📕悪口伝書鳩

人間って面倒くさいなって、時々思うことがあります。いつも全力で生きると詰まってしまうから、ほどほどに生きることを大切にしています。

毎日一生懸命な皆さんと人付き合いについて考えていきたいと思って、たまに『人間関係』に焦点を当てた投稿をしています。私の経験しか書き残すことはできませんが、少しでも心が楽になればと筆をすすめます。

会社、学校、趣味、近いところでは家族。様々な人に囲まれて生活をしていると思います。今回は私が思う『最も切るべき人間』の性質について説いていきます。

皆さんの周囲にもいませんか。わざわざあなたの悪口を吹き込んでくる人。

「〇〇ちゃんがこんなこといってたよ」
「あいつ、この間お前の悪口いってたよ」
「私はそうは思わないんだけど、〇〇がこういっててね」

いいですか。よく聞いてください。
はっきりといいます、ふりではありません。

悪口伝書鳩。

容赦なく全員切っていい。

いやいや、そうはいっても私のためにいってくれたのだと思うと純粋に感じている優しい皆さん。違います。彼/彼女たちは、あなたのためを思って伝えていません。日頃あなたに対して感じていることを人を使って代弁しているか、トラブルを起こしたいだけです。一番の敵です。あなたを陥れたいのです。だって、わざわざいわなくてもいいことを伝えているのですよ。

私がその場面に直面したらどうするか。まず、悪口伝書鳩と距離を置きます。そして悪口をいった相手の裏がとれれば、その人とのかかわりもやめます。学校や職場などパブリックな場面であれば、必要最低限のかかわり(挨拶や業務連絡等)しかもちません。プライベートの範疇であれば、容赦なく切ります。なぜなら自分にとってプラスになる人間ではないからです。

もし、私が誰かの悪口を聞いたらどうするか。(悪口をいわれた側が)大切な存在であれば、そんなことに耳を貸しません。話を聞いたところで関係性を変えるつもりは毛頭ないからです。ただただ受け流します。あなたはそう考えるかもしれないけれど、私はそうは考えないという意思表示です。その態度が気に入らないという人もいるでしょう。そうしたら切ってもらって構わないのです。

強い人などこの世には一人もいません。見知らぬ誰かの顔色まで気になってしまう人だっている。私だってそりゃ万人に好かれた方がいいなと思いますが、そんなのは無理です。だからこそ自衛が大切なのです。嫌な相手とはかかわらない。悪口伝書鳩とは縁を切る(そうせずとも勝手に切れるのですが)。

自分の心を健やかに保つには、人間関係を選ぶ必要があります。友達は選んでいいのです。もちろん文中に書いたように、仕事や学校で全ての縁を切ることが難しい場合もあります。そのときは『必要最低限』を意識してください。いい顔しなくていいし、良いように思われなくていいのです。自分の気持ちが一番大切です。ただし、相手を不快にさせないこと。これも重要です。

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人間って不思議なもので、口先では『嫌いだ』とかいっておきながら仲良くしているケースなんかもあります。あんなのペテン師で信用なりません。そういう人も私は避けています。

もちろん露骨に態度に出したり、不快感を示すのはスマートなやり方ではありません。あくまで他人に接するように『丁寧』を心がければ良いのです。わざわざ親切にはしなくてもいい。あなたの優しさをすり減らしてまで付き合うべき人間は存在しません。

そんなふうに過ごしていると、本当に大切な人だけ残ります。そうすると周囲のありがたみを覚えると同時に、優しい気持ちになれます。

人間関係でつまづいたら我慢しないでください。悪口伝書鳩なんかに時間を割く必要ありません。あなたを大事にしてくれる人は、優しく肯定してくれます。指摘をするときは、温かい言葉を選んでくれます。

嫌な奴に時間を割けるほど、人生は長くありません。時は金なりです。