この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラムの概要
総合学習「かがわの魅力発見ツアー」の一環として、直島の集落を舞台に展開する作品を鑑賞し、地域の魅力を考えるワークを実施した。
スケジュール(日帰り)
特徴
プログラムの特徴
・滞在時間が限られていたため来島前にオンラインで活動背景等のレクチャーを実施。
・鑑賞施設は集落にて展開するアートプロジェクトを中心に構成。
・自由に散策する中で、作品だけでなく町並みにも目を向けられるようにした。
・移動しながら公共建築や島の雰囲気に触れられるよう、島内の移動手段は徒歩にした。
参加者の反応(生徒38名回答)
■満足度
4.5 / 5 点
■特に良いと思った内容
■改善点
■地域の魅力や課題を考える機会になったか
4.6 / 5 点
企画担当者からの評価(先生)
■満足度
5 / 5 点
■再利用意向
4 / 5 点
■コメント
まとめ・考察
・鑑賞施設の概要や特徴を伝えると熱心にメモをとりながら話を聞いていた。
・移動中に小学校など公共建築群を紹介。自分たちが卒業した小・中学校と比較をするなど生徒同士で会話が生まれていた。
・異なる集落で展開する作品を鑑賞することで、その舞台となっている地域の特徴を捉え、考えるためのヒントには多く触れることができたと思う。
・自由に集落を散策した後、どんな魅力、課題を考えたかを生徒同士で共有し合う時間を設けられると、自分の考えをより深めたり、自分にはない視点を得るきっかけに繋がったかもしれない。
・気温が高く、高低差のある道を長時間歩くのは体力的に厳しかった。島内の移動手段は再検討する必要がある。
(大黒)