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歴史をいかに学ぶか?

ナチズムの出現、アメリカ流ビジネス文明の蔓延など二十世紀の問題を予見していた十九世紀の歴史家であるブルクハルトは、歴史を人間精神の連続体として捉え、「歴史は人生の教師である」と考えていました。

進歩史観の限界に直面した現代にこそ、「未来は知りえないから未来である」という深い懐疑の精神に貫かれた歴史観が、危機の時代を乗りきる指針として価値をもつと述べています。

ブルクハルトの歴史観にはどのような特徴があるのか?

ニーチェの歴史感との比較から見てみてみると、ニーチェは1869年、ブルクハルトが在任していたバーゼル大学の古典語学教授の地位に招かれており、当時、ニーチェはブルクハルトよりも26歳も年下の24 歳の若さであったのだが、年齢差にもかかわらず、ほどなくして、両者の間には珍しいタイプの友情が育つことになります。

講義時間の休みにば会話を弾ませながら好んで学校の近くの教会の回廊を歩きまわる二人の姿が、よく見られたといいます。

しかし、そんな二人ではあるが歴史感、歴史と人生の関係についての捉え方は異なった様相を呈していたとか。

ニーチェは『反時代的考察』のなかの「生にとっての歴史の益と害」と題する文章の中で同世代の“歴史病”に対して仮借ない攻撃をみせています。

「ニーチェ全集〈4〉反時代的考察」(ちくま学芸文庫)ニーチェ,フリードリッヒ(著)小倉志祥(訳)

「ニーチェ全集〈4〉反時代的考察」(ちくま学芸文庫)ニーチェ,フリードリッヒ(著)小倉志祥(訳)

“歴史病”とは、同時代の教養のなかで彼の目に映った歴史の不吉なまでの肥大化していた現実を指し、その重圧のもとで、生(とりわけ若々しい力)が枯渇しようとしているとニーチェは指摘します。

「歴史学が、ある程度以上過剰になると、生は崩壊し退化して、退化の結果ついには、生自身が再び歴史になってしまう。」のだと・・・・・・

「歴史学が過剰になると、人間は人間であることをやめる。非歴史的なものの覆いなしにはかつて一度たりとも人間は人間たることを始めなかったし、これからも敢えて始めないだろう。」とも言っています。

歴史は生の敵となり、人格を抑圧しているというニーチェの解釈。

一方でブルクハルトは次のように述べています。

「私は、人々が世界史という名のもとに情熱をもって理解しているようなもののために、歴史を教えたことはなく、基本的には予備教育的な科目として、歴史を教えてきました。

・・・・・・私は、狭義の学者や学徒を育成することはけっして考えませんでした。

ただ、各人は自分に個性的に語りかけてくる過去を独自の仕方で自分のものにすることができるし、また、そうすることが許されていること、そして、そこには人を幸福にする何ものかがあること、こういう確信と願望を聴講者が身につけて欲しいと思ったのです。」

ニーチェにとって生は、歴史よりもはるかに価値が高いものであり、しかも歴史は生にとって敵となりやすいものであったのに対してブルクハルトにおいては、歴史を学ぶことは、各人それぞれが独自に人生観を獲得する可能性を提供し、その意味で人間を幸福にするものだった、と著者である野田氏は考察しています。

このブルクハルトが持つ歴史観をもう少し追ってみると、以下の考え方が示されています。

「(われわれの)生存と歴史全体の目標は、謎めいたままである。」

「(歴史に登場する)偉大な個人の本質は、まさしく世界史の神秘である。」

ブルクハルトは歴史を観察する場合、外からなにか体系や法則といったものを持ち込んで、歴史をすべて知りえたと称する立場をきびしく排斥しました。

では、ブルクハルトはそう発言する一方で何を主軸に歴史を捉えようと試みていたのだろうかと疑問が浮かんできます。

それは、歴史とは“精神の連続体”という考え方です。

「私たちの出発点は、ただ一つの恒常的で私たちにとって可能な中心点、すなわち、忍苦し、努力し、行動する人間である。この人間のあり方は、現在もそうであるし、過去にもそうであったし、未来にも変わることはないだろう。」

歴史哲学者たちは、歴史を時間の縦軸にそって切り裂き、その縦断面のなかに始まりと終わりのある壮大な物語を読み込もうとするのに対し、ブルクハルトは歴史をどの部分で輪切りにしてもその横断面に見えてくる変わらざる人間の姿に歴史的考察の出発点をおこうとします。

つまりブルクハルトにとっての歴史とは、人間精神が変わらざる人間性に根ざしながら繰り広げてきた、始まりも終わりもない“精神の連続体”以上のものではないのだと、「歴史をいかに学ぶか―ブルクハルトを現代に読む」の中で野田氏は述べていましたね。

「歴史をいかに学ぶか―ブルクハルトを現代に読む」(PHP新書)野田宣雄(著)

「歴史をいかに学ぶか―ブルクハルトを現代に読む」(PHP新書)野田宣雄(著)

ブルクハルトにとって歴史を学ぶことは、“各人に人生観と世界観を獲得する可能性をあたえるもの”、また上記したように“そこには人を幸福にする何ものかがある”という意義のあるものであったようです。

しかし、またここで語られている “幸福”という言葉には深い意味で理解される必要があるということを語っていました。

最後に、その“幸福” についての興味深いブルクハルトの考察を紹介しておきますね。

「幸福追求の努力は、それ自体、けっして満足せしめられることがない。

とりわけ物質的な安穏をめざす努力はそうである。

人類は幸福のために存在するのではない。

その理由は、すでに人類がけっして幸福のために組織づけられていないということのうちにある。

満足はそのまま退屈を意味する。

あらゆる幸福問題を取り除いた後にはじめて、真理が始まることができる。

その真理とは、以下のようなものである。

自然史は、生存のための不安な闘争をしめしている。

そして、この同じ生存闘争が人間生活と歴史のなかに深く及んでいるのである。

能力ある者がめざすべきは、好むと好まざるとにかかわらず、幸福の代わりに認識である。」

我々が歴史から何を学ぶべきか?と問われたとすると、ブルクハルトの歴史観に大きなヒントが示されているように感じます。

様々な歴史の中で葛藤しながらも生きてきた人々の精神。

歴史を学び、彼らの精神を知る事はまた現代に生きる我々とその先人との一つの邂逅ともいえるものがあるのかもしれませんね。

そう、得てして、現代に生きる人間は、利害や気分を含めたエゴイズムで一方的に歴史に「幸・不幸」の価値判断を下す傾向があります。

また、昨今取りざたされている外交問題とそれに対する日本人の歴史認識にもそのようなことを連想せざるを得ない現状があるように思えます。

しかし、そのような歴史認識が上記したような“幸せの代わりとなる認識”となりうるのであろうか、ふと自らを顧みた時に何が残るのでしょうか?

そこに何も残らないのであれば、それは幸せの代わりとなる認識とはいえないのではないだろうかと考えられます。

現代に生きる我々の偏見を取り除き、先人の足跡を追う事。

そこに生きた人々が奮闘した軌跡、精神の中に我々が同じ人間、日本人としてその歴史の中に姿を見せる志、気概を持ち得るのではないかというその可能性を認識し、そしてそれをもとに環境・条件の違う現代に生きる我々も彼の姿から学び自らの方法で人生観を築き上げる事こそが大切なのではないだろうかと考えています。

歴史をいかに学ぶか時、「国の歴史とは国民の物語」という観点が、実は大事なポイントになってくると考えられます。

そもそも「歴史とは、常に解釈された歴史」であり、「事実の集まりがただ歴史を構成するわけではない」(佐伯啓思『「市民」とは誰か』)からです。

「「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす」(PHP新書)佐伯啓思(著)

「「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす」(PHP新書)佐伯啓思(著)

ところで「物語」というと、それは“フィクション(虚構)”ではないか、と口を尖らす向きもあるだろうと推定できます。

だが、この世界の中で、国家(国民)の来歴を“フィクション”で彩りしていない国はないし、「国家はまず、完全に想像力の産物として生まれるものである」(オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』)のだと考えられます。

「大衆の反逆」(岩波文庫)イ・ガセット,オルテガ(著)佐々木孝(訳)

「大衆の反逆」(岩波文庫)イ・ガセット,オルテガ(著)佐々木孝(訳)

それぞれの国は、当然の事ながら、固有の来歴を持っていますよね。

故に、他国と共通する歴史教科書など絶対に作れないし、種々の歴史問題もこうした視点から論議されるべきであろうと考えます。

歴史に関して、我々が深く考えることをせずに、如何に多くの間違った思い込みをしているかに気づけるかどうか。

例えば、『アンネの日記』の主人公・アンネを戦争犠牲者として捉えてしまうことについて、彼女の命日より以前、ドイツの支配が近隣諸国に及んでいた段階で停戦が実現していたとしても、彼女が強制収容所から解放されていた可能性は低いと仮定できます。

「アンネの日記 (増補新訂版)」(文春文庫)フランク,アンネ(著)深町真理子(訳)

「アンネの日記 (増補新訂版)」(文春文庫)フランク,アンネ(著)深町真理子(訳)

なぜなら、ユダヤ人抹殺は戦争行為の一環でなく、ナチスの政治目的だったから・・・・・・

彼女はユダヤ人抹殺計画によって殺されたのであり、戦争犠牲者ではないのです。

こう言った『アンネの日記』を反戦作品としてしまうような思い込みを払拭していくと、今までとは違った歴史が見えてくるはず。

【参考記事】

【参考文献】
「歴史を学ぶということ」(講談社現代新書)入江昭(著)

「歴史を学ぶということ」(講談社現代新書)入江昭(著)

「なぜ歴史を学ぶのか」リン ハント(著)長谷川貴彦(訳)

「なぜ歴史を学ぶのか」リン ハント(著)長谷川貴彦(訳)

「歴史をなぜ学ぶのか」(SB新書)本郷和人(著)

「歴史をなぜ学ぶのか」(SB新書)本郷和人(著)

【読書案内】
その歴史観を学ぶ目的で、参考になる図書を、「詳説世界史研究」巻末の読書案内で紹介されている書籍を記載しておくので、興味のある図書が有れば読んでみて下さい。

「詳説世界史研究」木村靖二/岸本美緒/小松久男(編)

「詳説世界史研究」木村靖二/岸本美緒/小松久男(編)

通史のシリーズ
『世界の歴史』 全30巻 (中公文庫) 中央公論新社、2008-10

『興亡の世界史』 全21巻 (講談社学術文庫) 講談社 2016-19

『新版世界各国史』 全28巻 山川出版社 1998-2009

『世界歴史大系』(イギリス史, アメリカ史, ロシア史,フランス史,ドイツ史, 中国史 スペイン史,南アジア史. 朝鮮史 , タイ史) 山川出版社 1990-刊行中

『中国の歴史』 全12巻 講談社 2004-05

『中国と東部ユーラシアの歴史』 佐川英治・杉山清彦 放送大学教育振興会 2020

『岩波講座東南アジア史』 全10巻 岩波書店 2001-03

『ヨーロッパ史入門』 全17巻 岩波書店 2004-09

『ドイツ史10講』坂井榮八郎 (岩波新書) 岩波書店 2003

『フランス史10講』 柴田三千雄 岩波書店 2006

『イギリス史10講』 近藤和彦 (岩波新書) 岩波書店 2013

『新しく学ぶ西洋の歴史―――アジアから考える』 南塚信吾・秋田茂 高澤紀恵 責任編集 ミネルヴァ書 2016

『世界史20講―――史料から考える』 歴史学研究会 編 岩波書店 2014

『市民のための世界史』 大阪大学歴史教育研究会 編 大阪大学出版会2014

『歴史を読み替える ジェンダーから見た世界史』 三成美保 姫岡とし子 小浜正子編 大月書店

『アメリカ史研究入門』 (他にイギリス史, フランス史, ドイツ史, 中国史, 中央ユーラシア史) 山川出版社 1991-2018

『世界史史料』全12巻 歴史学研究会 編 岩波書店 2006-13

『人類がたどってきた道 "文化の多様化”の起源を探る』海部陽介 (NHKブックス) 日本放送出版協2005

第 1 章 オリエントと地中海世界
伊藤貞夫『古代ギリシアの歴史 ポリスの興隆と衰退』 (講談社学術文庫) 講談社 2004 桜井万里子 橋場弦編 『古代オリンピック』 (岩波新書) 岩波書店 2004

橋場弦 『民主主義の源流古代アテネの実験』 (講談社学術文庫) 講談社 2016

平山郁夫シルクロード美術館 古代オリエント博物館編 『メソポタミア文明の光芒 一楔形文字が語る王と神々の世界』 山川出版社 2011

前田徹 他編 『歴史学の現在 古代オリエント』 山川出版社 2000

南川高志 『ローマ五賢帝――『輝ける世紀』 の虚像と実像』(講談社学術文庫) 講談社 2014 本村凌二・中村るい 『古代地中海世界の歴史』 (ちくま学芸文庫) 筑摩書房 2012

弓削達 『ローマはなぜ滅んだか』 (講談社現代新書) 講談社 1989

第2章 アジア・アメリカの古代文明
青山和夫『古代メソアメリカ文明 マヤ・テオティワカン・アステカ』 (講談社選書メチエ) 講談社2007

青山和夫 『マヤ文明- 一密林に栄えた石器文化』 (岩波新書) 岩波書店 2012 石井米雄・桜井由躬雄 『東南アジア世界の形成』 (ビジュアル版〉 世界の歴史) 講談社 1989 石澤良昭 「アンコール 王たちの物語 碑文・発掘成果から読み解く』(NHKブックス) 日本放送出版協会 2005

青山和夫 『マヤ文明を知る事典』東京堂出版 2015

岡村秀典『夏王朝中国文明の原像』 (講談社学術文庫) 講談社 2007

佐藤信弥『周理想化された古代王朝』(中公新書) 中央公論新社 2016

関雄二・青山和夫 『岩波 アメリカ大陸古代文明事典』 岩波書店 2005

鶴間和幸『人間 ・ 始皇帝』 (岩波新書) 岩波書店 2015

西嶋定生『秦漢帝国』 (講談社学術文庫) 講談社 1997

平勢隆郎 『よみがえる文字と呪術の帝国- 古代殷周王朝の素顔』 (中公新書) 中央公論新社 2001

籾山明「漢帝国と辺境社会 長城の風景』 (中公新書) 中央公論新社 1999

山崎元一 『アショーカ王とその時代インド古代史の展開とアショーカ王』春秋社 1982

冨谷至『木簡・竹簡の語る中国古代 書記の文化史』(増補新版) (世界歴史選書) 岩波書店 2014

桃木至朗 『歴史世界としての東南アジア』(世界史リブレット) 山川出版社 1996

第3章 内陸アジア世界・東アジア世界の形成
荒川正晴 『オアシス国家とキャラヴァン交易』(世界史リブレット) 山川出版社 2003

石井仁 『魏の武帝 曹操 正邪を超越した史上屈指の英傑』(新人物文庫) 新人物往来社 2013

石見清裕 『唐代の国際関係』 世界史リブレット) 山川出版社 2009

氣賀澤保規『則天武后』(講談社学術文庫) 講談社 2016

沢田勲 『冒頓単于- 匈奴遊牧国家の創設者』 (世界史リブレット人) 山川出版社 2015

城田俊 『ことばの道―もう一つのシルクロード』 大修館書店 1987

妹尾達彦 『長安の都市計画』 (講談社選書メチエ) 講談社 2001

谷川道雄 『隋唐世界帝国の形成』 (講談社学術文庫) 講談社 2008

林俊雄 『遊牧国家の誕生』(世界史リブレット) 山川出版社 2009

古松崇志 『草原の制覇 大モンゴルまで』 (シリーズ中国の歴史 ③ 岩波新書) 岩波書店 2020

三崎良章 『五胡十六国 中国史上の民族大移動』 (新訂版) (東方選書) 東方書店 2012

森部豊『安禄山 — 『安史の乱』 を起こしたソグド人』 (世界史リブレット人) 山川出版社 2013

李成市 『東アジア文化圏の形成』(世界史リブレット) 山川出版社 2000

第4章 イスラーム世界の形成と発展
私市正年 『サハラが結ぶ南北交流』 (世界史リブレット) 山川出版社 2004

小杉泰 『イスラーム帝国のジハード』 (講談社学術文庫) 講談社 2016

後藤明 『ビジュアル版 イスラーム歴史物語』 講談社 2001

後藤明 『ムハンマド時代のアラブ社会』(世界史リブレット) 山川出版社 2012

佐藤次高 『イスラームの生活と技術』 (世界史リブレット) 山川出版社 1999

佐藤次高 『マムルーク 異教の世界からきたイスラムの支配者たち』(新装版) 東京大学出版会 2013

佐藤次高 『イスラームの歴史 1-イスラームの創始と展開』 (宗教の世界史) 山川出版社 2010

佐藤次高鈴木薫編『都市の文明イスラーム』 (新書イスラームの世界史 講談社現代新書) 講談社 1993

清水和裕『 イスラーム史のなかの奴隷』 (世界史リブレット) 山川出版社 2015

高野大輔 『マンスール イスラーム帝国の創建者』 (世界史リブレット人) 山川出版社 2014

高山博『ヨーロッパとイスラーム世界』(世界史リブレット) 山川出版社 2007

東長靖 『イスラームのとらえ方』 (世界史リブレット) 山川出版社 1996

中村廣治郎『イスラム―思想と歴史』 (新装版) 東京大学出版会 2012

フィンドリー, 濱田正美『中央アジアのイスラーム』(世界史リブレット) 山川出版社 2008

カーター V (小松久男監訳佐々木神訳) 『テュルクの歴史 古代から近現代まで 明石書店 2017

ホーラーニー, アルバート (湯川武監訳・阿久津正和訳) 『アラブの人々の歴史』 第三書館 2003

三浦徹 「イスラームの都市世界』 (世界史リブレット) 山川出版社 1997

三浦徹編 『イスラーム世界の歴史的展開』 放送大学教育振興会 2011

森本一夫編著 『ベルシア語が結んだ世界 もうひとつのユーラシア史」 (スラブ・ユーラシア) 北海道大学出版会 2009

宮本正興 松田素二編 『新書アフリカ史』 (改訂新版) (講談社現代新書) 講談社 2018

家島彦一 『イブン・バットゥータの世界大旅行 14世紀イスラームの時空を生きる』 (平凡社新書) 平凡社 2003

家島彦一 『イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータイスラーム世界の交通と旅】 (世界史リブレッ 人) 山川出版社 2013

山根聡 『4億の少数派 南アジアのイスラーム』 (イスラームを知る) 山川出版社 2011

第5章 ヨーロッパ世界の形成と発展
阿部謹也 『ハーメルンの笛吹き男伝説とその世界』 (ちくま文庫) 筑摩書房 2013

伊東俊太郎『12世紀ルネサンス』 (講談社学術文庫) 講談社 2006

越宏一『ヨーロッパ中世美術講義』(岩波セミナーブックス) 岩波書店 2001

佐藤彰一 『中世世界とは何か』 (ヨーロッパの中世) 岩波書店 2008

高山博「中世シチリア王国』(講談社現代新書) 講談社 1999

中谷功治 『ビザンツ帝国千年の興亡と皇帝たち』 (中公新書) 中央公論社 2020

根津由喜夫 『ビザンツの国家と社会』 (世界史リブレット) 山川出版社 2008

ブラウン,ピーター (後藤篤子 訳) 『古代から中世へ』(山川レクチャーズ) 山川出版社 2006 ホイジンガ, ヨハン (堀越孝一訳) 『中世の秋』 上下 (中公文庫) 中央公論社 1976

第6章 内陸アジア世界・東アジア世界の展開
伊原弘 編『「清明上河図」を読む』 勉誠出版 2003

島田慶次 『朱子学と陽明学』(岩波新書) 岩波書店 1967

島田正郎 『契丹国 遊牧の民キタイの王朝』 (東方選書) 東方書店 1993

白石典之 『モンゴル帝国誕生』 (講談社選書メチエ) 講談社 2017

杉山正明 『大モンゴルの世界陸と海の巨大帝国』 (角川選書) 角川書店 1992

杉山正明 『クビライの挑戦 モンゴル世界帝国への道』(朝日選書) 朝日新聞社1995

杉山正明 『モンゴル帝国の興亡』 上下 (講談社現代新書) 講談社 1996

杉山正明 『世界史を変貌させたモンゴル時代史のデッサン』(角川選書) 角川書店 2000

冨谷至・森田憲司 編 『概説中国史 〈下〉 近世 近現代』 昭和堂 2016

内藤湖南 『中国近世史』(岩波文庫) 岩波書店 2015

平田茂樹『科挙と官僚制』 (世界史リブレット) 山川出版社 1997

藤井譲治、杉山正明 金田章裕編『大地の肖像 絵図 地図が語る世界』 京都大学学術出版会2007

野英二 堀川徹 編著 中央アジアの歴史・社会・文化』 放送大学教育振興会 2004

宮崎市定『科挙 中国の試験地獄』 (中公文庫) 中央公論社 1984

護雅夫 『古代遊牧帝国』 (中公新書) 中央公論社 1976

家島彦一 『イスラーム・ネットワークの展開』 (池端雪浦 他編『岩波講座東南アジア史 3 東南アジア近世の成立』) 岩波書店 2001

第7章 アジア諸地域の繁栄
生田滋 『大航海時代とモルッカ諸島 ポルトガル, スペイン, テルナテ王国と丁子貿易』 (中公新書) 中央公論新社 1998

石橋崇雄 『大清帝国への道』 (講談社学術文庫) 講談社 2011

小笠原弘幸 『オスマン帝国 一繁栄と衰亡の600年史』(中公新書) 中央公論新社 2018

岡田英弘編『清朝とは何か』 (別冊 「環』) 藤原書店 2009 岸本美緒 『東アジアの 『近世』(世界史リブレット) 山川出版社 1998

久保一之 『ティムール 草原とオアシスの覇者』 (世界史リブレット入) 山川出版社 2014

クラヴィホ, ルイ・ゴンザレスデ(山田信夫訳) 『チムール帝国紀行』 桃源社 1979

小谷江之 『インドの中世社会 村 ・ カースト・領主』 岩波書店 1989

小谷汪之 『不可触民とカースト制度の歴史』明石書店 1996

鈴木董 『オスマン帝国 イスラム世界の 『柔らかい専制』』 (講談社現代新書) 講談社 1992

鈴木董編 『バクス イスラミカの世紀』 (新書イスラームの世界史 講談社現代新書) 講談社1993

檀上寛 『明の太祖 朱元璋』 (中国歴史人物選) 白帝社 1994

檀上寛『永楽帝 華夷秩序の完成』 (講談社学術文庫) 講談社 2012

チャンドラ, サティーシュ (小名康之・長島弘 ) 『中世インドの歴史』 山川出版社 1999

長谷部史彦 『オスマン帝国治下のアラブ社会』 世界史リブレット) 山川出版社 2017

バーブル・ナーマ (間野英二 訳注) 『バーブル・ナーマームガル帝国創設者の回想録』 全3巻 (東洋文庫)2014-15

林佳世子『オスマン帝国の時代』 (世界史リブレット) 山川出版社 1997

弘末雅士 『東南アジアの建国神話』 (世界史リブレット) 山川出版社 2003 間野英二 『バーブルームガル帝国の創設者』 世界史リブレット入) 山川出版社 2013

宮崎市定『雍正帝 中国の独裁君主』 (中公文庫) 中央公論社 1996

村井章介 『中世倭人伝』 (岩波新書) 岩波書店 1993

第8章 近世ヨーロッパ世界の形成
ヴァザーリ、ジョルジョ(平川祐弘他訳)『芸術家列伝』 全3巻(白水ブックス) 白水社 2011 ガレン、エウジェニオ(澤井繁男 訳) 『ルネサンス文化史 ある史的肖像』(平凡社ライブラリー)平凡社2011

川北稔 『洒落者たちのイギリス史 一騎士の国から紳士の国へ』 (平凡社ライブラリー) 平凡社 1993

川北稔 『砂糖の世界史』 (岩波ジュニア新書) 岩波書店 1996

小泉徹 『宗教改革とその時代』 (世界史リブレット) 山川出版社1996

鈴木直志 『ヨーロッパの傭兵』 (世界史リブレット) 山川出版社 2003

別枝達夫 『海事史の舞台 ―女王・海賊・香料』 みすず書房 1979

ポメランツ, K (川北稔 監訳) 大分岐—中国, ヨーロッパ, そして近代世界経済の形成』 名古屋大学出版会 2015

森田安一 『図説 宗教改革』 (ふくろうの本) 河出書房新社 2010

第9章 近世ヨーロッパ世界の展開
浅田實 『東インド会社 巨大商業資本の盛衰』(講談社現代新書) 講談社 1989

岩井淳 『千年王国を夢みた革命 17世紀英米のピューリタン』 (講談社選書メチエ) 講談社1995

川北稔 『民衆の大英帝国近世イギリス社会とアメリカ移民』 (岩波現代文庫 岩波書店 2008 近藤和彦 『民のモラルーホーガースと18世紀イギリス』 (ちくま学芸文庫) 筑摩書房 2014 高澤紀恵 『主権国家体制の成立』 (世界史リブレット) 山川出版社 1997

玉木俊明『近代ヨーロッパの誕生 オランダからイギリスへ』 (講談社選書メチエ) 講談社 2009

角山栄『茶の世界史 緑茶の文化と紅茶の社会』 (中公新書) 中央公論社 1980

長谷川輝夫『図説 ブルボン王朝』 (ふくろうの本) 河出書房新社 2014

山之内克子 『啓蒙都市ウィーン』 (世界史リブレット) 山川出版社 2003

弓削尚子 『啓蒙の世紀と文明観』(世界史リブレット) 山川出版社 2004

第10章 近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立
エンゲルス, フリードリヒ (一條和生 杉山忠平記) 『イギリスにおける労働者階級の状態 19世紀 のロンドンとマンチェスター』上下(岩波文庫) 岩波書店 1990

小松春雄『評伝 トマス・ペイン』 中央大学出版部 1986

ジン, ハワード (富田虎男 他訳) 『民衆のアメリカ史 1492年から現代まで上(世界歴史叢書) 明石書店2005

遅塚忠躬 『フランス革命 歴史における劇薬』 (岩波ジュニア新書) 岩波書店 1997

トクヴィル, アレクシ・ド (小山勉訳) 『旧体制と大革命』(ちくま学芸文庫) 筑摩書房 1998

長谷川貴彦 『産業革命』 世界史リブレット) 山川出版社 2012

ホブズボーム, エリック (安川悦子・水田洋訳) 『市民革命と産業革命 二重革命の時代』岩波書店1968

松浦義弘 『フランス革命の社会史』 (世界史リブレット) 山川出版社 1997

油井大三郎 『好戦の共和国アメリカ戦争の記憶をたどる』(岩波新書) 岩波書店 2008

吉岡昭彦 『インドとイギリス』 岩波書店 1975

リグリィ, エドワード A (近藤正臣 訳) 『エネルギーと産業革命 連続性・偶然・変化』 同文館出版1991

第11章 欧米における近代国民国家の発展
大内宏一『ビスマルク』 (世界史リブレット人) 山川出版社 2013

木村靖二・近藤和彦『近現代ヨーロッパ史』 (地域文化研究) 放送大学教育振興会 2006

喜安朗『バリの翌月曜日 -19世紀都市騒乱の舞台裏』 (岩波現代文庫) 岩波書店 2008

柴田三千雄 『バリ・コミューン』 (中公新書) 中央公論社 1973

ダグラス, フレデリック (岡田誠一 訳) 『数奇なる奴隷の半生 フレデリック・ダグラス自伝』(りぶらりあ選書) 法政大学出版局 1993

谷川稔『国民国家とナショナリズム』 (世界史リブレット) 山川出版社 1999

谷川稔 『十字架と三色旗 近代フランスにおける政教分離』 (岩波現代文庫) 岩波書店2015

中野隆生 『プラーグ街の住民たち』(歴史のフロンティア) 山川出版社 1999

浜忠雄 『ハイチ革命とフランス革命』 北海道大学図書刊行会 1999

ヒル フェデリコ・G (村江四郎 他訳) 『ラテン・アメリカ その政治と社会』 東京大学出版会

フォーゲル、ロバート・W / エンガーマン, スタンリー・L (田口芳弘他訳) 『苦難のとき――アメリカ・ニグロ奴隷制の経済学』 創文社 1981

ベラー スティーヴン (坂井榮八郎 監訳, 川瀬美保 訳) 『フランツ・ヨーゼフとハプスブルク帝国』(人間) 科学叢書) 万水書房 2001

松宮秀治『文明と文化の思想』白水社 2014

マルクス・カール 『ルイ・ボナパルトのプリュメール18日 』 (平凡社ライブラリー) 平凡社 2008

良知力『向う岸からの世界史 一つの四八年革命史論』 (ちくま学芸文庫) 筑摩書房 1993

良知力 『青きドナウの乱痴気 ウィーン1848年』 (平凡社ライブラリー) 平凡社 1993

ローウィック, GP (西川進 訳) 『日没から夜明けまで アメリカ黒人奴隷制の社会史』 (刀水歴史全書) 刀水書房 1986

第12章 アジア諸地域の動揺
新井政美 『トルコ近現代史 イスラム国家から国民国家へ』 みすず書房 2001

飯塚正人 『現代イスラーム思想の源流』 (世界史リブレット) 山川出版社 2008

岡本隆司 『李鴻章 東アジアの近代』 (岩波新書) 岩波書店 2011

小倉貞男『物語ヴェトナムの歴史一億人国家のダイナミズム』(中公新書) 中央公論社 1997

柿崎一郎 『物語タイの歴史- 一微笑みの国の真実』(中公新書) 中央公論新社 2007

加藤博「イスラーム世界の危機と改革』 (世界史リブレット) 山川出版社 1997

加藤博 『ムハンマド・アリー 近代エジプトを築いた開明的君主』 (世界史リブレット人) 山川出版社2013

菊池秀明 『太平天国にみる異文化受容』 (世界史リブレット) 山川出版社 2003

斎藤照子 『東南アジアの農村社会』(世界史リブレット) 山川出版社 2008

坂本勉 鈴木董編 『イスラーム復興はなるか』 (講談社現代新書) 講談社 1993

白石隆 『海の帝国 アジアをどう考えるか』 (中公新書) 中央公論新社 2000

鈴木静夫 『物語フィリピンの歴史―『盗まれた楽園』 と抵抗の500年』(中公新書) 中央公論社 1997

チャンドラ, ビパン (栗屋利江 訳) 『近代インドの歴史』 山川出版社 2001

永積昭 『オランダ東インド会社』(講談社学術文庫) 講談社 2000

吉澤誠一郎『清朝と近代世界—19世紀』 (シリーズ中国近現代史 岩波新書) 岩波書店 2010

第13章 帝国主義とアジアの民族運動
アリギ, ジョヴァンニ (土佐弘之 監訳)『長い20世紀 資本, 権力, そして現代の系譜』 作品社2009

池端雪浦 『フィリピン革命とカトリシズム』 勁草書房 1987

今井昭夫 『ファン・ボイ・チャウー民族独立を追い求めた開明的志士』 (世界史リブレット人) 山川出版2019

岡本隆司『世凱 現代中国の出発』(岩波新書 岩波書店 2015

川島真 『近代国家への模索―1894-1925』 (シリーズ中国近現代史 岩波新書) 岩波書店 2010

木畑洋一『二〇世紀の歴史』 (岩波新書) 岩波書店 2014

小松久男 『近代中央アジアの群像 革命の世代の軌跡』 (世界史リブレット人) 山川出版社 2018

坂元ひろ子 『中国近代の思想文化史』(岩波新書) 岩波書店 2016

白石昌也 「ベトナム民族運動と日本 アジアーファン・ボイ・チャウの革命思想と対外認識』 南堂書店 1993

永積昭 『インドネシア民族意識の形成』 歴史学選書) 東京大学出版会 1980

深町英夫 『孫文一 近代化の岐路』 (岩波新書) 岩波書店 2016

福井憲彦 『世紀末とベル・エポックの文化』 (世界史リブレット) 山川出版社 1999

松本弘 『ムハンマド・アブドゥフイスラームの改革者』 (世界史リブレット人) 山川出版社 2016

山田朗 「世界史の中の日露戦争』 (戦争の日本史) 吉川弘文館 2009

第14章 二つの世界大戦
池田嘉郎 『ロシア革命 一破局の8か月』(岩波新書) 岩波書店 2017

石井規衛 『文明としてのソ連 初期現代の終焉』 (歴史のフロンティア) 山川出版社 1995

石川禎浩 『革命とナショナリズム -1925-1945』 (シリーズ中国近現代史 岩波新書) 岩波書店2010

石田勇治 『ヒトラーとナチドイツ』 (講談社現代新書) 講談社 2015

木村靖二 『第一次世界大戦』 (ちくま新書) 筑摩書房 2014

木村靖二 『二つの世界大戦』 世界史リブレット) 山川出版社 1996

グハ ラーマチャンドラ (佐藤宏 訳) 『インド現代史 1947-2007』 (世界歴史叢書) 明石書店2012

小杉泰編 『イスラームの歴史2 イスラームの拡大と変容』 (宗教の世界史) 山川出版社 2010 小松久男 『激動の中のイスラーム 中央アジア近現代史』 イスラームを知る) 山川出版社 2014

シヴェルブシュ, ヴォルフガング (小野清美 原田一美 訳) 『三つの新体制 ファシズム ナチズム、ニューディール』 名古屋大学出版会 2015

篠原初枝 『国際連盟 ―世界平和への夢と挫折』 (中公新書) 中央公論新社 2010

芝健介 『ホロコーストナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』(中公新書) 中央公論新社2008

趙景達『植民地朝鮮と日本』 (岩波新書) 岩波書店 2013

土屋健治 『インドネシア思想の系譜』 勁草書房 1994

富田健次 『ホメイニーイラン革命の祖』 (世界史リブレット入) 山川出版社 2014

内藤雅雄 『ガンディー 現代インド社会との対話 同時代人に見るその思想・運動の衝撃』 (世界歴史 叢書) 明石書店 2017

中嶋毅 『スターリン超大国ソ連の独裁者』 (世界史リブレット人) 山川出版社 2017

根本敬 『アウン・サン 封印された独立ビルマの夢』 現代アジアの肖像) 岩波書店 1996

林忠行 『中欧の分裂と統合 マサリクとチェコスロヴァキア建国 (中公新書) 中央公論社 1993

早瀬晋三 『未完のフィリピン革命と植民地化』 (世界史リブレット) 山川出版社 2009

古田元夫 『ホー・チ・ミン 民族解放とドイモイ』 現代アジアの肖像) 岩波書店 1996

マゾワー, マーク (中田瑞穂 網谷龍介 訳) 『暗黒の大陸ヨーロッパの20世紀』 未来社 2015

マゾワー, マーク (井上廣美訳) 『バルカン 『ヨーロッパの火薬庫』の歴史』(中公新書) 中央公論新社2017

村嶋英治 『ピブーン 独立タイ王国の立憲革命』(現代アジアの肖像) 岩波書店 1996

山室信一 『複合戦争と総力戦の断層 日本にとっての第一次世界大戦』 (レクチャー第一次世界大戦を考える)人文書院 2011

横手慎二『スターリン 『非道の独裁者』 の実像』 (中公新書) 中央公論新社 2014

和田春樹 『歴史としての社会主義』(岩波新書) 岩波書店 1992

和田春樹 『レーニン――二十世紀共産主義運動の父』 (世界史リブレット入) 山川出版社 2017

第15章 冷戦と第三世界の独立
池田美佐子 『ナセル アラブ民族主義の隆盛と終焉』 (世界史リブレッド人) 山川出版社 2016

岩崎育夫 『入門東南アジア近現代史』 (講談社現代新書) 講談社 2017

ウェスタッド、オッド・A(佐々木雄太・小川浩之 他訳) 『グローバル冷戦史—第三世界への介入と現代世界の形成』 名古屋大学出版会 2010

絵所 秀紀 『離陸したインド経済 開発の軌跡と展望』 シリーズ現代経済学) ミネルヴァ書房 2008

遠藤乾編 『ヨーロッパ統合史』 (増補版) 名古屋大学出版会 2014

小倉貞男 『ドキュメント ヴェトナム戦争全史』 岩波書店 1992

ガードナー,リチャード・N (村野孝・加瀬正一 訳)』 『国際通貨体制成立史』上下 東洋経済新報社 1973

久保亨 『社会主義への挑戦 1945-1971』 (シリーズ中国近現代史 岩波新書) 岩波書店 2011

倉沢愛子 『『大東亜』戦争を知っていますか』 (講談社現代新書) 講談社 2002

近藤則夫『現代インド政治 —多様性の中の民主主義』 名古屋大学出版会 2015

佐々木卓也 『冷戦 アメリカの民主主義的生活様式を守る戦い』 有斐閣 2011

白石隆 『スカルノとスハルト―偉大なるインドネシアをめざして』(現代アジアの肖像) 岩波書店 1997

末近浩太 『イスラーム主義 もう一つの近代を構想する』(岩波新書) 岩波書店 2018

末廣昭 『タイ開発と民主主義』(岩波新書) 岩波書店 1993 スチュアートフォックス, マーチン(菊池陽子訳) 『ラオス史』 めこん 2010

砂野幸稔 『クルマーアフリカ統一の夢』 (世界史リブレット人) 山川出版社 2015

古田元夫『ベトナムの世界史 中華世界から東南アジア世界へ』 東京大学出版 1995

マゾワー, マーク(池田年穂 訳) 『国連と帝国―世界秩序をめぐる攻防の20世紀』 慶應義塾大学出版 2016

松戸清裕『ソ連という実験国家が管理する民主主義は可能か』(筑摩選書) 筑摩書房 2017

水島司 『変動のゆくえ』 激動のインド) 日本経済評論社 2013

山田寛 『ポル・ポト 〈革命〉 史—虐殺と破壊の四年間』 (講談社選書メチエ) 講談社 2004

油井大三郎『戦後世界秩序の形成 ―アメリカ資本主義と東地中海地域 1944-1947』 東京大学出版1985

油井大三郎 「ベトナム戦争に抗した人々』 (世界史リブレット) 山川出版社 2017

和田春樹 『スターリン批判 1953~56年 一人の独裁者の死が, いかに20世紀世界を揺り動かしたか』作品社 2016

第16章 現在の世界
遠藤乾 『欧州複合危機 苦悶するEU, 揺れる世界』 (中公新書) 中央公論新社 2016

ギデンズ, アンソニー (佐和隆光訳) 『暴走する世界 グローバリゼーションは何をどう変えるのか』ダイヤモンド社 2001

酒井啓子『中東から世界が見える イラク戦争から 『アラブの春』 へ』 (岩波ジュニア新書) 岩波書店 2014

塩川伸明 『民族浄化・ 人道的介入・新しい冷戦―冷戦後の国際政治』 有志舎 2011

スタロビン, ポール (松本薫訳) 『アメリカ帝国の衰亡』 新潮社 2009

西崎文子・武内進一 編著 『紛争・対立・暴力 世界の地域から考える』 (岩波ジュニア新書)岩波書店 2016

藤田和子・松下冽編 『新自由主義に揺れるグローバル・サウス いま世界をどう見るか』 ミネルヴァ書房2012

フリードマン, トーマス (伏見威蕃訳) 『フラット化する世界経済の大転換と人間の未来』(普及版) 上・中・下 日本経済新聞社 2010

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