6年越しに母親にプレゼント渡した



先日、実家に帰りました。


そこで、6年越に母親にプレゼントを渡したときの話をします。



◆母親へのプレゼントを6年間放置


あれは私が大学1年生のときだ。


理由は覚えていないのだが、柄にもなく母の日のプレゼントを買った。


当時のバイト先へ向かう途中に、とてもいい感じの雑貨屋さんがあったので、そこでムーミンの化粧ポーチ的なのを購入した。


丁寧にラッピングもしてくれた。


しかし、あまりにも柄になさすぎて、結局渡すことはできなかった。


机の中にしまって、毎年、母の日が来るたびに渡そう渡そうとは思うのだが、渡さぬまま気づけば社会人になり一人暮らしを始め、6年の月日が経っていた。


◆6年越しについに渡す


つい先日、実家に帰った。


実家と行っても、今の住んでる場所から電車で1時間くらいで帰れる。


コロナの影響とかでしばらく帰っていなかったからかもしれない、何故か寿司なんか頼んでくれた。


寿司もうまかったが、母の味噌汁を久しぶりに飲んだらめちゃくちゃ美味しくてびっくりした。


お察しの通り、私は特別に家族と仲が良い訳ではない。しかし、久しぶりに帰るとやはり話は尽きない。


机が学生当時のまま、散らかったままだったので、そろそろ掃除しないとな〜みたいな話になり、父親が勝手に掃除し始めた。


正直、どこにエロ本とか入ってるかわからないから、あまり勝手にいじらないで欲しかったが、まあ、もう今更エロ本とか見つかっても良いやとも思った。少し大人になったかもしれない。


すると、父親が何だこれ?ってあの渡せなかったプレゼントを見つけた。ラッピングすら解かれていない。


ここぞとばかりに「ああ〜それ、何かの景品で貰ったやつかも。いらないから母ちゃんにやるわ」、みたいな感じで母に渡すことができた。


本当はもっと素直に、感謝の言葉なんかも添えて渡すべきだったかもしれないが、6年間のモヤモヤをようやく晴らすことができた。


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私は今まで、家族とはあまり向き合ってこなかったが、最近になって家族のことを考えるようになった。


何か親孝行がしたい。


次回は、もっと素直にプレゼントを渡せればいいのだが。



今回は以上です。







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