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財源研究室のチラシを読んで 知ってどうなるか?

財源研究室のチラシを読んで どう思ってほしいか ということを考えてみました。

・国の財源が税金ではなかった
・日本の技術・設備・資源、働き生活する私たちことが 本当の財源だった

ということを知ることによって どう思ってほしいか

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・日本の未来に希望がある、大丈夫なんだ ということを知って

ひとりひとりの意識が変わることによって
社会のあり方も変わってくる 
ひとりひとりの理想の社会を描くことができる

ということではないか と思います。

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妹は 財源研究室のチラシを 読んで

「こんなことをわたし ひとりが知っても どうするんだ 具体的にどうしていったらいいんだ」 という感想を持ったそうです

・国の財源は税金ではなかった
・ほんとうの財源は 働き生活するわたしたち だった 

ということを知って ひとりひとりの意識が変わって 社会のあり方が変わってくる という
今すぐではない 未来の社会的メリット に加えて

「お金に対する考え方 とらえ方に変化が起こることによって 個人の生き方が
この現状のルールの下で 少しでも マシな選択ができるようになる ということが知るメリットではないかと思う」とわたしは妹に答えました。

「それと 今ほんとうに経済的にせっぱつまっている人に対しても 実際なんの役にも立たないトリビアではなくて

今、まさしく借金の返済が不可能で首をくくろうとしている人がいるとしたなら、 お金のために死ぬことはない ということを経済の仕組みから 伝えることができるのではないか?と思う」と。

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現状、現状の常識では
「お金がないから しかたがない」
「お金がないから わたしたちの生活が苦しいのも しかたがない」
というような 強力な思考停止 状態に陥ってしまっている

「財源がないのに 給付金のバラマキ 福祉の充実などの 国民のウケを狙った耳ざわりのよい政策は 将来の子どもたちにツケを残してしまう…」
「生活保護や 施しを受けること は恥」
「借金をしたら必ず返さなければならない 自己破産、借金を踏み倒すのは 道義に反する 人間として終わってる」
 というような認識を持っている人は多いのではないか と思います。


 本当をいうと銀行から借りた借金を踏み倒した場合 一億円の借金だったら、一億円 を社会に生み出した。その一億円がだれかのお給料になったに 違いありません。借金をしたら お金が生まれる。

 闇金や知人からお金を借りる のと 銀行からお金を借りる のでは全く異なるということは 一般的に知られていないことです。

 闇金や知人友人親戚から 借りたお金は返さないといけない、なぜならば その借りたお金は新たに生み出されたものではなく 過去だれかが生み出したお金を持ってきているから。

 もちろん 銀行から借りたお金も返していく ローンを返済していくことが
契約上 信義 道義的なことなのですが

 銀行から借りたお金が返せないからといって 首をくくる 死ぬことは全くない 自己破産をしても 恥 ではない ということだと思います。死ななくていい。死ぬほどの 価値が お金にはない
 
 もし銀行からお金を借りて、お金が返せない人がいたとしたら 彼は社会にお金を生み出した勇者であって 讃えられてもよいくらいです。

 そんなことをいうと 全く道義に反していて容易には受け入れられないのではないかと思うのですが…
借金からお金が生まれる 現状のシステムでは そうだと思います。

 銀行からの借金を返済する、ローンを完済すると お金は無に戻るだけのこと。

 世間の一般的な道義的、常識の お金のイメージと 実際には 大きな隔たりがあります


 生きていくために お金を得るためにガマンして働く ということが 当たり前だと思っている人が多いであろう この社会で

・実は お金は ガマンに値しないものだった 
・お金がなければ 死んでしまう に値するものではなかった 

 ということを知ったら 今までの人生のガマンは一体なんだったんだろう
 受け入れがたいことだと思います

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 技術革新が進んで ほんとうは毎日8時間も働かなくてもよくなっているのに 労働とお金が結びついているから「AIに仕事が奪われる、雇用が奪われる」という恐怖につながっています。

「仕事がない」のは当然 でむしろ 喜ばしいことであるのに

 昔はソロバンや電卓を使い徹夜でかかっていたような計算仕事が エクセルの表計算によりあっという間にできるようになったのでは? 

 
 古代ピラミッドの建設に1日1万人必要としていたとするなら 現代はショベルカーやクレーン車を使って100人ですむかも?

・技術革新は 労働から人間を解放するものである ものであるから
今まであった仕事がなくなって 当然

・お金を得るために 無理に仕事を作る、生み出す必要は本当はありません


 今の政府の助成金、補助金は 雇用促進事業 雇用創造協議会だの「雇用を生み出す 仕事を生み出す」ことが 善とされています。お金を得るために

仕事を作ることがいいことだ 
起業を応援するコンサルタント 
集客がうまくいかないコンサルタントを 応援するコンサルタント…

 経済を回すことは 好ましいことだとされていますが
 本当はわたしたちは 生きるために経済を回したとしても
 経済を回すために生まれてきたのではありません

 お金のために仕事を作って どうする
介護、医療、保育…人手が足りないのはどうして?


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 現状のルールでは本当は 仕事からは お金は生み出せません


 お金を生み出すことができるのは 銀行から借金をした時だけです

 仕事からお金が生み出せない ことは 本当は みんな知っているはずです

 家事 育児 介護 … そういう 家の中の仕事をいくらしても お金を得ることは現状 できていません 本当は重要な仕事なのに

 自分のこどもの世話をしても お金はもらえませんが…
 他人のこどもの世話をしたら お金はもらえます

 自分の家で料理や掃除をしても お金はもらえませんが…
 他人の家で料理や掃除をすると お金はもらえます

 介護士や保育士 医療従事者 学校の先生たち 待遇も労働環境も酷い状況が「財源がない」ことで放置されていて


 多くの人が ほんとは人の役に立っていない なんのためにあるかわからない仕事に我慢して従事していて 無意味な会議 時間を過ごして耐えている 満員電車に押し込まれて サービス残業 新商品 新製品 大量生産 大量廃棄というシステムはどうなんでしょう?
役に立っている!という自己肯定感が持てなかったりするでしょう

 ほんとうに人の役に立つ仕事 やりがいのある仕事は 過酷な労働環境…
 そういう今のへんてこおかしな社会が まっとうになったらいい

福祉や教育をはじめ
農業 林業や伝統工芸 他にも
儲からないけれど大切な仕事に関わる人が増え 
家の中の仕事 育児も尊い仕事だと認められ
1日4時間働く程度で 生活ができ…
ひとりひとりの暮らしを大事にできる 社会

「財源がないから できなくてしかたがない」ということは 本当はありません

 豊かさを感じられるゆとりのある社会であってほしい ほんとはできるから
ひとりひとりの合意で

 財源 豊かさの源は
紙切れでも数字でもなく 生きているわたしたちであるのだから



お金のなりたちや本質をわかりやすく伝えようとする活動は2007年から、2017年からは京都や滋賀県高島市でスペース運営をしています。並行してイラストレーターとしての活動をしています。サポートいただけましたらありがたく有効に活用させていただきます。