空、ビーナスベルトに浮かぶ満月

月は、人の心のように変化しています。

月と夕焼けのグラデーション

言い換えると、人の心も、常に移り変わっています。

月と街

笑ったり、悲しんだり、怒ったり、喜んだり。

絶え間なく変化していく感情。

コロコロと変わる心、うまく発散しながら、動じない心にしていければなって思います。

心が満たされていれば、多少の出来事にも、へこたれないはずだから。

自分を許すことも、他人を許すことも出来ていくだろうって気がします。

時期ハズレですけど、例えば、中秋の名月を愛でるみたいに月を愛でてみる(^^)

昔は、縁側から月を眺め、ぼた餅を食べながら、季節の移り変わりを体感したものです。

今は、ビルに囲まれ、満足に月を眺める機会がなくなってきているようですが、少しの間、空を見上げ、季節の移り変わりを体感してみてはいかがでしょうか?

宇宙の広がりを感じ取ったら、今抱えている悩みも、違う角度から見ることができるかもしれません。

ほんの少しのきっかけで、少しずつ変化していくのが心です。

澄み渡った夜空を見上げ、少し伸びをしてリラックスしたら、今を感謝し、この気持ちを、また明日へとつなげていけたら、いいですよね(^^)

さぁ~てと、今日も一日ファイト!です。

【今日の短歌】
「月へするおびただしき數のアクセスとその切斷のお月見のよる」
(川﨑あんな『エーテル』より)

「森を歩す、新秋を歩す 美しき言葉のありていま月を歩す」
(高野公彦「「カノン」の迷子」『短歌』2020.11より)

「「おぼろ月夜」小声で誰と歌ひしか昼は絵の具のいろの菜の花」
(横山未来子『水をひらく手』より)

「マンションより月夜に箱を運び出す男に淡き尻尾がありぬ」
(千々和久幸『水の駅』より)

「ねむたさとさびしさをよりわけたあとねむたさに寝る 春の新月」
(橋爪志保「階段」/「はるなつ」より)

「救われることもすくうこともなく葡萄畑の上の三日月」
(田中拓也『夏引』より)

「聞きわびぬはつきながつき長き夜の月のよさむにころもうつこゑ」
(後醍醐天皇『新葉和歌集』より)

「欠けそめてゐるをさらしてのぼり来し冬十六夜のさびしき面(おもて)」
(石川恭子『青光空間』より)

「赤銅の銅鑼とし架かる満月をどおーんと打ちて駆けくだりくる」
(松川洋子『天彦』より)

【参考記事】


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