【ツイッター小説】小さき命(138字)【投げ銭】
家の台所で迷子になってたから、助けてあげようと思った。
伸びたヒゲみたいなのをひくひく動かして怖がってそうなのを、
両手で包んであげて、大丈夫って必死に慰めて。
それをママは、
手離しなさいって言って。
離した瞬間、スリッパで叩き潰して。
「手を洗いなさい」って怒鳴って。
(完)
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