大事な人との、大事な時間を噛み締めて
最近、私の大事な人がどんどん遠ざかっている。遠ざかるというのは結婚、ジョブチェンジ、引っ越しなど、相手の環境変化によって今までの心地いい距離感から相手が離れてしまうことだ。
環境が変わることは、大抵その人にとって前向きで素晴らしいものであるから、私個人の「寂しい」って感情を、どうしても素直に伝えられない。相手のこれからの新しい生活を祝して「よかったね」と前向きな言葉を送ってあげたい。
でもふと我にかえるとやっぱり寂しい。お酒を飲んでいる時は特に感傷的になってしまい、何か吐き出したくなって、こうやって言葉を綴っている。
私の思う大事な人の基準は、心がその人に会いたい!と叫んでいるかどうかだ。大学を卒業して自由な時間が少なくなってきてからは、心が叫ぶ人もかなり限定的になってきた。だからこそ友達でも恋人でも大事な人には、無理矢理にでも時間を作って会いたいし、どこにいても会いに行っちゃいたい、いや、会いに行く。
改めて考えてみると、大事な人と少しでも一緒の時間を過ごせるのは、すごい尊いことだ。会うことを当たり前だと思わずに、会ってくれる相手にも感謝したいし、相手との会話や体験も1つ1つ大事にしたいと思う。
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