アート鑑賞を通して、表現の幅を広げる(松蔭中学校・高等学校 アート部)
この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
2日間を通して様々な手法で表現された作品を鑑賞し、自分の制作活動における表現の幅を広げるプログラム。
スケジュール
■1日目(※アテンドなし)
■2日目
特徴
プログラムの特徴
・アテンド不在の1日目はワークシートを事前にお送りし、ファシリテーターがいなくても対話型鑑賞の思考プロセスを踏みながら作品鑑賞ができるようにした。
・ワークシートの内容を共有する時間を設け、他の人の考えに触れるパートを設けた。
・本村散策前に、ベネッセアートサイト直島の活動背景、集落やそこで展開する作品の特徴をお伝えし、自由鑑賞に向けた鑑賞のフックをつくった。
参加者の様子
・2日目に設けた振り返りの時間では、前日取り組んだワークシートを近くの人2~3名で共有し合ってもらった。宿泊先で加筆していたり、ワークシートに書き込んではいないが自分の言葉で作品の印象を話していたり、それぞれ熱心に作品鑑賞に取り組んでいた様子がうかがえた。
企画担当者からの評価
■満足度
5 / 5 点
■再利用意向
5 / 5 点
■コメント
まとめ・考察
・レクチャーは集中して聞いていた。自由鑑賞の直前に実施したことで、鑑賞したい作品を考えたり、周遊計画が立てやすくなったのではないか。
・レクチャーや振り返りの時間を設けたことで、作品を観て終わりではなく、思考を巡らせながら様々な表現の作品と向き合うことができたのではないかと思う。(大黒)