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周囲の自然やアートと共生する建築の在り方を体験する(青山建築デザイン・医療事務専門学校)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

建築系の学生を対象としたプログラム。様々な建築に触れられるよう自由度の高い行程で構成。

■開催日時
2022年11月23日(水)
■参加者
学生58名+先生2名+添乗員2名
■問い合わせ日
2022年6月7日(火)
■認知経路
電話問い合わせ

スケジュール

  9:02 宮浦港着
  9:30 ①本村レクチャー
       家プロジェクト、ANDO MUSEUM、直島ホール鑑賞
     ②ベネッセハウス ミュージアム、李禹煥美術館
       ヴァレーギャラリー鑑賞
     ※半分に分かれて①と②を交互に体験
16:00 自由時間@宮浦港
17:00 離島

特徴

プログラムの特徴

・本村散策前にベネッセアートサイト直島の活動背景や本村での取り組みについてレクチャーし、インプットの機会を設けた。
・建築系の学生のため、ANDO MUSEUMや直島ホールで案内できるよう、スタッフを配置した。

参加者の反応

・校内募集型のプログラムのため、写真を撮りためながら周遊したり、学生同士で感想を言い合いながら作品を鑑賞したり、建築の細部まで観察したり、来島の目的や興味関心が様々だった。

■感想

感覚的に好きだと思う作品が見つかった。形やフォルムに惹かれた。

戦争を連想させる作品があった。背景の色味や表情の描かれ方から、戦争に向かう絶望感を表しているように思った。

企画担当者からの評価

■満足度

5 / 5 点

■再利用意向

4 / 5 点

■コメント

施設をまわる前に事前の説明が良かったです。見るポイントなどを絞って効率よくまわることができました。

なかなか個人旅行では訪れることが少ない場所だと思うので、ガイド説明付きでまわれたことは大変良かったです。

まとめ・考察

・様々な目的で来ている学生が集まっていたので、冒頭に作品の見方や鑑賞のヒントをお伝えできればより深い鑑賞体験に結び付いたかもしれない。
・多くのアート施設、建築を巡る行程だったので、ここでの体験を通して学生がそれぞれどんなことを考えたのか、アウトプットを共有できる仕掛けをつくれたら良かった。(大黒)

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