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ロジラテ思考「成果を上げるために、何を準備すべきか?についてお話します」#02

私達はビジネスで成果をあげるために、ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、クリティカルシンキング、ドラッカーなど、さまざまな学びをします。

書店いくといろんな書籍が溢れ、ちょっと立ち読みして「あっ!これはいい!」と思い、早速熟読して「明日から実践しよう!」と思っても成果がでなくて、がっかり。。。なんてことありませんでしたか?

いくらよいメソッドや理論を学んでも、それを実践して成果を生み出すための準備を怠ると、成果は簡単には上がりません。

今日は、いいメソッドを実践する前に、どのような準備すれば成果を上げられるようになるのかをお話します。

1.学んで実践しても、成果が上がらなきゃ意味がない

素晴らしいビジネス本を読んだり、いろんなセミナーに出席して「今日は、素晴らしい学びを受けました」との話を頂きます。

しかし、私は学んで「あぁ良かった」で終わるくらいなら、学んだ時間を他に使った方が有意義ではないかと思います。

何故なら、学んで成果を上げなきゃ意味がないと思うからです。

では、学んだことを今すぐ実践したら、成果が上がるのか?
答えはノーです。

ビジネス本やセミナーは、特定の分野に焦点を充てて解説していますが、いざ実践しようとしても、環境が整っていなければ成果を上げることは難しくなります。

2.学びを成果に繋げるための環境とは何か?

ビジネスの成果は、チームの協力なしでは上げられません。

そのためには、チームメンバーとインナーコミュニケーションの質を上げる必要があります。

インナーコミュニケーションとは、メンバー全員と目指す姿の実現に向かって、「何が起こって」、「何故それが起こって」、「仮説と課題をたてて」、「何をする」かを共有することですが、これにはかなりの時間を要求されます。

インナーコミュニケーションの時間を確保するために、業務の見直し、会議体の見直し、メールのルール化、報告のフォーマット化などを徹底的に効率化しなければなりません。

その結果、インナーコミュニケーションの質があがれば、やっと学んだメソッドを活かせる場ができたことになります。


3.環境作りの手順はどするか?

まずは、自分は何に時間を取られているのか知ることから始めましょう。

会議や資料作り、客先周り、一般事務などを細分化し、何にどれくらい時間が取られているのかを記録しましょう。

最低一週間、できれば1ヶ月計測すると、自分を支配している仕事が分かってきます。

それが分かったら一番大きく時間をとっている仕事で、「非効率な仕事」や「ムダな仕事」を思い切って廃棄するか、再構築することを考えてみてください。

その結果、短縮できた時間をインナーコミュニケーションに時間を再配分します。

具体的な考え方や、やりかたは以下の記事(URL)に書きましたので是非読んでみてください。

時間節約術|飯田利男|note

1.ロジラテ思考の時間節約術「ロジラテ思考で成果をあげる方法」」#B03|飯田利男|note

2.ロジラテ思考の時間節約術「報告書、メールの生産性を上げて、成果に繋げる方法」#B04|飯田利男|note

3.ロジラテ思考の時間節約術「会議の生産性を上げて、成果に繋がる仕事に時間を再配分する方法」#B05|飯田利男|note

4.ロジラテ思考の時間節約術「時間節約は本当にできたのか? 」#B06|飯田利男|note

コミュニケーション活用術|飯田利男|note

1.『伝え方、話し方』では伝わらない。『何を伝えるのかが10割』  #A01|飯田利男|note

2.相手の心を掴んで離さない行動論 #A02|飯田利男|note

3.『人が言語化できない事』はマーケットになる #A03|飯田利男|note

4.『分かり合えない人間関係』そのとき、やるべきこと #A04|飯田利男|note

5.ロジカル思考の罠。『ロジラテ』思考で成果をあげる行動論 #A05|飯田利男|note

6.インナーコミュニケーションは『伝え方が3割、話の質が7割』 #A06|飯田利男|note

7.成果があがるロジラテ思考「インナーコミュニケーション」の作り方 #A07|飯田利男|note


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