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日本で飲めるラム・リキュールたち

前回の記事(ラム酒とカシャッサの漬け込み酒)で触れた2ブランドのラムリキュールシリーズ。日本でも楽しむことができます。まず一つ目がこちら。

ラオスのラム「LAODI ラオディ」

東南アジア、インドシナ半島の内陸にある小国「ラオス」ニューヨーク・タイムズでは「世界で最も行きたい国」第1位に選ばれたことがあるそう。その地で日本人が「LAODI ラオディ」というラムを生産しています。

こちらがLAODI のラムリキュール(右の5本)
それぞれ素材にこだわりがあり飲みごたえがあります。

素材にこだわりを持ち作られるラムリキュール
○ラオディ ウメ リキュール
チェンマイの標高1300mで育った日本の古木梅の濃厚な梅の実だけをピュアシュガーケインラムに漬け込んでいる
○ラオディ コーヒー リキュール
ラオスのボロベン高原で作られた良質のコーヒー豆を使用
○ラオディ シュガーケーン リキュール
無農薬のさとうきびを使った優しい甘さのリキュール
○ラオディ パッションフルーツ リキュール
濃厚な香りと酸味が特長のシェンクワン産の無農薬栽培パッションフルーツ
○ラオディ プラム リキュール
シェンクワンの無農薬栽培プラムを漬けこんだリキュール
○ラオディ ココナッツ リキュール
ラオス産ココナッツを使用

*もちろん、ホワイトとブラウンもオススメです。

容量が500mlで購入しやすいのが嬉しい。
個人的には「ウメ」がお気に入り、ソーダ割りもいけます。

こちらがラオスの地でラムを造り続けている井上育三さん。何度かお仕事でご一緒させて頂いてますがとても情熱溢れる素敵な方。ラオディ蒸留所、状況が落ち着いたら必ず行きたい場所の一つです。


Craft Japanese rhum LAODI
http://rhumlaodi.com/jp/index.htm

セント・マーチンの果実「グアバベリー」のラム・リキュール

こちらも仲良くさせて頂いているいつもナイスなウエストサバンナストリート森代表がカリブ海セントマーチン島での出会いと思いから輸入を始めたグアバベリー・ラムリキュール。

因みにセントマーチンは北半分はフランス領、南半分はオランダ領。2つの文化が共存し仲良く島を分け合うフレンドリーアイランドと言われています。タクシーのナンバーにも。

これがグアバベリー。
セントマーチンの国境付近の山で収穫される赤紫あるいはオレンジの小さな果実。ビタミンCが豊富なクランベリーの仲間だそう。

面白いのがラムが熟成されているオーク樽の中に直接グアバベリーを入れ漬け込んでいるところ。漬け込み作業と樽熟成が同時に進んで行くことにより濃厚で優雅な甘さと複雑みが感じられるラム・リキュールに。

その他のアイテムはこちら。
○セントマーティン リパブリックラム 5年
オーク樽で5年熟成させたゴールドタイプのラム
○セントマーティン バニラ
フレンチカリビアン産バニラビーンズとオレンジピールを漬け込んでます
○セントマーティン アーモンド
アマレットに似た味わい。
“アマレット・オブ・カリビアン”

個人的にはリパブリックラムのトマトジュース割り、バニラで作るピニャ・コラーダ、アーモンドのジンジャーエール割りがオススメ。

そして僕が興味を持ったのが商品ができるまでの経緯。セントマーチン島では元々産業が少なく、旦那さんは近隣諸島へ出稼ぎに行っていたのですが、その家族が毎年クリスマスにこのグアバベリーを漬け込んだお酒を用意して旦那さんの帰りを待っていたとのこと。その話をモチーフに商品化されたのがこのグアバベリー・ラムリキュール。

Sint Maarten Guavaberry Island Folk Liqueur
http://www.guavaberry.jp/

グアバベリーとラムリキュールシリーズ、ぜひぜひーこの時期に飲んでみてください!Julepでもプッシュです。

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