「信用」と「信頼」
だいぶ秋らしい気温になってきましたね。
都内の大学に通っている私は秋学期もオンライン授業になることが決定し複雑な感情のまま大学生活を送ることになりそうです...
ところで先日映画「星の子」の完成報告イベントでの芦田愛菜ちゃんが「信じること」について熱弁し話題になっていましたね。
マルモリのイメージが強い分こんなに成長しているのかと正直驚きました。
内容を要約すると
「信じるというのはその人自身を信じているのではなく、自分が理想としているその人の人物像に期待をしているんだ」ということでした。
これに関しては私も同じような考えなので共感できるものでした。
実際の映像を見たい方はこちらでご確認ください。
では、この考えについてもっと紐解いていきたいと思います。
タイトルに書いた通り信じるということには二つあります。
「信用」と「信頼」
この二つの違いを知っているか知らないかで生き方が大きく変わってくるかもしれません。
よく聞くのが信用と信頼は気持ちの大小だといったことです。
信頼は信用よりも気持ちの部分で重たいものだということですね。
ですがこれは間違っています。
信用と信頼は全く別物なのだということをまずは知ってください。
「信用」→信じて用いる
「信頼」→信じて頼る
まあ漢字で記されている通りなんですよね。
私の考えは「信用しても信頼はするな」といったものです。
その人の過去の行動を信じて用いたとしても未来は信じるなっという感じですかね。
例えば...
今話題となっている総理大臣を例に挙げてみますね。
Aさんの業績がとても素晴らしいもので総理大臣になってもらったとしましょう。
きっと皆さんはこの人なら大丈夫だろうと思いますよね。
ですがいざ総理になると特に大した成果が上げられませんでした。
この文章の中に「信用」と「信頼」の二つが出てきたのがわかりましたか?
「業績が素晴らしいので総理になってもらう」←信用
「この人なら大丈夫だろう」←信頼
信頼してしまったからAさんが皆を裏切ったという形になってしまいましたね。
では信頼しなかったらどうなっていたでしょう。
「この人になったんだな」程度に思っていればAさんが特に成果を上げられなくても裏切られたという思いはないと思います。
ここまで読んでいただければなにが言いたいのかわかってきたのではないでしょうか。
人は信頼してしまうがゆえに裏切られたという思いをしてしまうのです。
だったら簡単なことです。
信頼をしなければこの程度だったのかで済むわけです。
男女関係も同じことです。
結婚もしていないただの恋人だったら何一つ責任がないわけですからいつ自分のもとを離れていくかなんて分かりっこないのです。
勝手に信頼して勝手に裏切られたと思っているだけの自分勝手でしかないのです。
人は意外と弱い生き物です。
いつどんな風に変わってもおかしくないのです。
先のわからない未来を信じるよりも目の前の一つ一つをしっかり見ることのほうが大切なのではないでしょうか。
大半の人は期待と信頼を勘違いしてしまう人が多いです。
口では信頼していると言っても実際は期待をしてしまっているだけなのです。
「信用」と「信頼」この違いを知っているだけで今後の人生も大きく変わってくることでしょう。
皆さんの人生がより楽に生きやすくなることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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