ずっとやっていれば誰かが見てくれている
おはようございます。チューバ奏者の河野一之です。
毎朝6:30~管楽器奏者が教えるブレスウォームアップ
不定期夕方チューバライヴ
をこちらの17LIVEという配信サイトで生放送しています。ぜひ覗きにお越しください。
僕はチューバ業界でも珍しい日本では縦バスと呼ばれるチューバ、正確に僕が使っているチューバ名を書くとBesson BE918というチューバを主戦力に演奏活動をしています。
日本ではこのチューバをプロの現場で使う人はいませんが、僕は一緒に演奏してくださる方々の幅の広い御心のもとにこのいわゆるトップアクションのチューバで金管バンド(Brass band)はもとより、オーケストラや ソロ、そしてレコーディングなどでも使わせてもらっています。(あなたがテレビや街角で聞いている音の中に僕の音があるかも知れません。)
そんな僕とBE981ですが、頑固に吹き続けて約10年、初めの頃は二年間イギリスに行っていて大学卒業後のコネクションなんて全てなかった僕には演奏の仕事なんてほぼ全くありませんでした。
さてどうしたものかと考えまずは僕が誰で何ができて、今後どうしていきたいのかをいつでも誰でもどこでもわかってもらえるようにホームページを作りました。
そして手当たり次第に自分が行いたい演奏の仕事を検索し、人に聞き応募をしまくったのです。
そうしてコツコツと演奏の仕事を増やしていきました。更に各種SNS、Youtube、noteなどで発信をしまくります。
これもその一環ですが、僕が誰で、何ができて、何を考え、どうしていきたいか
それをひたすら発信していきます。
するとここからも考えに賛同してくださったり、実際にお仕事の依頼をくださる方が現れるわけです。
そうして徐々に河野一之×縦バスというのが様々な方々の中で浸透していきます。
すると今度は更にこの縦バスが好きな方やこのチューバでなければ!という方々からご依頼を頂くようにもなるのです。
こうして少しずつ自分の好きなチューバで好きなことをし、そしてそれらが誰かの楽しみや幸せのためになっていくという循環を生み出していきます。
僕はとにかく「河野一之でないとダメ」という他の誰でも良い仕事というのはとにかく他の方々にお譲りさせて頂いてきました。なぜなら僕でなくてもいい仕事を僕がしてしまうとその仕事をやりたくてたまらなかった方の機会を奪ってしまうことにもなるからです。
ここにこだわって仕事も含めどんなことであっても、「あなたにしか」「あなただから」というブランドやプライドは持ってやっていくことで自分の世界を切り開いていくことができます。
ここで妥協をすると烏合の衆に巻き込まれてしまいます。
またこうしたこだわりと、経済活動も合わせて安定させていく、そうして継続をしていくことで自分の知らない波及効果が世に広まっていき、誰かの目に留まるのです。
最後に
僕は先日ご依頼があり、以前からの夢の一つであったBessonの試奏ならびにレビィーイング(楽器を試奏し感想をお伝えする仕事)を任されました。
夢だったということでBuffet Crampon Tokyoさんが求める感想を言えるかわからなく少し不安にもなりましたが、ご依頼をいただいたということで「僕だから」という自信を持ってお伺いさせていただいてきました。
おかげさまでとてもイイ時間を過ごすことができました。
まとめ
がむしゃらでも継続をしているだけで誰かが拾ってくれます。
これは間違いがない事実で、もしその実感がわかなければ理由は二つ
1、やり方に変更が必要
2、継続が足りない
このどちらかです。なのでぜひブレずにご自分の信念のもと継続をし続けてください。
お互い頑張りましょう。応援しています。
Thank you
Kazz
サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。