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カシャッサの名産地 「パラチー」と「カシャッサのお祭り」

久々の投稿です。最近訳あって情報収集とか勉強とか、インプットすることばかりでしたが、ちょっと余裕ができたので、またいろいろ共有していきたいと思います。

今回は以前カシャッサリアの記事を書いたときに触れた
https://note.com/barjulep/n/n78bed9f36e70
リオ・デ・ジャネイロのパラチー(Paraty)について。

パラチー は過去に3度過ごしたことがあるお気に入りの場所。またカシャッサのメッカと言われリオ・デ・ジャネイロ郊外の人気リゾート地でもあります。日本人は訪ねる機会の少ない場所だと思いますが、1泊だけでもゆったり楽しめるところ。

パラチーへの行き方

パラチーはリオ市内からバスで約4時間半。まずブラジルの長距離バスターミナル「ホドヴィアーリア(Rodviaria)」に向かいます。リオのホドヴィアーリア付近はあまり治安がよくないので心配な方はタクシーで。パラチー 行きは COSTA VERDE という会社のバスが一日5本ぐらいは出ていて、さほど混まないので当日にチケットを手配しても問題なし(心配でしたらネットでの事前予約も可)乗車料金は約80レアルドル、今のレートだと約1600円になりますが通常は約3000円くらい。ブラジルの長距離バスは広いブラジルの重要な交通手段になっていて、どのバスも快適でゆったり過ごすことができます。

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到着、個人まりとしたパラチー のホドヴィアーリア

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ホドヴィアーリアから中心部へ向かう道中、日々の暮らしが感じられるブラジルの田舎って感じです。

パラチー ってどんなところ?

パラチーは18世紀にミナス・ジェライス州でゴールドラッシュがあった時にミナスの金鉱からパラチーまでは「Caminho do Ouro(黄金の道)」が建設されミナスから運ばれた金の輸出港として栄えた街です。

また当時カシャッサも木の樽に入れ、この道をパラチーからラバでミナスへ。その間カシャッサに樽の色が付き、パラチー ではホワイトのカシャッサ、ミナスでは色の着いた(熟成)カシャッサの生産が増えたと言われています。

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中心部(旧市街)にはポルトガル統治時代の街並みが残っていて、国の歴史地区に指定されています。約200年前の教会に石畳の歩道、コロニアル風のカラフルな建造物が並びゆったりとした時間が流れています。地元ブラジル人たちは気さくで明るくとても親切。

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宿泊は「ポサーダ Posada」がオススメ。ポサーダとはポルトガルでは古城や修道院などを改装した国営のホテルのことですが、パラチー のポサーダはもっと個人まりとした感じの国営宿といった感じ。ハイシーズン以外はそんなに混まないので当日ゆっくり回ってお気に入りのポサーダを見つけるのも良いかも。

前回泊まったこのポサーダおすすめです!
http://www.conchasdeparaty.com.br/

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宿泊先を決めたら真っ先にビーチに。パラチーのビーチは Costa Verde(緑の海岸)と呼ばれ正にそのまま。ここでカイピリーニャ飲むのがいつもの定番。

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こんなカイピリーニャも、見た目は可愛いけどキツかった・・笑

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まだ行けていないけどボートに乗って湾の小さな島々や周辺の入り江に出かけてみるのも良さそう。パラチーはトゥピ族の言葉で「魚の川」という意味でいろんな魚がいるみたい。地元シーフードの料理も多彩なのでぜひ。

カシャッサのお祭り

そしてそして毎年8月に開催される「Festival da Cachaça」
普段はゆったりとしているパラチーがこの時期だけは賑わいます。元々はこの地域の伝統でもあるカシャッサを港を訪れる人に広めるため始まったイベントでしたが、今では全国各地からファンが押し寄せお祭りムードに。

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中に入るとパラチー産カシャッサブランドのテイスティングブースがズラリ。このフェスはエントランスが無料となっていて、各ブースでのテイスティングは大体100〜300円程度。ブランド推奨のカクテルも楽しむことができます。

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日中は軽く飲みながら、パゴーヂ(サンバセッション)が聴けたり、屋台料理が楽しめたり。因みにパゴーヂはブラジルのどの街でも見ることができるブラジル渡航の楽しみの一つ。

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夕方からはどんどん人が押し寄せ、夜中はライブで盛り上がります。僕が参加した時にはセルタネージョ -Sertanejo-(ブラジルのカントリーミュージックとポップがミックスしたようなスタイル)のバンドが中心。セルタネージョは「ブラジルの心」と言う人もいるくらい伝統ある人気ジャンルです。

深夜1時くらいにはポサーダに戻りましたが、この時期は会場近くのお店も遅くまで空いているので、みんなオープンエアーで飲んで喋って。ホント、ブラジルの人ってオープンエアーが大好き。

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朝起きたら天気がよかったので海岸まで・・
コレ加工なしです。地球の真裏、ぼーっとしちゃいますよね。

ブラジル、行けるようになるまでしばらくかかりそうですがリオ市内に滞在する際にはぜひー

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