都築郷士 ちよつとはみだ詩・❲伍四❳ 附・詩人の為の(秋冬)ワードローブ集
最後の審判の喇叭の呟きが声高になるまで / 僕らは夏の庭でショパンを弾き / じっと聴き入る者のよう 半ば傾げた頭して / 夕暮れの後 客間で一人占いをしよう - ディラン·トマス
【ディラン·トマス】
僕はあんまり詳しくない
し、詳しくなりたいとも思はない
僕の詩は生命力の詩だ
この際言ひきつてしまふが
トマスは死の影をちらつかせて
それで小銭を得てゐるやうな人、
彼は煙草は嗜んだのかな
それとか酒の量 -
僕から申し上げると、彼の時期
西歐の詩は総ざらひ
アメリカに渡れよ、とかね、思ふ
し、實際やつた詩人もゐる!
で、もう過去の話なんだな、
終へてもいゝ話なんだな..
おつしまひ。
©都築郷士
【モッズよ】
音楽とファッションに加へ乗り物だつて
みんな危ないタンデムキメて
それが出來なきやモッドぢやないと
頭はどうだねしつかり護れよ!
と言つたところで揶揄ひにもならん!
(巨匠椅子を蹴つて出てゆく)
こゝから先内容に問題点あり、略。
©と言へるか・都築郷士
趾の臭ひする詩作なりかまど馬
こりやまた「腰折れ」の最たるものを..汗。趾の臭ひのと竃馬とをくつ付けてみたのだが、駄目すよね、これ。
※
病人を看る場所ですよさねかづら
眞葛は別名、美男葛。だからどうつてことない。これも腰折れ。
※
二度寝して夏まだ彷彿三尺寝
説明的な句だねー!註は他にはないですよ。駄句。
(©都築郷士)
【虚言箴言】
忙し過ぎて自分の首が分からない人よ。- ラ=ロシュフコオ (大嘘)
馘首されるとも知らないで、あくせく働くのを止めない人..労働、と言ふ概念は贋ラ公の時代くらゐから、ぢやないかな?
【今日の金ぼし】
温めたゞけのものなり料理ではなきをお膳に子よ育てとは
(©都築郷士)
料理より掃除・洗濯が..つてあーた、みんな全自動、おツムの代はりにAIくんが勘案してくれる、これぞ「現代の家庭科」。
つー訳でエンディングなんすけど、今回はあんまりな感じでせう。疲れてるから、このシリーズ維持するのに、ね。いつになるか分からないが、お休みは取ります。それまで大目に見てくつさい(埼玉弁)。
ぢや、恒例?の、アデュー!
ペット屋でまだ生きてゐる「夏」の虫
(©都築郷士)オマケ!
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