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自己分析の重要性がいまいちよくわからない人へ

就活を始めると出会うのが自己分析。
多くの方は「自分のことは自分が一番知っているんだし、自己分析なんてそんなに必要じゃない」と考え、深く自己分析をしていないのではないかと思います。
この記事を通じて自己分析の大切さをお伝えし、少しでも多くの就活生の手助けになればと思い書いてみます。


①強み・弱みの洗い出し

自己分析はもちろん多くの人が想像する通り、自分の強みや弱みを洗い出すためのものです。
自分の強みや弱みは自分が一番わかってると考える人が大半だと思います。そのため自己分析を後回しにしてしまう人が多いのだと思います。
しかし、案外自分の見ている自分と人から見た自分というのは異なってることが多いです。録音した自分の声ってすごく気持ち悪く感じませんか?これと同じで自分視点と他人視点では多くの相違点があるんです。
そのため自分視点のみで強みや弱みを判断して就活を行うと、自分視点のバイアスがかかった状態で戦うことになり、自分本来の良さを活かしきることができません。

そこで自己分析が重要になってくるんです。
自己分析は書き出したり、他人と話したり、自分の中からアウトプットすることで、客観的な視点から自分を見つめることができるんです。
主観でなく客観から自分を見てみると、思ってもなかった強みやPRエピソードを掘り起こすことができます。

②自己PR・ガクチカの洗練

自己PRやガクチカを書く際、結果に注目して書いてしまってはいませんか?
例を出してみますと、、、
【結果】私はTOEICで○○○点を獲得しました。
【過程】私はTOEICで○○○点を獲得するため、○○に取り組みました。
ガクチカ等で人事が得たい情報はあなたが目標に対しどのような取り組み方をするのかです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

本題に戻りますが、ガクチカや自己PRをより効果的なものにするためには、あなたの具体的な行動やその行動に至った思考の経緯などが必要になります。これらのパーツを見つけるためにも自己分析は非常に役立ちます。
自己分析を深めていくと自分の行動パターンが浮き彫りになってきます。

壁に当たった時、
①やり方を変える
②そのまま突き通す
③人に相談する

非常に多様な行動パターンがあり、あなたの中にも1つや2つこのようなパターンがあるはずです。
自己分析を通じこのパターンを見つけることで、あなたのガクチカや自己PRをより生き生きとしたものになり、選考においてより効果的なエピソードになります。

③自分の希望する企業条件の明確化

意外と見過ごされがちな点がこの3点目です。
さっきまでは散々就活の選考でいかに効果的に企業へアプローチするかについて書いてきましたが、正直それ以上に自分に合う企業を選ぶ方がよっぽど大切です。シンプルに考えてこれから数十年属するかもしれない組織を決めるのが就活です。自分がストレスなく快適に過ごすことができる環境を選ぶことは重視されるべき点です。

ではこれと自己分析にどう関りがあるのかについて。
自己分析は先ほどまでに述べた強みや弱みを掘り起こす作業ですが、それと同時に一緒に関わってストレスない関係性や環境、組織ルールなどを明確化する作業でもあります。

自己分析の1つに自分の年表を作成する方法があります。この方法を通じて自己分析をすると、今までの人生の中でこういう人と関わるのは好き、もしくは苦手。またこのチームでは自分らしく過ごせたなど、あなたが属したい企業の条件がたくさん出てくるはずです。
これらの条件を自己分析を通じてできるだけたくさん出すことで、数年後ストレスない良い環境を選ぶことができると思います。

就活は選別されるという意識が強くなりがちですが、自分も企業を選んでいるんだという視点を忘れないようにしてください。

終わりに

自己分析を深めると、もし面接でガクチカで伝えた強みに関して「別のエピソードある?」といった質問にも対応ができます。案外面接で聞かれると「そういえばどうなんだろ」と自分のことでも疑問に感じることはたくさんあります。是非本選考を受ける前に自分で自分に問うことで自己分析を深め、本番で堂々と自分の良さを伝える準備を万端にしておきましょう!


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