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多様な表現に触れる(品川エトワール女子高等学校)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

滞在時間が限られていたため、来島前にオンラインにて事前レクチャーを実施。来島日は事前のインプットをもとに自由鑑賞で構成した。

■開催日時
2022年10月26日(水)
■参加者
生徒61名+教員5名+添乗員2名
■対象
高校2年生
■問い合わせ日
2022年9月9日(金)
2022年10月14日(金)オンライン事前レクチャー
■認知経路
ウェブ問い合わせ

スケジュール

  9:50 宮浦港着
10:20 李禹煥美術館、ベネッセハウス ミュージアム、家プロジェクト、
     ANDO MUSEUM、昼食(3グループ、バス2台で移動)
14:20 自由時間@宮浦港
14:55 離島

特徴

プログラムの特徴

旅行会社が作成してくださったスケジュールで対応。移動中のバス車内で施設紹介やガイドを実施。

参加者の反応

李禹煥美術館

普段あまりなじみのない作品に触れることができた。今後の制作のヒントに繋がりそう。

部屋の奥に進むにつれて天窓が暗くなっていたのが気になった。入口側から日中、夕方、夜と時間の移ろいを表しているように思った。

≪無限門≫のアーチ越しに海を見ると、海が三途の川のように見える。空も作り物のように見える。川の向こう側は天国で、会いたい人に会えるような気がした。

作品がシンプルなゆえに、普段気にならない単純な色や形について気付き考えるきっかけになった。余白が心地よかった。

企画担当者からの評価

■満足度

4 / 5 点

■再利用意向

4 / 5 点

アートに参加している感覚を多く得られる空間であり、 気づきの機会が多く設けられている点が良いと思った。

表現活動が「つながり」を創出することを実感できるプログラムであり、場所であると感じる。

時間の設定が懸念事項。

まとめ・考察

・「難しい」という声がある一方で、時間をかけて観ることで周囲の環境との関係性に気付いたり、考えたりする姿勢になっていた。鑑賞施設を限定し、一施設にかける鑑賞時間をもう少し長めに設定することでより深い鑑賞体験に繋げることができるかもしれない。
・行程が押したのと繁忙日であることが重なり予定していたフェリーに大型バス1台が乗れなかった。混雑時は予定よりも余裕のある行程で動く必要がある。(大黒)


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