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新しいアイディアに出合う(三菱地所・MAGUS)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

■開催日時
2023年7月28日(金)~29日(土)
■参加者
5名
■対象
三菱地所、MAGUS
■問い合わせ日
2023年5月23日
■認知経路
リピート利用

スケジュール

■1日目

12:30 ベネッセハウスミュージアム
    (対話型鑑賞、問いのワーク)
14:30 家プロジェクト
16:00 終了、ベネッセハウス泊

■2日目

10:00 心臓音のアーカイブ
11:00 豊島美術館、昼食
12:30 豊島横尾館
14:00 地中美術館
15:30 オフィスにて振り返り、意見交換
16:30 終了

特徴

プログラムの特徴

・参加者の希望により豊島を組み込んだ。
・日ごろからアートに親しんでいる方が多かったため、ガイドやタイムコントロールは最小限とし体験を重視した。

参加者の反応

・あらためて、地域とアートの関わりかたのテーマ設定を考える機会になった。その場所でそのアートを体験する意味がしっくりくると記憶に残る強度が強いと感じた。

・奥ゆかしい作品より主張を明確に感じる、もしくは強烈なものが好きなのかもしれないと感じた瞬間が印象にのこった。

・自分や周りの人と関わる感覚がとても印象的!

企画担当者からの評価

■満足度

 5/ 5 点

■再利用意向

5 / 5 点

■コメント

■理由
今回私たちは、他社・他部署のメンバーと共にアイデアを出すことを主目的にツアープログラムを依頼した。訪問希望箇所を伝え、プランニングをしてもらったところ、期待通り(期待以上に)発見がありアイデアが沸いてきたこと、参加メンバーが互いを知り、プログラム中にチームになっていったことが非常に大きな成果だった。

・訪問・鑑賞先については、お任せしたことがとても良かった。自分で計画した場合、おそらく訪問しなかった美術館もあったが、そこを訪れたことにより大きな衝撃を受けた。好きか嫌いかで聞かれると「嫌い」ですが、毎日好きなものだけを選んで生きている中で、自分の知らない世界を垣間見ることが今回のツアーでは必要だったので、やはり計画を作っていただいたことによる大きな効果だった。

■特に良いと思ったところ
当初より期待していた対話型鑑賞については、時間をかけて取り組む価値が大いにあった。
1. 解説していただいたり注意深く見ることで、島やエリア、建物ごとにいろんな想いやしかけがありその発見が楽しい
2. アートが身近になった(と思ったが、横尾館に行って「理解できない世界がある」ことを再認識した)
3. メンバーの話を聞いて「へぇ、そんな捉え方があるんだぁ」という発見の連続で、自分にないものの見方を吸収し、同時に仲間の考え方も分かることでチームビルディングにつながった。

■改善点
・特になし

まとめ・考察

・問いのワークから最後の振り返りまで、体験を繋げて思考を深めたり広げたりしてくださっていた方が多かった。
・天候が猛暑だったため屋外での時間を調整しつつ進行したが、家プロジェクトや屋外作品などもう少し鑑賞できるとよりアイディアにつながる体験を提供できたと思われる。(藤原)

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