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映画とお酒 "お酒用語を映画から" キングスマン ゴールデンサークル プルーフ

今回のテーマはお酒の用語
連続ご容赦下さい
" キングスマン・ゴールデンサークル "
この映画、お酒シーンが多く
そしてなかなか洒落た使い方です。

敵組織のアジトのウイスキー蒸留所に潜入する
エグジー(タロン・エガートン)と
マーリン(マーク・ストロング)の二人。
が、敵との格闘の末に捕まり
椅子に拘束されてしまいます。

相手の男の名はテキーラ(チャニング・テイタム)
そして始まる尋問
二人にこの蒸留所のバーボンをかけながら
「アルコールの度数を " プルーフ "
と言う理由は?」

「昔 海賊はラム酒の強さを知るため
火薬の上にたらした」
自分で一口飲んで
「火薬に火をつけて燃えれば
強い酒の " 証拠 (プルーフ) " だ。
いいラム酒というわけだ。」

恐れる二人にバーボンをかけ続け
そして、ライターで火を付けようと。
緊迫のシーンですけど
セリフに聞き入ってしまいます。

プルーフはアルコール度数を表す単位でして
アメリカ、イギリスで蒸留酒に
伝統的、慣習的に使われています。
バーボンのラベルで結構見ることありまして
このシーンもちょっと感心でした。

おまけにこの後の二人のセリフを
マーリン
「君たちがウイスキーと呼ぶこの馬の小便は
スコッチと比べたら酒ではない」
エグジー
「バーボンのコーラ割りは好きだけど、くたばれ」

それぞれ表向き
高級テーラーの
イギリスのスパイ組織のキングスマン

バーボン蒸留所の
アメリカの組織ステイツマン

イギリス対アメリカを
スコッチ対バーボンに
お酒は国の誇り、かなり強い様子です。

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