SDGsクロスフォーラム(三井不動産)
この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
三井不動産のテナント企業向けの募集型研修プログラム。アート鑑賞を通じて社会課題を考えたり、企業間交流による新しいアイディア創出などを目指した。
スケジュール
【1日目】
8:30 高松港集合、チャーター船移動
9:30 犬島精錬所美術館、犬島「家プロジェクト」、犬島 くらしの植物園
11:45 犬島発、チャーター船移動
12:15 豊島・家浦港着、針工場にて昼食(島キッチンお弁当)
12:30 豊島産業廃棄物不法投棄事件レクチャー
15:15 豊島美術館
16:30 唐櫃港発、チャーター船移動
17:30 直島着、ベネッセハウス チェックイン・ご夕食
20:30 ベネッセハウス ミュージアム(対話型鑑賞)
21:30 終了
【2日目
8:45 ベネッセハウス ミュージアム(対話型鑑賞)
10:30 家プロジェクト
11:45 直島ホール 見学
12:00 昼食(島内飲食店)
13:00 李禹煥美術館(カードワーク)、ヴァレーギャラリー
14:45 地中美術館
16:15 直島発、チャーター船移動、解散
特徴
プログラムの特徴
参加者の声
企画担当者からの評価
■満足度
5/5
■再利用意向
4/5
目的であったテナント企業間のリレーション構築は深まった。業務上での連携など副次的な効果もあった。
■良かった内容
■改善点
まとめ・考察
・社会課題につながる体験から始めたいというリクエストにより、犬島・豊島からスタートするため、1日目の問いの設定が振り返りの時間になる点で工夫が必要。今回は食事後の夜のベネッセハウスミュージアムでの対話型鑑賞をその位置づけにしたが、もう一歩各自の関心事がアウトプットできるように検討したい。
・対話型鑑賞の体験機会を2回つくったことで、より思考や視点の傾向が分かり、複数の作品での実践が地中美術館での内省の質にも影響があったと思われる。
・作品鑑賞の対話を通じて自己理解と企業間交流を促せるようカードワークではペアでの実施とし、対話のしかけのアプローチを複数設けたのが効果的だった。(藤原)
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