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瀬戸内スタディツアー(京都市立西京高等学校)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

宮浦ギャラリー六区を鑑賞し、直島の鍰の風景をめぐるフィールドワークを実施。

■開催日時
2023年3月6日(月)
■参加者
生徒31名+引率2名+添乗員1名+こえび隊3名
■対象
高校1年生
■問い合わせ日
2022年12月24日(土)
■認知経路
こえび隊からの依頼

スケジュール

12:30 宮浦港にて合流
12:40 宮浦ギャラリー六区、集落散策
13:40 自由時間@宮浦港、終了

特徴

プログラムの特徴

・こえび隊主催の瀬戸内スタディツアーを部分的に対応。
・アートの概念や表現手法の広がりを実感できるよう、宮浦ギャラリー六区を提案。
・鍰の風景を巡るフィールドワークを加えることで集落の様子にも目を向ける機会を創出した。

参加者の反応

・集落散策では周りをよく見渡しながら鍰レンガを見つけたり、地元である京都との違いを探したりしながらじっくり風景を観察していた。
・宮浦ギャラリー六区では「百年観光」のパネルを見ながら直島の観光客数の推移に着目し、瀬戸内国際芸術祭の影響について生徒同士で意見交換をしていた。
・館長である下道基行さんに資料館の特徴や移住の経緯等について質問したり、資料を読み込む生徒もいた。

企画担当者からの評価

■満足度

5 / 5 点

■再利用意向

5 / 5 点

瀬戸内「   」資料館の展示が魅力的だった。生徒たちからの質問が多かった。生徒たちにとって鍰は初めてのキーワードだったが、その鍰が集落のあちこちに使われていて、楽しみながら鍰探しができた。

こちらの都合だが1時間弱のプログラムは少し少なかった。振り返りや意見交換時間を次回は設けたい。

まとめ・考察

・瀬戸内「   」資料館の資料に目を通したり、アーティストの言葉を聞くことで、アートの概念の広がりや表現方法の多様性を実感できたのではないか。
・また、実際に集落を歩き、自分の目で展示内容を確認するプロセスは、瀬戸内「    」資料館のプロジェクトの理解に役立っていたように思う。
(大黒)

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