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僕たちが習わなかったお金の話。

河野企画代表、チューバ奏者、指揮者、金管バンド専門家、英語通訳、企画運営の河野一之です。

今日は僕たちが習わなかったお金の話。

自戒のためにもアウトプットしてみる。

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資本主義のこの世の中、100%必要になってくるのはお金。

どれだけ綺麗事を言おうが、お金が嫌いだろうがお金は生きていくのに必要なツール。

なのでお金の話が苦手な人、お金を稼ぐことにブレーキがあり「金稼ぎは金に汚いやつがすることだ!」と思う方はぜひここで読まれるのを終えてください。








何でも良いんだけど、何かを始める時、その最初の状態から稼いでしまった方が良い。


つまり初心者だろうがなんだろうが値付けをして報酬をもらってしまうべきだという主張だ。

理由はいくつか説明する。

まず第一に仕事における報酬(この場合はお金)っていうのはあなたが行なった仕事の対価、つまりお金=その対価ではなくて

あなたが仕事で生み出した仕事の価値=対価という話。

僕の4億倍わかりやすくご説明されている西野亮廣さんの「新・魔法のコンパス」はこちらから

例えば、あなたが全く同じ内容の音楽レッスンを行なったとする。

それを
・Aさん (アマチュアで音楽を楽しまれている方)
・Bさん(音大受験準備に勤しんでいる方)

となった場合、同じレッスン内容を行なってもその価値というのが変わってくるのがわかる。

・Aさんにとっては日々の音楽活動を少しでもより楽しくするための手段
・Bさんにとっては自分の進路、人生に影響することへの手段

となる。この時同じ内容でも受け手によって変わるよね。
Aさんにとっては趣味の延長上の話、Bさんにとっては人生の岐路での話。

これが
×仕事の対価=お金
○仕事で提供する価値=お金

例えば同じ1時間でもAさんにとっては¥8,000、Bさんにとっては¥15,000の価値を感じるかもしれない。

な・の・で、あなたが趣味でやっていようが、音大在学中だろうが、プロで活動していようが、はたまた全くの初心者だろうが、もはや違う楽器の奏者だろうが、それは受け手が価値を感じるかどうかなのでお金をもらっても良いか悪いかという話はまっっっったく関係ない。

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お金がかかった方が価値があがる。

理由二つ目が

無料だから、有料だから何かが変わるというのはよくない!
という風に言われるけど、だったら誰もギャンブルなんかしないわけで。

人は日々の暮らしに直結する「お金」が関わってくるとものすごい力を発揮する。

万が一情報が全く同じ内容でも無料で情報を手に入れるのと、有料で情報を手に入れるのでは受け取る側の真剣度が変わるので価値が変わる。

これは買う側としても全く同じで、無料レッスンを受けるよりも有料レッスンを受ける、さらに自分にとって高額と感じる金額であればあるほどその金額分もとを取らなくてはと価値が変わる。

無料配布されているチョコよりも、有料で高額なチョコの方がなんとなくおいしく感じやすそうなのと一緒だ。

そしてもう一つ利点、これはお金にブレーキがあればあるほど良いんだけど、例え初めて行う作業であっても「有料で提供」とすることによりそれに対する自分自身の準備への真剣度があがる。

そこで無料で行うと、
・初めてだから、初心者だから
・学生だから
・習いたてだから
・経験値が少ないから

と自分に言い訳ができてしまう。でも有料で、しかも自分が高いと感じる値段で行えばそれ相応の準備が必要なプレッシャーに襲われるので自然と質は高くなる。つまりモチベーションが上がるということだ。

(売れる売れないはその希少性と価値にかかってくるのでまた別の話で、今は内容の話だからね)

自分自身いくつか生まれて初めて行うことでも有料で提供させてもらったことがある。上記の通りモチベーションもあがるし結果的に大成功し自信に繋がった。

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まとめ

1、

×お金は労働の対価
○お金は提供した価値への対価

道端に落ちている粗大ゴミだって、普通は処理にお金がかかるぐらいだけど、熱狂的なファンがいるアイドルがその粗大ゴミの持ち主だったと知られていたらオークションで何百万とつく。それと同じ、つまり価値!

2、

お金は提供した価値への対価ということで、それを提供する側が初心者かどうか、学生かどうか、子供か老人か、女性か男性化なんていうのは全く関係ない。

受け取る側が価値を感じれば発信者側は何でも良い

じゃなきゃあんな空からただ降ってきた隕石の一部が何億円とか、ただのピカピカ光ってるダイヤモンドに何千万とか払わないでしょ?

大きな災害にあった直後の地域の方々にダイヤモンドを渡しても価値は低いよね?でも渡す人が子供か、学生か、レスキュー初心者だろうがその場に水と食料を持って現れたとする。

その価値って総理大臣がダイヤモンドを持って現れるより確実に今その場に必要なものだから価値は抜群にあがるよね。

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なので提供する側は正直誰でも何でも良いのだ。
受け取る側が価値を感じられれば。

今日はこんな話。


サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。